Ali'i Drive Breeze

The Big Island
ハワイ島で体験した思い出を写真とともに綴る旅日記

ハワイ火山国立公園<HAVO> ハレマウマウ #1

2007年04月19日 | ボルケーノ地区

ハワイ島はもとより、
ハワイ諸島の生い立ちを語る上で外せない場所、
そして、信仰の対象でもある場所へと行ってみました。

ヒロから、Kilauea を目指して11号線を上っていきます。



上り坂なのに、下っているように見えたりする不思議な道です。

やがて、ハワイ火山国立公園エリアへ。
MM28を過ぎ、パークの標識があるところで左折。

                 

すぐにパーク・エントランスに到着です。



ここで、入園料10ドル(車1台につき)を払うと、
レシートは一週間有効のパスになる。」と説明を受け、

 パンフレットを貰いました。

いよいよ、
キラウエア・カルデラを一周するクレーター・リム・ドライブ<Crater Rim Dr.>を走行。
まずは、ジャガー博物館を目指します。 
                        
                                               ハワイ火山国立公園地図

キラウエア・ビジター・センター<Kilauea Visitor Center>を通り過ぎ、

スチーム・ベント<Steam Vents>



地下にしみこんだ雨水が熱せられ、水蒸気となって噴き出している所を過ぎ、
(以前米兵は、このあたりの蒸気の出ている上に小屋を建て、サウナとして利用していたそうです。)


キラウエア・ミリタリー・キャンプ<Kilauea Military Camp>
 
(米軍の施設ですが、事前に申し入れれば、中で食事もできるそうです。)
も通り過ぎて、
ジャガー博物館の大きな駐車場へ。

車を降りると、やはり山の上だけあって、少し肌寒く感じます。
ジャンパーを羽織って、博物館の前へ。
ふと見ると、
 レフアが咲いていました。

そして、ついに火の女神ペレの住処と言われる、
ハレマウマウ・クレーター<Halema'uma'u Crater>を臨む場所に!

 (拡大できます。)

このスケールの大きさ、迫力は、やはり実際に見て初めて実感できるものでした。
火口の中の火口と呼ばれるハレマウマウは、
周囲約17キロのカルデラの中に、
さらに穿たれた幅900m深さ90mの巨大なクレーター
この景色の前では、言葉もなく、ただただ見つめることしかできませんでした。
100年前には、2分の1の大きさの火口とはいえ、
溶岩が溢れ出る煮えたぎった湖だったようで、
想像するだけでも、恐ろしいかぎりです。
1924年の活動で今の大きさになり、
1982年の活動以来、今のところ、ペレは穏やかに暮らしているようです。
見つめるうちに、
火口から立ち上る蒸気が、ペレの息遣いのように見えてきました。

 (拡大できます。)
キラウエア・カルデラ<Kilauea Caldera>の、
広大な景色に見とれ、雲の近さをひしひしと感じました。

ハワイ島の自然の驚異を感じながら、
もっと近くから覗いて見たいと、クレーターの反対側に回ってみることに。
  (ハレマウマウ#2につづく)  



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