日本を騒がせるだけ騒がせたぺ・ヨンジュンことヨン様が韓国に帰国しました。今回日本に来るために総額10億円の保険をかけていたとかいないとか…。日本人のヨン様ブームはいったいいつまで続くのでしょうか?
僕はこの日本人の熱狂的な姿を見て、ナタデココを思い出してしまいました。かつてその食感と低カロリーの健康食としてナタデココが大ブームになりました。その際、日本人を相手に一儲けしようと東南アジアにナタデココの工場を作ろうという人たちがたくさん現れました。その結果は、皆さんご存知のとおり、瞬く間にブームは去りナタデココを作っていた工場は次々の閉鎖され、大損害を被った人たちが大勢出てしまったのです。
で、話は戻ってヨン様なのですが、僕は、ヨン様が第2のナタデココになりかねないなぁと思ってならないのです。今は売れに売れているヨン様グッズや冬ソナのDVD、ヨン様ツアーなる海外旅行のパッケージツアーなど調子に乗っているときっとたくさんの在庫や売れ残りを抱えてしまう日がきっと来るんじゃないか?そう思うのです。そして外国人からはきっと「日本人は商売のしにくい国だ」そんな風に思われるんじゃないかなぁ~。
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ただ、東南アジアでは貧困にあえぐ家族が、身を切る思いで借金をして工場を建てて、日本ではブームがあっという間にさって、工場は閉鎖。莫大な借金だけを背負う家族の姿を、何かテレビのドキュメンタリーで放送しているのを見て、少し同情してしまったことがあります。
そんな日本を諸外国は、「飽きっぽい国だ」と捉えられてしまうのが、ちょっと寂しい気持ちがします。
「祇園精舎の鐘の音諸行無常の響きあり」平家物語の一説ですが、そのとおり、世の中は常に変わってゆくものだと思います。某自動車会社のTVCFでイチロー選手が「変わらなきゃ」という台詞があって、結構流行ったことがありましたが、「変わる」事だけが美徳ではなく、昔からの日本の姿を残そうとすることも大切だと思います。