
京福電気鉄道株式会社の嵐電(らんでん)では、毎年8月後半頃になりますと、「妖怪電車」というイベントが行われます。
照明を落とし、おどろおどろしいBGMを流した特別列車の車内に、妖怪(に扮した鉄道会社の職員さんたち)が乗り込んでくるというイベントです。
乗客が妖怪に扮して乗り込むこともあるそうです。
毎年行われ、子どもたちだけでなく、妖怪好きの人たちなど、多くの人たちの人気を集めているイベントです。
今年(2011年)の8月にもこのイベントが行われ、『京都妖怪探訪』シリーズをやっている妖怪マニアの私としても、是非参加しなければと思い立ち、今年の8月終わり頃に行ってきました。
京都市内、四条大宮の交差点付近。

嵐電(らんでん)以外の最寄りの交通手段は、京都市営バスの「四条大宮」停留所か、阪急電車の京都線「大宮」駅があります。
四条大宮の南東角に、京福電車・嵐電の「四条大宮」駅があります。
京福電車・嵐電の「嵐山」駅から出る「妖怪電車」もあるのですが、今回は「四条大宮」駅から乗ります。
やはり大人気のイベントだけあって、発車30分以上前だというのに、駅前には「妖怪電車」目当ての人たちが長蛇の列を作っています。


これが専用の乗車券です。

妖怪に扮した人は、運賃が50円になるそうです。
早速、ビラ配りの妖怪さん登場。
子どもたちに人気のようです。


妖怪「傘化け」に扮したお客さんも居ます。

しばらく待っていますと、やってきました。
「妖怪電車」です。


車内の様子です。



この車両には、「鬼」「化け狐」「ひとつ目」の3人の妖怪さんが乗っていました。



おどろおどろしいBGMを流しながら、発車します。
一度発車しますと、終点の「嵐山」駅まで止まりません。
小さい子供の中には、妖怪さんが近づくと本当に泣き出す子供さんも居ました。


ところでひとつ目さんは、見かけによらずお茶目な妖怪さんのようです(笑)。
あっという間に、終点に着いてしまいました。
妖怪さんたちも見送ってくれます。


別の車両には、「青坊主」や「ぬらりひょん」も乗っていたようです。


「嵐山」駅のホームに降りてからの光景です。



妖怪さんたちは、子供たちの人気者です。
特に「ぬらりひょん」さんは、妖怪の総大将と言われるだけあって大人気です。
どうも、お疲れさまでした。

夜の嵐電「嵐山」の光景です。

それでは、また来年!

それでは、今回はここまで。
また次回!
妖怪電車の運行と東北応援・妖怪イベントの開催のお知らせ
(「嵐電ブログ」2011年8月2日記事)
http://randen.keifuku.co.jp/event/2011/08/post-35.html
2011年「嵐電妖怪電車」のイベントポスター
http://randen.keifuku.co.jp/event/yokaidensha2011.pdf
嵐電ホームページ
http://randen.keifuku.co.jp/
*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm


