LIFE IS GOOD! うろうろ人生旅日記

20代はいろんな国を歩き30代はサラリーマン。40で早期退職に手を挙げた。現在訪問69か国+1。只今バンコクで生活中。

ラホール着

1998年01月27日 | パキスタン・インド日記
1月27日 (火) -ラーワルピンディー-ラホール (YWCA)

朝4時頃23日に夕食を食べたキーマのおいしい食堂にバスが止まり、それほどお腹が空いてないのに先日の味が忘れられずまたまたキーマ、ナン、チャイのトリオをいただき気分悪くなる。

7時過ぎ結局ほとんど眠れないまま17時間かけてピンディーのピールワダイバス停到着。ここは巨大なバス停でピンディーから出るバスのほとんどが集まっている所だ。8時発のラホール行きのチケット(66rs)を手に入れ、今夜はPOPULAR INNに1泊するという祐司君とサヨナラしバナナ4本(6rs)買って乗り込む。

前回ラホールから来た時は110rsだったのに安いなー、と思っていたらこのバス、何と長距離ミニバスであった。窓の隙間から冷たい風はビュービュー吹き込んでくるは、狭いシートにぎゅうぎゅうにされるはで疲れた体にかなりこたえた。昨日の朝から4本目のバスである。

既に24時間以上が過ぎている。疲労はピークのはずだがとにかくギルギット-ピンディー間が予想以上に快適であったので、ピンディーに宿を取らずラホール直行という道をとらせたのだ。客を拾いに停まる度に直行バスにすれば良かったと後悔した。用を足すのを我慢して我慢して午後2時懐かしのラホールへ。フンザからここラホールまで29時間のバス旅であった。

YWCAまで歩く気力もないのでオートリクシャーに乗る。親父に「YWCA。YMCAじゃないよ」と数回念を押し、OKOKとという返事をもらって乗ってたら連れて行かれたのはやっぱりYMCAだった。YMCAから地図を見ながら指図しどうにかYWCAに着く。

荷物を置くと結構お腹が空いている事に気づきホリデーインホテルに行く事を決心。行く途中でペプシを飲み、ホリデーインではカプチーノ、チーズバーガー、アイスティーをむさぼるように食べる。ラマダン中なのでこうゆうホテルしか食べる所がないので来てるわけだが、これは結構いいホテルの使い方のような気がする。物価の安い国の高級ホテルなら私のようなものも十分利用できる。但しレストランだけだが。さすが一流ホテル。パキで初めて上流階級然とした女の人を見た。

5:40pm頃のラマダン明けに備えてレストランのボーイが次々に料理を用意している。その国に入ればその国の習慣に従うのが普通かもしれないが私は本当マイペースである。お腹を空かした人の前で食うわ、飲むわ、吸うわ、少しはきを遣えばいいのだが性格なのでしょうがない。あと外人だからとじろじろ見られるのも好きではない。そういう奴には思いっきり睨み付けてやる事にしている。アイスティーにレモンを入れすぎてただのレモンジュースになってしまった。

今5:10pm続々と金持ってそうな連中がレストランに入って来ている。
5:20pm追い出された。ラマダン中なので予約でいっぱいなのだそうだ。予約せずに来たファミリーが入れずにいた。カードで支払い借りたボールペンを腹いせにとって出てきた。YWCAに戻って隣のベッドの日本人と晩飯に出かける。(コーラとチャイだけ)夜のラホールは電灯けばけばしく人出もかなりのものであった。甘くないソフトクリームをなめながら宿に戻ってきた。YWCAは広間に大きな机、キッチンもありとても過ごしやすい。出来れば休憩もかねてもう1泊したいが必要以上に日数を使っているのでなくなく明日インドに向かうことにする。フンザの寒さが嘘のようで今は普段どおりの格好をしている。

久々の落ち着いた夜を迎えられている。