感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

シアトルのパイク・マーケットで魚が飛ぶのを見る。

2019-06-09 | 日々思うこと

シアトルの町を訪ねたのは、6月の最初の土曜日。
まずは、車でダウンタウンのパイクマーケットのパブリック駐車場に。
娘曰く、ここの安全に対するレビューが一番良かったからだとか。
マンハッタンの事を考えれば、シアトルはまだそこまで駐車事情も悪辣ではないようで、
土曜日の朝の10時で、ゆうゆうと駐車ができる。
4時間までなら1時間当たり4ドルとの事、かなり良心的だ。

駐車場は、海岸沿いの道から入り、3階に停め、下の階に下りようとしたら、末の息子が、下ではなくて上に行くのだと言う。

???駐車場のビルの上にマーケットがあるのかい?
いや、ビルの上からマーケットにつながる歩道橋でもあるのかなと思っていたら、
そうではなかった。

最上階に出たら、なんとそこがグランドレベル。
道を渡って向かいのビルをさらに2階ほど上がるとそこがメインの通りとなっているわけで、
一体どんな構造になっているのだろうこの町は。
崖っぷちにでも作った町なのだろうか?

あがってすぐのところが、魚投げで有名な角の鮮魚店、
その周りには肉屋だ魚屋だ花屋だと軒を連ねて色々な店が続く。
ファーマーズマーケットなので、個人経営の小さなはちみつ屋とかジャム屋とか、
手造りの革製品やら、アーティストのいろんな作品やらが、所狭しと売られている。
かなりの広さのマーケットの様だ。

魚が2匹ほど飛ぶのを拝見させていただいた。

そのマーケットの通りの向かいにスタバの1号店があって、
すんごい行列がすでにできている。
並んだところでこれじゃあ、何時になったら中に入れるかわからない。
聞くところでは、1号店ならでの土産があるらしく、それ目当てのお客さんが並ぶのだろう。

その軒続きに、美味しいピロシキの店があると聞いていたが、
そこも、スタバに引けを取らない行列。

とにかく、人の波、すごい人口密集率だった。
そのマーケットにあるトイレに娘が携帯を置き忘れて、ちょっと焦ったが
幸い、良心的な方が、インフォメーションデスクに預けてくれていて、
ホッと胸をなでおろした。

携帯を預かってくれていた係りの方にお礼を渡そうとしたが、受け取ってくれなかったので、
そのかわりに、通りでバイオリンを弾くパフォーマーのおじいさんに10ドルを入れてあげた。
旅の借りは残さない事だ。

ロードオブザリングのガンダルフのような風貌のまたもおじいさんが、オカリナを売っていた。
陶磁器のオカリナで、ゼルダのあの三角形のマークが焼き付けてある。
どうやら、リンクのオカリナの様だ。

息子が、それを今回一緒に来なかったゼルダファンの妹のお土産にするのだと言う。
値段を聞いて驚いた。
64ドルで、税金がついて70ドルなんだと‼
OMG、ホントに買うの。
しかも、クレジットカードで買おうとするから、それを制して、現金で買わせる。
こんな個人商店もいいとこで、ちょっと、ぼったくりっぽいおじいさんの店で
カードでの支払いは、いくら何でもちょっとやばい。

「ゼルダのゲームしたことがあるの?」とためしに聞いてみた。
全く知らないのだと言う。
知らなかったが、知人に聞いて知った、リンクが吹くメロディーの楽譜も添えてると自慢する。
ま、芸術家に少し投資したくらいの気持ちでと、自分を納得させることにした。

人ごみの中のシアトルのダウンタウンを早々に後にして、
午後からスペースニードル。
ここも、想像に違わずすごい人。
タワーに上るつもりは最初からなかったので、タワーをバックに4人でセルフィーを1枚。
隣接する、ガラスミュージアムに入り、グラス工芸品の製作実演を観賞。

そのあと、

シアトルのダウンタウンとスペースニードル、レイニア山の絶景スポット!
と日本語のガイドに書いてあるケリーパークなるところを訪ねる。

スペースニードルを後にして、ダウンタウンを抜け、住宅街に入り、
すごい坂道を車で登ってものの数分、ここがそうなのと思うような、
公園と言うにはちょっと狭い場所で、車を止めるのも特に駐車場があるわけではなく、
路上駐車をして、公園に降り立つと、

いやー、絶景かな。
噂に違わない、素晴らしい眺めがひろがる。
天気も良く、雪を抱えるレイニア山がきれいに見える。
夜景が奇麗だとはガイドブックに書いてあったが
いやいや、日中の景観もなかなかなもの。


本日一番の収穫なり。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。