京都の楽焼作家、佐々木昭楽さんの長次郎作『禿(かむろ)』茶碗の写しです。
個人的に好きな一碗だったりします。
やや小振りで口が内に抱え込まれています。
その分腰が若干広くなっていて高台も低くどっしりとした安定感が感じられます。
肌は茶褐色を帯びた黒カセ釉が何とも詫びた風情を醸し出していると思います。
使い込むほどに茶溜りの辺りがより一層カセてくるのかなぁ?と想像するだけで楽しく思えてきちゃいます。
私はあまり手が大きくないので、こういった小振りで収まりの良さそうな御茶碗は大好きです。
同梱の栞より引用ですが、ご覧下さいませ。
利休所持にして山田宗偏に伝来、その後、坂本周斎の手を経て、
後に表千家に復帰したと伝わっている。
不審庵第一の重宝として今日に伝わる。
常に利休が手元に置き、最も愛用したことに因り「禿」の銘をもつ。
一時、高台周囲の底が抜け落ち、漆による小さな繕いの跡が残されている。不審庵蔵。
「禿」の作行は、全体に滑らかに削り上げられ、
その銘にふさわしく、穏やかな愛らしい趣を見せている。
口縁はやや波打ち、強く、内に抱え込んでいる。
高台は大振りで、力強く渦兜巾はない。
見込みには浅い茶溜りがあり、広々としている。
(お問い合わせ先)
【駒屋茶具店・小売部】
〒461-0022
愛知県名古屋市東区東大曽根町8-20
電話:052-935-1006
FAX:052-936-5161
メール:gatx105@jgsw.ftbb.net
定休日:毎週日曜日・第2週土曜日・第4週土曜日
個人的に好きな一碗だったりします。
やや小振りで口が内に抱え込まれています。
その分腰が若干広くなっていて高台も低くどっしりとした安定感が感じられます。
肌は茶褐色を帯びた黒カセ釉が何とも詫びた風情を醸し出していると思います。
使い込むほどに茶溜りの辺りがより一層カセてくるのかなぁ?と想像するだけで楽しく思えてきちゃいます。
私はあまり手が大きくないので、こういった小振りで収まりの良さそうな御茶碗は大好きです。
同梱の栞より引用ですが、ご覧下さいませ。
利休所持にして山田宗偏に伝来、その後、坂本周斎の手を経て、
後に表千家に復帰したと伝わっている。
不審庵第一の重宝として今日に伝わる。
常に利休が手元に置き、最も愛用したことに因り「禿」の銘をもつ。
一時、高台周囲の底が抜け落ち、漆による小さな繕いの跡が残されている。不審庵蔵。
「禿」の作行は、全体に滑らかに削り上げられ、
その銘にふさわしく、穏やかな愛らしい趣を見せている。
口縁はやや波打ち、強く、内に抱え込んでいる。
高台は大振りで、力強く渦兜巾はない。
見込みには浅い茶溜りがあり、広々としている。
(お問い合わせ先)
【駒屋茶具店・小売部】
〒461-0022
愛知県名古屋市東区東大曽根町8-20
電話:052-935-1006
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定休日:毎週日曜日・第2週土曜日・第4週土曜日