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東武佐野線沿線CITY-GUIDE 〔カテゴリーからお入り下さい〕

こならの森206号

2008-07-20 | 201号~220号
       ■こならの森206号■2005.6発行
表紙 「タチアオイ 」
C・o・n・t・e・n・t・s

■こならの森7月号■

としこの巻頭詩………………………3
イメージサークル……………………4
ヤンバルのー子の青春レストラン…5
特集「大きい町、小さい村」………6
風の独り言…………………………16
書評/絵本紹介……………………17
三鴨の窓辺から……………………18
各市文化会館情報…………………20
インフォメーション………………22
 [映画・CD・ビデオ・コンサートetc.]
 イベント情報/協賛店マップ

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【本文抜粋記事】

大きい町小さい村

大きい町、小さい村

 ある時、行田方面へ行こうとしたのに、どうやら熊谷方面に向かっていると気がついたとき、通りかかったのがこの町だった。後で、地図で調べたら南河原村と言うのだそうだ。近くには北河原という地名もある。だいぶ小さな村だと思った。しばらくして、また気になった。
 地図で見ると本当に小さい。もしかしたら、関東地区で一番小さな村かも? そこでホームページで調べてみることにした。でもどうやら合併協議会が立ちあがっていて、行田市と一緒になるらしい。小さな村も消えゆく運命か。
 地図を見ると少しいびつな左を向いたワニ(行田市)の下あごにあたるのが、南河原村だ。その歴史を見て驚いたのは、「明治22年の町村制施行により南河原村、犬塚村、馬見塚村、中江袋村の4村」が合併して今の南河原村ができたとある。現在でさえ5.82キロ平米という面積(ちなみに旧佐野市は84.37キロ平米、栃木県でも一番小さい旧?国分寺町が20.8キロ平米である)。犬塚村、馬見塚村、中江袋村というのはいったいどのくらいの面積だったのか? 現在のどの地区なのか興味は尽きない。失礼な言い方になってしまうのかもしれないが、この地名は、横溝正史のミステリー(八墓村など)に出てきても不思議ではないくらいだ。
 面積が小さいといっても、どのくらい小さいのか統計を調べていくと、群馬県に「新町(3.74キロ平米)」と言うところを発見。さらに富山県に「船橋村(3.47キロ平米)」岐阜県「墨俣町(3.39キロ平米)」同じく兼山町(2.61キロ平米)。この辺が限界だろうと思うとありました、高知県赤岡町の『1.64キロ平米』。ホームページには、県下で一番小さな町とあるが、私が調べたところでは日本一面積が小さい。高知湾に面しているので、埋め立てをすれば面積を増やすこともできるし、波が陸地を洗い流すか、温暖化で海面が上昇すれせば無くなってしまう?ツバル(太平洋に浮かぶ南の島)かよ、なんてことも想像できる。
 一番面積が小さい町村は「町」ではなく「村」だろう? そこでまた調査開始。三重県に鵜殿村というのがありました。1987年の調査では、3.11キロ平米だったのが、ホームページの最新の情報では2.88キロ平米になっていた。この村も、熊野灘に面していて境界には熊野川が流れている。その辺の関係で、面積が0.23失われたのだろうか。

 ここでデータを少し整理すると、最小町村のベスト3は………
1 高知県赤岡町(1.64キロ平米)。
2 岐阜県兼山町(2.61キロ平米)。
3 三重県鵜殿村(2.88キロ平米)。


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