Ali'i Drive Breeze

The Big Island
ハワイ島で体験した思い出を写真とともに綴る旅日記

キラウエア・イキをトレッキング②

2009年03月03日 | ボルケーノ地区

まずは、クレーター・リム・トレイル(Creater Rim Trail)を歩きます。
2年前はラバ・チューブに行くつもりが、間違えてこのコースを歩き、
途中で引き返しました。
でも、そのおかげで火口を歩いている人たちの姿を見ることができ、
次に来た時には、僕たちもトレッキングしようと決めたのでした。

時折見える火口を見下ろしながら、ルートを辿っていきます。
上から見ると、火口の中に道筋が出来ているのが分かります。

                         

これからあの上を歩くのだと思うと、なんだかワクワクしてきました。

800メートル程歩いたところで、キラウエア・イキ展望台の駐車場に到着。
さらにクレーターの縁を辿っていきます。
ビデオとデジカメを持ち、撮影をしながら歩いているため、
通常のトレッキングよりも時間がかかってしまいます。
後から来た何組かの人たちに、あっという間に追い抜かれていきましたが、
気にせず自分たちのペースで歩き続けました。

展望台から1.1キロメートルほど歩くと、トレイルの分岐点に。
右は、そのままクレーター・リム・トレイルのコースですが、
ここからは、左のキラウエア・イキ・トレイル(Kilauea Iki Trail)を辿ります。
すぐにまた、
バイロン・リッジ・トレイル(Byron Ledge Trail)へ行くコースとの分岐点になりますが、
ここも左の道へ。

 (拡大できます。)

 

さらに400メートルほど進むと、
道は一気に険しい急勾配に。
オヒアの林に覆われた120メートルの高さの火口壁を、
クレーターの中へと下って行きます。



所々、道が崩れていて補修中の箇所もありましたが、
焦らず慎重に下り続け、
ついに、私たちは念願の噴火口の中に降り立ちました。

      

そこには、
上から見下ろしていたときとは全く違うスケールの景色が広がっていました。
ちょっとだけ盛り上がった岩だと思っていたものが、
黒々とした岩山となって目の前に立ちはだかり、
細かな筋に見えていたものが、大きな亀裂となって広がっています。


 

『キラウエア・イキ』、つまり『小さなキラウエア』とはいえ迫力は充分。
その火口およそ3キロメートルを、歩いて横断します。

 

と、歩き始めてすぐのこと。
ビデオカメラを回しながら周囲を見渡せば、
あちこちで岩盤が割れたり崩落して、ポッカリと穴があいています。





所詮僕たちは素人ですから、やはりルートを外れて歩くことは危険なようです。
万が一のことが起きたら、大変。
『日本人観光客がキラウエア・イキで・・・!』なんて、
新聞に載るようなことは避けたいところ。
「絶対にルートを外れないでね。岩が崩れるかもしれないから。」
僕の後ろを歩いているはずの妻に声をかけましたが、返事がありません。

「ま、まさか?!」

・・・つづく!

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