5月10日、午前中で用事の済んだ“ワイフ君”が言いました。
「天気は良いし、どこかへ行こうか?」
「よし、それじゃ時間的には遅いけどいわき市フラワーセンターへ行っちゃおうか!」
高速を使ってはつまらないので、阿武隈山系越えは夏井川渓谷を通って行くことにしました。夏井川渓谷は緑のトンネンルが気持ちイイです。
加えて、いたるところで藤の花が満開なんです。
『ここの藤は色が濃くてキレイ』などと言いながら、時間的な余裕などありはしないのに、時々車を駐めては見入っていたりするのです。
ここでも車を駐めました。
ここは藤もキレイでしたし、川もとてもいい感じだったのです。
磐越東線上りの列車が、時代を感じさせる石積みのトンネルから出てきました。鉄ちゃんではないけれど取り敢えず写真を。
道草の食い過ぎですっかり遅くなってしまったけれど、午後3時ちょっと前に入園することが出来ました。
ネモフィラは盛りを過ぎていましたが、暖かないわき市ならバラが丁度見頃だろうと踏んでいたのです。
バラ園の入り口で出向かえてくれたのは大きな花をつけたタイサンボクでした。少し薄めたらとてもいい香りなのかも知れないと思われるような匂いがしていました。
バラは咲いていましたが、どうやら少しだけ早かったみたい。
咲きかけのバラ園にサヨナラして温室へ行くことにしました。
準備中の花壇を抜けて温室へと向かいます。
サボテンをはじめとした多肉コーナー・・・
はじめてお目にかかったマンゴーの花。
ハイビスカスの大きな花。
はじめめて「トゲがある」事が分かったブーゲンビリア。トゲはどこ・・・あら、オレンジ色のブーゲンビリアなんてあるんだね。
綺麗だと思ったのは、ピンクから白へグラデーションのついたものでした。
温室から外に出て出くわした、たまらなく魅力的な色をしている針葉樹。
【セピア プンゲンス “ホプシー”】と表示がありました。広い庭があれば1本欲しいところです。
そうそう、ここからは海も見えるのです。
ね・・・
午後4時を回ってもうすでに帰らなければならない時間です。お仕舞いに温室の写真を撮ろうとしてハッとしました。後方に控えた大きな温室を見逃していたことに気がついたのです。
入園口の多行松(たぎょうしょう)に別れを告げて、ひたすら元来た道をたどって家路につきました・・・。
国営公園などと違って、広大な敷地と施設を管理していくのは予算上とても大変な事がよく分かります。
ロケーションはとてもいいところなので、施設充実のためにどうかもう少し予算をつけていただきたいところです。
市民税も納めてはいないのに申し訳のないところです。
緑と眺めは滅法いいところですから、近くへおいでの際はぜひ伺ってみて下さい。
タイサンボクって素敵な花ですね。
ホオノキの花みたい
おっしゃる通りで、どちらもモクレン属の樹木だからでしょう、ホオノキの花によく似ていますよね。
加えて花の香りも似ていると思いました。
花の大きさと色が素敵、そしてシベの構造が独特ですよね。
コメントありがとうございました。