
いま、わたしの通勤ルートではヤマユリが満開です。
わたし、8月5日は休みでした。それで本宮市役所に電話を入れたんです。
「線量計の貸し出しをしているんですよね。予約制っていうことでしたけれど・・・」
「はい、それでいつごろご希望ですか?」
「わたし今日が休みなので、きょう使えればと思ったんです」
「少々お待ちください・・・、今日でしたら午後なら大丈夫です」
ということで、運良く放射線測定器(ポリマスター社製(米国)放射線測定器PM1703MO-1)を借りることが出来たんです。

市役所から帰る途中、車の中を測ってみました。0.4マイクロシーベルト/時(μSv/h)でした。こんなもんなんだ・・・。

そして我が家に着いてさっそく車庫の前、道路に面したコンクリートの上で測ってみました。結果は上の写真のような値でした。年をとってきてすぐに忘れるので、測った場所と値は百円ショップから買ってきた花壇用のネームプレートに書き入れて測ったところに刺して置くことにしたんです。3つ数字があるものは、下から1cm、50cm、1mの高さで測ったときの値です。


庭の植え込みの間などは高いっていわれているけどどうなんだろう?結果は上の写真のとおり。単位はすべてマイクロシーベルト/時(μSv/h)です。

ここは庭から流れた雨水が集まって流れるところです。やはり他よりは高い値です。

そして高いといわれる芝生は?ごらんの値でした。
もちろん、家の中も測りました。家の中は、これも100円ショップで買った付箋紙に値を書いて測ったところに貼っておきました。
結果は一番高いと思った玄関が0.36、わたしの自転車部屋の中央が0.38、庭に面したガラス戸側が0.41。居間が0.43でした。二階の子供の部屋は中央が0.36、窓際が0.51でした。さぞかし高いだろうと思っていた二階のベランダは0.55と意外な結末、しかし排水口付近は0.93と高くなっていました。家の中で一番低かったところは浴室で0.31という結果でした。
わたしは昨日も今日も仕事です。福島市、きのうは“わらじまつり”で今夜は花火大会なんだそうです。きょうは日曜日なので空いている国道4号線を行ってみようかな・・・。
『体内のセシウムは代謝により100日で1/2に、1年たてば1/10以下になる・・・』のだそうですが、植物の取り込んだ放射性物質はそれ以上にかかりそうな気がしますが実際はどうなのでしょうね。『放射能は、DNAを損傷するので、植物>小動物>人間>昆虫の順に放射能汚染の悪影響はでる・・・』のだそうです。
やっぱり植物があるところは少し高いですね。
体内に入った放射性物質は、体外に出るのに時間がかかると聞きましたが、
植物も同じなのでしょうか。
しかし、この違いはいったい・・・。きっとモニタリングポストを据え付けるにあたって地面を綺麗に掃除したせいかもしれませんね。まあ、とりあえず高くならなくてよかったですけれどね。
安全・・」のことですが、3月に村で行った県委託の「健康リスクアドバイザーである長崎大学教授の講演でもすでに言っていましたが「現在は低い数値で支障は無いです。ただ問題は時間です。長くなるとリスクは高くなってくる・・」つまり、低い数値での長期被曝についてのデーターが無いからのようです。
今でもその教授の「時間との闘いです」ということばが耳に残っています
市が毎日放送している測定値を信用しないわけじゃないですが、自分の家で一番高いところや低いところを知りたいと思うじゃないですか。そんなわけで今回借りてみたんです。しかも、以前は「これは健康に害のない値です・・・」っていつも言っていたのに、最近は全く言わなくなってしまったんですよ。これ止めないで、やっぱり毎日言って欲しかったですよ。
まてよ、止めたっていうことは害があるっていうことなの?
松川の自宅庭は地上50cmで1.07μSv/hでした。
似たようなものですね。
福島第一原発から出た放射能が北西に流され
そこから反時計まわりに中通りを南下したって
感じでしょうか。
その頃水道局に深夜、水をもらいに長蛇の列に並んだ
のが思い出されます。
計測時間は1分とのことでしたが、表示される数字は常に動いていて、その平均値を読みました。とりあえず、おおよその目安になればいいと思って借りてきたので、その数値をみて感覚的に「ああ、こんなもんんなんだ」という思いでした。
計測結果は用紙に記入して市に提出します。市はそれを基にして「本宮市放射線量マップ」を作成しています。
http://www.city.motomiya.lg.jp/uploaded/attachment/3220.pdf
(6/13~6/30、地上1mでの計測値)