こまわり君の伝記

住まいの専門店 コスモ住研です。お住まいの住環境に対する不便不満不快を解決する仕事をしています。

工事レポート 其の2

2009年10月02日 | コスモ住研日記

久留米市上津町Y様邸工事は着々と進行します。

前回のあらすじ

増築する部分をキレイに整地して基礎(地業)工事の準備をしました。


さて、いよいよ基礎着工です。

コスモ住研での増築工事はいつも楠左官さんにお願いしています。
まずは「遣り方」を出します。

  【遣り方】(やりかた)…基礎を造る際にとても重用になる基準(高さ・幅)で、水ぐい、水ぬきから構成される。この基準がずれていると、建物が傾いて建ったり、斜めになったり、直角が出なかったりする大変重要な基準です。

設計図通りに遣り方をたてていきます。

さて準備が整いました。
  遣り方に合わせていよいよ基礎に取り掛かります。

基礎の直下になる部分を掘削(くっさく)していきます。



掘削が終わるとパタパタで填圧します。
これは建築物が建ってから地盤沈下しないためにも重要です。
締め固めることで頑丈、丈夫になります。



地業の一番底の部分に割栗石を敷き詰めていきます。
これはすべて手作業で進めていきますので大仕事です。
地業が完了すると次は鉄筋を組んでいきます。
息をつく暇がありません。大仕事です。




さぁ鉄筋が組み終わりました。
基礎のベースにコンクリートを打つ準備、仮枠をたてて行きます。

【仮枠】…コンクリートがそれ以上先に、打ち込み過ぎないようにせき止める枠のこと。

最近では新幹線の工事などでよく見かけます。木で押えてある枠です。
その中にコンクリートを打ち込んでいきます。





…翌日。

基礎の立ち上がり部分。
コンクリートを打ち込む(打設)準備に取り掛かります。
立ち上がりの鉄筋の配筋、そして換気口部分の開口。立ち上がり部分の仮枠。

着々と段取りyく作業していきます。


準備も整い、いよいよ立ち上がり打設です。




工事レポート 其の2 おわり

レポート 其の3につづく


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