公民・歴史教科書問題を中心に教育問題を考えていくブログ

恐るべき公民教育の問題を中心に扱っています。かなりの割合で小山常実氏のブログ(特に教科書資料)や著書を参考にしています。

【70万人大虐殺の真実】東京・広島・長崎大虐殺、史上最悪の戦争犯罪、被害の歴史を直視しないは許されない【100万人大虐殺】

2023-08-06 06:00:00 | 歴史教育

東京・広島・長崎大虐殺とは

東京・広島・長崎大虐殺とは、太平洋戦争中のアメリカ軍が日本上空に侵入し、それぞれ東京と広島と長崎に投下した原爆(原子爆弾)と焼夷弾による大量虐殺のことです。

アメリカ軍により、東京・広島・長崎で少なくとも約70万人以上にもおよぶおびただしい数の日本人が虐殺されました。戦時国際法では、今も当時も、民間人への攻撃を禁じています。

しかも、アメリカ軍が起こした70万人大虐殺は、日本軍が起こしたとされる「南京事件」の事件現場の半分程度の面積にすぎませんでした。さらに、非常に短期間で実施され、広島・長崎だけでも約60万人におよぶ大虐殺が行われました。

他の地域で行われたアメリカ軍による日本人大虐殺と合わせると、その犠牲者数は約100万人にもおよびます。100万人大虐殺です。

●20世紀最大の戦争犯罪

広島・長崎への原爆投下により少なくとも約60万人以上が虐殺された、この事件は、20世紀最大の戦争犯罪として記録されます。1945年の年末までに、広島で14万人、長崎で7万人が死亡したとされてきましたが、現在では広島と長崎合わせて、少なくとも30万人以上が死亡していたとことが明らかとなっています。

また、即死や放射線障害による現在までの犠牲者数は、広島と長崎合わせて、少なくとも約60万人を超えます。そう、原爆投下は犠牲者数が増えているのです。

それは、放射線を浴びた人々が、のちにその影響で死亡することにより、原爆投下後も犠牲者数が増え続けているのです。その結果、少なくとも約60万人以上にもおよぶ膨大な犠牲者が出ることになったのです。

しかし、このような20世紀最大の戦争犯罪は、戦後の戦勝国が行った東京裁判では問題にされず、いまだに裁かれていません。

さらに、東京では短期間のうちに、約11万人にもおよぶ虐殺が行われ、70万人大虐殺が実行されました。

●70万人大虐殺を隠蔽し、戦争犯罪と東京裁判を擁護する歴史教科書

しかも、日本の歴史教科書は、被害を受けた国の教科書でありながら、東京・広島・長崎大虐殺の被害を隠蔽し、犠牲者数も古い調査結果を引用し、31万人としているのです。

おまけに、これらが本文で書かれることはありません。本文では「東京で大規模な空襲が実施され、広島と長崎に原爆が投下されました」とあるのみです。戦時国際法違反とすら書かれていません。

さすがにひどすぎるのではないでしょうか。

歴史教科書の是正が必要です。

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