炎天下の日々が続いている。皆目雨が降らず、タマに来る夕立なども少量で短時間だ。雷の音だけは激しいが、雷雨とまではいかない模様。従って水タンクも空に近く、水撒き等も控えざるを得ない。当然ながら、夏野菜とはいえグッタリした状況で元気が無い。肥料の散布を行っても雨が降らないと吸収は出来かねるようだ.息も絶え絶えと言った状況だろう。一番良く現れてるのがゴーヤで、夏野菜の典型みたいな存在なんだが、成長出来かねてる模様だ。
ゴーヤと言えば沖縄と言うほど共通性が高いが、彼の地では常食みたいな存在のようだ。聞くところによれば、沖縄には100歳以上の方が1400名ほどおられるとか、ゴーヤが一役かっているのかも知れない。余り馴染みの無かった野菜だが、最近は頻繁に栽培されるようで、農園でも多くの仲間が作っている。画像でお解りのように、ツル性の野菜でネットを活用した棚で栽培する。緑陰が出来るので、グリーンカーテンとして重宝されるのかも知れない。その日陰を作ってくれる存在が、日差しにやられグンナリとなっている。日陰の呈をなしていないのだ。
栽培地は畑の中央部、あえて中央に植えたのは上述の緑陰を期待したが為。暑苦しいときは陰に逃げ込む算段だったのだ。耕地も畝も南北の形態、つまりゴーヤも南北に育ってるため、午前と午後とで位置を変えれば常に緑陰の確保が・・・・・・読みが甘かったようだ.例年と比べ平均気温が1.5度ほど上昇してるそうな。数値的には僅かだが、環境的には大変な異変であるようだ。つまり「温暖化」は通り越して「沸騰化」の状態に近いとか。ゴーヤも元気なく、緑陰の確保どころの話では無いのだろう。
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ゴーヤの実なりも遅々たる状況で、例年なら取れすぎるほどのゴーヤもボチボチの発育。環境的に厳しすぎるようだ。ゴーヤと言えば夏の定番、いわば夏仕様の野菜なのに気温も程度問題なんだろうか。昨年からゴーヤ茶作りにはまっているが、材料不足も懸念される.夏とは言え、程よい暑さを期待したいのだが、無理だろうか。ご同輩の皆々様も、熱中症等に取り付かれませんぬ様に。