感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

キム・ムンス議員よ、北の主体思想派が牛耳る韓国の政治を覆せ

2020-02-21 | 韓国を思う

少し、政治的な話になるが、左よりの考え方に意義を唱える私としては、韓国の政治から目が離せない。

金ムンス元韓国キョンギ道知事が、去年の12月に韓国でのある集会でご自身の過去を語っていた。

彼は、韓国大統領選挙にも出馬したことがあり、現在、チョンガンフン牧師と共に、文ジェイン大統領退陣国民大会の最前線で闘っている韓国の勇者である。

貧しい家庭で育ったと言う。優秀だった彼は、韓国のソウル大に進学し、そこで北のスパイであった教授と出会い、韓国の貧富の差は資本主義の故だと言うマルクスレーニンの教えに触れる。

バラック建ての家屋の横に高層高級アパートが立ち並ぶ当時のソウルの貧富の差にショックを受け、人類平等という甘い言葉に若かった彼は没頭してゆく。それから24年間、共産党員として活動を続け、牢獄にも入りながら、韓国の地下運動、主体思想グループのリーダー格にまでなる。その彼が、ロシアの崩壊を目の当たりにし、共産主義の間違いを悟り、改心する。

以下は、彼の話の要約だ。

北は、1987年から1992年の6年間、そしてその後の15年間の21年間にわたり、韓国の大学生をターゲットにして主体思想の洗脳をラジオを通してやってきた。自分も毎晩のようにそのラジオを聞いた。監獄の中に入っている時も、ラジオを聞いてはメモを取り、同志に伝えたりした。士官学校の教官にもスパイが入り込んで、貧しく優秀な学生たちを共産主義思想に染めていった。

この時の若者たちが、韓国で育った北のスパイとなり、弁護士となり、新聞記者になり、警察官になり、大学教授になり、教師組合に入り込み、アメリカ軍の撤退を説き、建国の父・李スンマン大統領を独裁者と教え、また牧師になり、労働組合を作り、韓国を赤化するために様々な分野のトップに上り詰めて、文大統領を主軸に、いよいよその時を目前にして、今死にもの狂いになっているのだと言うのだ。

これらの、韓国赤化のための総元締め的な存在が、文大統領がピュンチャンオリンピックの挨拶で、日本の安倍首相やアメリカのペンス副大統領がいる前で堂々と「自分が尊敬する思想家だ」と語ったシン・ヨンボクなのだと言うのが、金ムンス元知事の話だ。

文大統領は、もう隠し立てしていないと言う事らしい。自分が北のスパイであると公言しているようなものなのだ。何が何でも韓国の赤化統一をするのが彼の目的だらしい。そして、それは決して不可能な事ではないのだと言う、なぜなら、いかにも善人面をして、いかにも優しい言葉を語り、平和を説き、美しいことを話し、甘い言葉で人々を操って、得意の不正選挙で、今度の国会議員選挙を勝ち取ろうとしていると言うのだ。もし、文大統領率いる左派政党が4月の選挙で過半数を占める事になったら、韓国は間違いなく社会主義国家と形を変えて行くだろうと言うのだ。

李ミョンバク大統領に17年刑を宣告し、朴クネ大統領に36年を宣告し、スパイ活動を暴いてきた国家情報院の長官を4人すべて監獄にぶち込み、残る一人は命を落とし、代わりに情報院に送り込んだ文派の人間が、過去のスパイ活動に関する証拠資料を消去し、裁判を不公平に操るなどする、大統領の下で働く者たちの60%以上が、金ムンスさんが過去に共に共産党員として活動した人たちで占められているというのである。

文化、芸術も例外ではない、テレビ、映画、出版される本に、共産主義思想が根深く入り込んでいると言うのだ。アカデミー賞をとった寄生虫と言う映画はその最たるもので、監督が左派であることは周知の事で、映画は貧しいものが富んだ者に復讐をする復讐劇となっているのだと。同じ監督が過去に撮った漢江の怪物と言う映画は反米映画だと。

今日のニュースで金ムンスさんの率いる平和統一党と朴クネ大統領の弾劾に反対した党であるウリコンワ党が統合して、文大統領と闘うと言う事だ。記者会見の場では、日米韓同盟の重要性を説く知識人として一目をおかれる延世大学の国際政治学の李ジュングン博士も同参していて、韓国の民主主義の危機に、初めて政治活動に参加すると言う事らしい。

それにしても、金ムンス前知事のこの清々しさ、潔さのようなものは何だろう。私利私欲、名誉、プライド、一切のそういった雑多なものがない。

ユーチューブを配信する、元記者と言う方が彼の事を、今我が国唯一の義人である、と言っていた。

体に気を付けて、思う存分やり切ってほしい。選挙に参加することはできないが、見守っていきたいと思っている。



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