●近代文語文と言われるジャンルがある。多くは明治時代に書かれた文章である。
入試国語の中ではかなりマイナーな分野である。一橋大学など少数の大学でしか出ない。共通点をあげるなら偏差値的に上位の大学に多いくらいか。
●だが、だ。
●現在、『要約問題 夏目漱石「現代日本の開化」(一橋大学過去問より)問題』『要約問題 夏目漱石「現代日本の開化」(一橋大学過去問)より解説・解答例」』『北村透谷『人生に相渉るとは何の謂ぞ』より 早稲田大学過去問」』程度しかないが、ここを少々、増やしていこうと思うわけだ。
●なにせ明治文語文はおいしい。
●まず、古文、漢文、評論の三分野に強くなる。特に漢文は縦書き上等! な分野で今まで扱ってこなかったので、良い機会になる。
●ちなみに、自力で翻訳をすると古文、漢文、評論文に加え、小論文の執筆能力もつく。このあたり、英語の翻訳が日本語能力のアップをするのに似ているか。
●さらに「日本の近代化」について多くの具体例を入手できる。「福沢諭吉は『学問之独立』において~~という趣旨のことを(既に)述べている」なんてことを書けるわけだ。かっこいいだろ。
●というわけで、非常にゆっくりとしてペースであろうが、評論、小論文、古文、漢文に強くなるためという大義名分を盾にして連載をしていこうと思う。
●あ。著作権が切れているところも良いね←そこが中心だったりして。
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