感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

リンウッド弁護士

2020-12-04 | 2020年アメリカ大統領選挙

クリントイーストウッドが監督した、「リチャードジュエル」を見てここに感想を書いたのが少し前の事だ。この映画には、私が好きな演技派の個性俳優サム・ロックウェルが出ている。彼が映画の中で演じた弁護士が、このリンウッド弁護士だ。(正確には、リチャードを助けた何人もの弁護士の中の一人らしく、この映画に出てくる弁護士は、そのうちの一人で実在する人ではあるが、リンウッドさん自身ではない。)実話である。

アトランタのオリンピックの会場で爆発がおこり、仕掛けられた爆弾をいち早く発見して、周囲の人達を爆弾から遠ざける行いをし、大悲劇になるところを救ったと言う事で、一旦は、ヒーローとされた警備員の男性が、FBIが犯人を捜す過程で、なぜか容疑者に仕立て上げられ、その事がマスコミにすっぱ抜かれて……と言う映画。この悲劇の主人公の無実を証明するために立ち上がった弁護士、それが、このリンウッド弁護士なのだ。

当時のインタビューや会見のビデオが残っていて、リンウッド弁護士がリチャードと一緒に登場している。

彼は、これまでマスコミが犯人に仕立て上げ、人生が狂ってしまった、そんな方たちの弁護を多く手掛けてきているようだ。

あらぬ疑いをかけられ、マスコミから犯人扱いされ、人生が一変してしまった、特にマスコミから不当な扱いを受けた方々を助ける事に、すごく情熱を注いでいると言うのが、彼の経歴を見る中で伝わってくる。

そして、今回の大統領の弁護。

下のユーチューブに上がっている映像では、彼が今回の弁護をひき受けるに至った経緯にも触れている。

 

しかし、12月2日のアトランタの会見はすごかった。

このリンウッド氏が、実際に話をしているのを実は、初めて目にしたのがこの会見で、あまりもの熱さに少々驚きもしたと言うのが、正直な気持ちだ。

アメリカを愛する気持ちにあふれたスピーチ、自分の昔の話をする行では(不遇な時期があった)、込み上げるものを抑えきれず、この国が私にチャンスをくれたと感謝し、マスコミの不貞を裁き、マイケルフリンの様に闘おうと鼓舞し、すごい勇姿。

パウエルさんも、今回の事で露見した闇の深さに驚愕を覚えていると、震える声で時に話し、一緒に闘いましょうと、その場に集まったトランプ支持者の一般市民に語りかけて。彼女が女神のように感じる。この頼もしい二人の弁護士の元には、表に出ないだけで、多くの心ある有能な弁護士たちがついている事だろう。

彼が、テレビのスイッチを切れなんてことも言っておられた。見るに値しないと言う事だろう。ここで、彼も上手なのだ。見るなら、ニュースマックステレビ、そして読むなら、エポックタイムズだと、きっちり宣伝もして、保守のメディアの後押しをする、さすが!と思わず拍手してしまった。

 

今週はミシガン、ジョージア、アリゾナと公聴会も続く、州の議会が立ち上がらねばならない。しかし、相手も何が何でもと死にもの狂いだ、明らかにおかしいとわかっていても、同意せず、食い下がる議員(民主党議員や反トランプの共和党議員かな?)のその姿は、醜くく悲惨だ。昨日と今日のミシガンでの公聴会は相当荒れた。地域の色が出ると言ったらいいのか、品格が出ると言ったらいいのか、ミシガンの公聴会は、証人に対するリスペクトがない質問も出たりして、ハラハラものだった。ペンシルバニアのそれに比べると、ずいぶんと品格が劣るのだ。何時間も証人の話を目の前で直接聞いておきながら、証拠がないと言う、FBIのバー長官が証拠がないと言ったじゃないかと言う。頭がおかしんじゃあないの、こんな人がよく議員に選ばれたものだと呆れてしまう。不正で選ばれたってこともあるかと思いたくなる。

ジュリアーニさんは高齢のお体をおして、毎日州から州へと移動しながら、何時間にも及ぶ公聴会に臨まれる。日本の国内を移動するのと訳が違う。長距離なのだ、国境を越える感覚に近いよね。いつ何時、何が起こるかわからない状況下で、どうぞお体が守られますように。

 

昨日は大統領が直々に国民に向けてメッセージを語られた。45分と言う決して短くない映像の中で、今、選挙で何が起こっているのか、ご自身でご自身の口で語られた。開票の記録の売電ジャンプと言われる開票結果グラフが短時間で異常なジャンプを見せた票のパネルを見せながら。大統領ご自身で、誰の助けも借りず、机の横に置かれたパネルを自分でつかみ上げてカメラに見せ説明する。一人で闘っていると言う事を代弁するような演出ではないか…。

この姿がどれだけの国民の目に触れただろうか…。まだ、真実を知らされていない、真実に気づいていない国民の目に触れただろうか…。涙なしには見られないこの会見の模様、おそらく最も重要な大統領の会見になると言うような見出しがついていたみたいだった。

何か、普通でないことが起こっている。それは、わかっているのだけれど、もっと、何か、とんでもないことが起こるのではないだろうか、ここまで、大統領ご自身がするその意味、何か、普通でないことが進んでいる。そう思わずにはいられない何かがある…。

今、自分の中ではっきりと、マスコミが敵対視する人や出来事は実は善であり、マスコミが祭り上げる人や出来事が実は闇ではなかったかと言う事に気が付いて、今までマスコミの言われるがままに信じて疑いもしなかった出来事に目を向け始める自分がいる。

その代表的な事件が2013年のスノーデンの暴露。オリバーストーン監督の映画「スノーデン」を観て、マスコミが悪者に仕立て上げた彼の事を私は何も知ろうとして来なかった事を悔いている。

真実は何か、真実はどこにあるのか、陰謀論を語る極右と言われたくらいで、ひるんでいる時ではないのだ、今は。

 



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