
(2020.2.17 運動公園内の雑木林を散策する:本宮市高木)
2月17日、依然この辺に雪は無し。コタツに入ってテレビを見ていられないわけじゃないけど、“ワイフ君”を誘って近くの運動公園を散策に行くことにしました。
本当はここまで歩いてくればいいのだけれど、結局車で来てしまうところがわが家らしい。
ここは本宮市高木地区にある本宮運動公園。わが家から直線距離で1.5キロほど、道なりに歩いても2.5キロといったところです。
冬枯れの噴水池・・・
石庭を抜けると・・・
林の中に向かって、いきなりの長い長い階段の散策路になります。
いまの時期はどんな笹も縁が枯れていて“クマザサ”仕様になっているんですね。
ときどき散策コース内で運動する方とすれ違ったりしますが、みんなわたしたちと同じような年配者です。
おや、前方にまたまた苦手な長い階段が・・・。そこで、ここからコースを右手に逸れました。
どうやらそれが間違いだったらしくて、この先で道が無くなってしまいました。だけど、ヘビが冬眠中で下草の枯れているいまの時期なら道なんか無くたってどこでも歩けます。
面白いものが何も無い林の中で見つけたキノコ。サルノコシカケの仲間ですね。
色や模様が違うけれど、これもやっぱりサルノコシカケの仲間。
やっぱり歩いて来たところはコース外だったんですね。
またまた違う種類のサルノコシカケ。しかし、キノコが生えているということはこの赤松も枯れかかっているということでしょうか。
こうして林の中を歩いていると枯れた赤松の倒木がとても多いんです。松食い虫の被害なんでしょうか。
ショウジョウバカマの土手。
いまの時期にこれほど生き生きしているこの草は、いったい何という植物でどんな花を咲かせるのか興味が湧きます。春先にでも確かめる必要がありそうです。(★後に、これは「ツルリンドウ」だということが分かりました)
冬枯れの林の中でひときは生き生きしているのはアオキ。直射日光があたらないこんな林の中が大好きなんですね。
グリグリの節コブが沢山付いた松の根っこがちょっと面白い。
こうして“ワイフ君”と林を歩いていると、いきなり開けた場所に出ました。どうやらお墓に出てしまったみたい。
墓地の開けた場所からは市内の一部が見渡せました。来た道を引き返してコースを修正します。
長い階段がいやでコースから一旦逸れたのが間違いの元で、そこからずっとコース外を歩いてしまったようです。
舗装されたコースの土手の下には木道のコースが見えています。次の機会にはそちらも歩いてみなくちゃなりませんね。
グルッと一廻りしてスタート地点まで戻って来ました。とりあえずはコタツから少しだけ抜け出せてよかったね。次はショウジョウバカマが咲き出す頃にまた来てみることにいたしましょう。
こんな風になっているんですね。
倒木の松の木はたぶん「マツノキセンチュウ」だと思います。松の木肌に小さな穴がたくさん見られたら間違いないです。
倒れた松の木で増え、カミキリムシの体が媒介になる厄介な虫です。
松の木の倒木がおどろくほど多いので、おそらく“玉井人ひろたさん”のおっしゃる通り「マツノキセンチュウ」による被害なんだと思います。
このまま蔓延していったなら大変な事になってしまいますね。