地域に癌があると。そこを除くことが出来ないと、組織は死滅し、終わってしまう。
先日の会議で驚いたことがある。発言を求める主催者側の言葉に応じて資料の不備を質す意見が出た。
「資料の地名表記に誤りがある」この地に60年住んでいるが、この様な地名は見たことも聞いたこともない。
この言葉に呼応して「これは明らかに間違いだ。」「これを創った責任者を出せ」「校正はしたのか」の声が出た。
そると行政の担当者で出てきて釈明をした。
資料作成の担当者の単なる思い違いの表記を見落としていた様子であった。
その言葉に増長し、語意を強め
「あほー、ばかたれ」「責任者は誰だ」「市長を呼んで来い」「お前のような下っ端は10年早い」と呆れる言葉を羅列する。
釈明した担当者はすっかり萎縮してしまった。
会議の主催者があわててこの馬鹿たれ発言をして次々と激昂言葉をたたみかける「海坊主のご老公」からマイクを取った。
今日の会議はその事が目的ではない。次の質問者にマイクを返してください。だった。
後日、この海坊主の正体を聞く機会があった。下町商店街に巣食う「癌」だった。
大勢の政治権力者をバックに抱える地域のボスらしい。県会議員、市会議員に顔が利くといつも虚勢を張って暴言を繰り返す地域の癌であった。「虎の威を借る狐」である。
立派な主張はひとつも無い。小事を誇張し、たたみかけて責任を問う暴れん坊らしい。
呆れた人物だった。この人物がいつも会議を台無しにする。多くの有為の人材が離れっていった。あんな事を言う奴が出てくる会議に参加したくない。気分が悪い。そう言って離れた多くの協力者があった由。
会の主催者は「癌を取り除く手術を行う必要がある」そうでなければ「会は衰退し、死滅する」
いくつかの会に出ているがこの手の問題児は他にも存在する。決して「役員にはしないこと」
役員の場合は排除する力が働く必要がある。
問題児は取り除く、立派なオペは外部からブラックジャックを呼ぶなりしてもらいたい。
問題の根幹が一人の問題児。ちやほやする体質が問題の根幹だった。