Ali'i Drive Breeze

The Big Island
ハワイ島で体験した思い出を写真とともに綴る旅日記

キラウエア・ポイントから望むハレマウマウ火口

2011年01月30日 | ボルケーノ地区

2010年1月3日:午前10時36分

ハワイ火山国立公園内、
ジャガー・ミュージアム前からハレマウマウ火口を展望した後、
キラウエア・ポイントに移動し、火口を見てみる事にしました。

駐車場からトレイルを歩いていき、
キラウエア・カルデラの縁から火口を望むことに。
この場所に来たのは、今回が初めて。

  

早朝、ここでHULAが捧げられたのか、
“火の女神ペレ”の住処であるハレマウマウ火口を前に、
捧げ物が供えてありました。

         

オヒアの木には、レイが掛けられていました。

 

ここが日本ならば、
鳥居や祠が間違いなく建っていることだろう。
形は違えど、自然に対する畏敬の念には、
同じく火山の島に生きる民族として、通底するものを感じます。
(ちなみに、
 約8500万年前のハワイ島は、現在の明治海山だそうです。)

   

噴煙が地面と平行に流れていくだけあって、風が強く吹いていました。
しかし、見晴らしは最高です。
ハレマウマウ火口の底は見えませんが、
キラウエア・カルデラのスケールを、
ジャガー・ミュージアムの展望台から見下ろすより実感します。

   

ヒロからコナへ移動するに当たり、南回りを選択して良かった。


それにしても不思議なのは、
ペレが島から島へと渡ってきてハワイ島のハレマウマウを住処にしたという神話は、
そのままハワイ諸島の地質学上の成り立ちと合致するということ。
古代ハワイの人々は、どうやってそれを知ったのだろう?
単なる偶然なのか、それとも現代人が想像する以上に豊かな知識を彼らは有していたのだろうか?
「・・・じつに不思議だ。」

などと、いろいろ思いを巡らしながらカメラのシャッターを切っていると、
ビデオ・カメラを持った妻が、ぼくの姿を撮影しようと周りでうろちょろ。
少しばかり、わずらわしい。

「何やってるの。」と咎めると、
撮影ボタンを押す以外、ズームの仕方も知らない妻から返ってきたのは、
「TV番組みたいに撮ろうと思って。」の答え。
「またまた、ご冗談を!」と、ぼくが鼻で笑って返すと、
「そうやって、すぐ人を馬鹿にする。」と、たちまちご立腹。
(あとで再生してみたら、案の定、
 画面が揺れまくっていたことは、いうまでもありません。)

天気もよく、
ハワイ島を象徴する壮大な景色を心ゆくまで見渡すことができました。

続いては、ボルケーノ・ワイナリーへ立ち寄りました。

Mahalo.              
                 (の付いた写真は拡大できます。)



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