一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2021.10.24 弥山

2021年10月25日 | 大峰山脈
この日は朝は冷え込むものの昼からは穏やかな晴れ間が広がるとの予報。
久しぶりに大峰の山に登りたいと思い行者還トンネル西口の有料駐車場から少し下の無料の場所に7時過ぎに到着。
当初、169号から来たので90番ポストか行者還トンネル東口に停めようかと思っていたが、なんとなく通り過ぎてしまいトンネルを抜けたので有料駐車場が一杯なのを横目で見ながら停めた。
停めていない自分が言うのは何なんだが、この辺り有料場所の駐車料1000円は少し高すぎるように思うのだが・・・
支度を整えて7時20分に出発。



ツアーバスも2台停まっていて多くの人が山に入っている様子。



こちらも登山届を記入して提出。
放射冷却で相当気温が下がったようで歩きながら早く身体が暖まらないかなあなどと思う。
橋を渡って尾根筋の登山道には多くの人が登って行くので左手の谷筋を遡って行く。
以前に情報を見ていて一度歩こうと思っていたのとヤマレコにトラックログがあるので参考にする。
ヤマコー地図の破線ルートにもなっている。
落葉で隠れ気味だが踏み跡と赤テープを頼りに左岸を登って行く。
やがて右岸に水量は少ないが滝が現れる。



巻き道を登って行くと鉄柵の橋や木道が整備されていた。





この木道を登った先は斜面をジグザグに登って行くが結構急な所を通るので注意が必要だ。
やがてシャクナゲが見え出すと尾根筋の登山道と合流した。
尾根筋の登山道を登るより時間はかかったが静かな登りを楽しむことが出来た。



合流地点からは一登りで奥駈道出合に着いた。



奥駈道は青空の下、ナナカマドの赤い実やイロハカエデ?の黄葉が目を楽しませてくれる。





9時40分、聖宝の宿跡に着いた所で一服する。



前日の土曜日に娘が誕生祝いに梅田で中華料理をご馳走してくれた帰りに立ち寄った阪急で買った清水屋のクリーム入りのアンパンを食べる。
甘みが強めのとても美味しいパンだった。



登っている人が多く、足の速い人が来ると写真を撮ったりしてやり過ごす。





やがて名所?の階段場に差し掛かりゆっくり歩を進める。



高度も上がって来て大普賢岳や稲村ヶ岳が斜め前方に望める。





上を見上げると波のような雲が出ているのと彩雲が見てとれた。







やがて10時45分に弥山小屋前に到着。



結構しんどかったので八経ヶ岳は後にして一登りの弥山山頂へ。



しばらく八経ヶ岳の景色を眺めてから小屋に戻り、ベンチで休憩させてもらう。
お湯を沸かしカップ麺とオニギリを食べて過ごす。
お腹も膨れて来ると少ししんどかったこともあり先の八経ヶ岳に行くのはどうでもよくなる。
12時近くになってきたのでここで下山することにして小屋を後にする。





体調が芳しくなくて途中の拓けた場所でしばらく様子を見る。
もうカメラを構える気分では無くてウエストポーチのカメラバッグもバックパックに仕舞い込む。
30分ほどしたら体調も回復してきたのでストックを出してゆっくり下る。
聖宝の宿跡からは微妙なコブのような登りが何度かあり息が切れて辛かった。
ようやくのことで奥駈出合に着いた時には下るだけなのでほっとした。
但し、ここの下りは急な上に荒れている所も多いので慎重に下る。
ちょうど16人のツアーの後ろになったのでゆっくり同じペースを維持。
半ば辺りで休憩を入れるとのことで先に下ることにする。
ザレた斜面では足を滑らすこともあったが難なく駐車地まで下ることが出来た。
帰り支度をして帰りの道も169号線で帰ろうと思ったが、天川村経由で帰ると20km程短く、早く帰りたかったので309号を下る。
天川村まで対向車と5台擦れ違ったがさして問題無く通過出来た。
この309号暗い内は通る気がしないが日中の帰路ならまた通ろうかなと思った。
天川村からは然したる渋滞にも合わず自宅に帰ることが出来てやれやれの一日を終えたのだった。





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