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原題:MY SISTER'S KEEPER (G)
2009年・アメリカ(110分)
製作:マーク・ジョンソン、チャック・パチェコ
監督・脚本:ニック・カサヴェテス
音楽:アーロン・ジグマン
出演:キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン、アレック・ボールドウィン、
ジェイソン・パトリック、ソフィア・ヴァジリーヴァ、トーマス・デッカー、
ジョーン・キューザック、エヴァン・エリングソン、デヴィッド・ソーントン ほか
原作:ジョディ・ピコー
鑑賞日:2010年11月23日 (自宅)
鑑賞前の期待度:★★★★
“アナ・フェッツジェラルドは白血病の姉ケイトのドナーとして、
遺伝子操作で生まれてきた。”
“ケイトのために臍帯血、輸血、骨髄移植などで犠牲となってきたアナは、
13歳の時、腎移植を拒み、ついに両親を相手に訴訟を起こす。”
公開前の予告編を見ただけで、
アナが訴訟を起こした本当の理由の察しがつき、
それだけでも泣いてしまいそうだったので、劇場には足を運ばなかった作品。
それなのに、
今更ながら、確認の意味もあり観てみる事に。
果たして・・・。
結果から言えば、涙が流れっ放しになってしまいました。
ほぼ全編に渡って、涙が止まることがありませんでした。
(自宅での鑑賞なので、つい遠慮せず。)
予想していたより、内容も濃く、良い作品でした。
アナが両親を相手に訴訟を起こした本当の理由は、観る前に察していた通りでしたが、
でも逆に、そのことに気付いて観ていたので、
健気なアナの姿に、涙腺は大解放状態でした。
姉ケイトの短いラブ・ロマンスには、観ている側の気持ちが救われる。でもやはり切なく・・・。
どうしても姉妹の影に隠れてしまう長男の心情も胸に刺さり・・・。
家族ひとり一人が、事実を受け入れいていく中、
最後まで抵抗し続ける母親の心情もまた、切なく、苦しくて。
(『ナイト&デイ』を観たあとだけに、
C・ディアスの演技力には、改めて驚かされました。)
決して、お涙頂戴で描かれているわけではなく、
切なく、物悲しいだけの物語でもありません。
むしろ、とても暖かみを感じる作品。
だからこそ、終始涙が止まらない作品でした。
アビゲイル・ブレスリンの演技力:★★★★★★★★★★★★★★★★
キャメロン・ディアスの演技力:★★★★★★★★★★★★★★★★
A・ボールドウィンのジョブ度:★★★★★★★★
家族の絆度:★★★★★★★★★★★★★★★★
鑑賞後の総合評価:
命は、ただ永らえさせることよりも、
精一杯輝かせることこそ大事なのだと、そんなことを考えてしまいました。
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