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東武佐野線沿線CITY-GUIDE 〔カテゴリーからお入り下さい〕

こならの森217号

2008-07-31 | 201号~220号
       ■こならの森217号■2006.5発行
表紙 「あじさい 」
C・o・n・t・e・n・t・s

■こならの森6月号■

としこの巻頭詩………………………3
イメージサークル……………………4
ヤンバルのー子の青春レストラン…5
特集「堀米八幡古墳」………………6
風の独り言…………………………16
書評/絵本紹介……………………17
三鴨の窓辺から……………………18
各市文化会館情報…………………20
インフォメーション………………22
 [映画・CD・ビデオ・コンサートetc.]
 イベント情報/協賛店マップ

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【本文抜粋記事】

風の独り言

■温泉ベストテン
風の独り言 業務暦35年にもなると温泉旅館に宿泊した回数は何千泊にもなってしまう。近隣の温泉地はくまなく入浴していると思っていたが、入浴の記憶のない温泉が多数あることに気がついた。日本全国だと北は利尻富士温泉から南は沖縄、りっかりっか温泉(すごい命名だね)まで757箇所の温泉があり、この中で経験した温泉は180箇所位かな(実際に数えてみた)。まだまだ未熟だと反省しきり。浅い経験の中でも一般の人達からすれば貴重な経験というべきだろう。そこで温泉の効能、つまり体に効く温泉のベストテンを考えてみた。

第1位 玉子湯(高湯温泉)福島県 硫黄泉
 この温泉は吾妻スカイラインの中腹にある一軒宿で、源泉を2箇所持っている。新しい温泉の方が硫黄は強いそうだが、近々止めてしまった。何故なら硫化水素ガスで事故が2度おきてしまった。そのくらいだから温泉は効く。入浴して2日経っても硫黄の匂いが消えない。いろいろ効能はあるが何といっても皮膚疾患に良い。しかし乾燥肌の人には向かない。
第2位 草津温泉 群馬県 硫黄泉
 やはり 日本3大名湯のひとつ草津。温泉は沸かすことより冷やす方にお金がかかる。90℃以上で湧き出る温泉を水を加えず冷ますために、あの巨大な湯畑がある。若い頃、天狗のスキー場で転んで痣を作っても温泉に入ると次の日には全部消えていたことを思い出す。
第3位 塩原 元湯温泉 栃木県 硫黄泉
 塩原は11湯ある。その中で硫黄泉は元湯と新湯だけ。元湯は旅館3軒。湯が黒く変色する宿と緑色に変色する宿がある。やはり硫黄の匂いは強く。効くーーという感じだ。近くていい。
第4位 乳頭温泉 秋田県 単純硫化水素泉
 乳頭温泉はその名前でずいぶん得をしている。乳白色をした温泉を連想させるが、実際には湯の花でいくらか濁っているくらいだ。近くの乳頭山から名前がきている。炭酸泉は炭酸ガスの気泡が肌に付く泡の湯だ。保温効果が強く冷え性、更年期、消火器病に良く、下痢に飲泉は良くない。
第5位 母畑温泉 福島県 単純温泉 放射能泉
 昔から、相撲の力士たちが場所後の疲れを癒しに来た温泉として知られる。入浴するといつまでも身体が暖かく、肌がスベスベになる。放射能泉は尿酸を尿から出すので通風の湯とも言う。ここのマッサージが上手い。
第6位 野沢温泉 長野県 硫黄泉
 野沢温泉には13箇所の外湯(共同浴場)がある。全部無料。よく清掃されていて気持ちがいい。泊まるとつい6箇所くらい入ってしまう。町の人達の人情もこまやかで親切。温泉効能とは関係ないが、リラクゼーション効果てき面なので入賞とした。
第7位 霧島温泉郷 鹿児島県 硫黄泉 炭酸水素塩泉 単純泉
 霧島に林田、硫黄谷、丸尾、湯之谷といくつもの温泉があるが、その湧出量は大変多く、各旅館さんの大浴場も半端じゃなく大きい。文字通り1000人風呂。ジャングル風呂。
第8位 鳴子温泉(鬼首含む) 宮城県 硫黄泉 塩化物泉 炭酸泉 硫酸塩泉
 上記の通り温泉デパート。ひとつの旅館に4種類の温泉質の風呂がある。
 よくばって全部入ると、泉質が中和して効果が無いそうだ。硫化塩泉は石膏泉とも言い、動脈硬化症に効くらしい。
第9位 月岡温泉 新潟県 硫黄泉
 ここの温泉はとにかくお肌スベスベになる。美人になる湯として宣伝している。硫黄泉にいくらかカルシウムが入っているようだ。(私見だが。)
第10位 岳温泉 福島県 酸性泉
 安達太良山の中腹から湧き出すお湯は日本でも唯一の酸性泉。湯を引く間に冷ますらしい。酸性泉は肌にしみる強い刺激がある。肌の弱い人は湯後に真湯で流すと良い。糖尿病に良いが、高齢者、乾燥肌の人には向かない。日本は火山列島。そのお陰で豊富な温泉があり、いつでも疲れた心と身体を癒すことが出来る。日本人に生まれて良かったね。

ウィンズワールド 根本 佳英

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