コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

原点回帰 続編

2014年11月23日 | 来し方 行く末



下池 つーくらいで 

上池より 少々 モノ寂しい感じがするのであります



いまは 積極的にやっていないのでしょうか

ここらで 蛍を飼育しよう って 計画があったような…

ありゃ バブルの狂気だったのかな?



高校時代のある日 台風が直撃して 午後の授業はナシ

生徒は 即刻下校しなさい!

なんて事があって 

そりゃ スゴイ雨風の中…



こんくらいの太さの木が ココらで根っこから押し倒されてた記憶がある

 

この鮮やかさの記憶は無いなぁ…



ここから 善福寺川が流れ出す・・・



下池は がまの穂 なんかを そのまま(?) 積極的(?)に 生やしてある



だから その裏手は もっと モノ寂しい…



けど こんなヤツもいる



今も あるんだ ブランコ…



反対側から見た ブランコ…



ブランコ側の 出入り口? 門?






高校2年?

高校3年なら とりあえず「行くだけ」は予備校に行ってたから・・・

いや、でも ほかの記憶と照らし合わせると 高3?

好きだった子と ふたりで よく この道を歩いた…

デートコース って

ただの 帰り道なんだけど

自転車 押しながら 歩いてたと思う



こっち側を背に



こっち向いて歩いた



右側の壁は コレがあって



左側は 今も 当時のままかもしれない



つまりは 畑 ・・・



ココを右に曲がって



その先は 左に曲がる…



ちょっと 豪華なおうちの前を過ぎて



坂を下って



下りきったところが



ココ 入り口…



で ブランコ…

ふたりで並んで じゃなくてね

確か 彼女がブランコで ワタシは その周りの柵に腰掛けてた…

何を話していたか なんかは すっかり忘れてる




猫は笑うよね でも犬も笑う時 あるよね って

そんなハナシを してたっけ…






この 正面の車が駐めてある場所が 彼女の家だったところ…

当時は どこにでもあるような 木造の日本家屋で 

一度だけ 上がらせて頂いた事がある

夏だった

お母様に 麦茶をいれて頂いた…

小さな庭があって 柴犬がいて

お母様は 洗濯物を 干してたのか取り込んでいたのか

夏の日差しに眩しいほどの 割烹着姿だったような…

記憶違いかな?? 美化しすぎ??




コチラの進路を決めなければならない時期で

生物(いきもの)関係に進みたかったワタシは

「生物」→「医学部」 って 偏差値考えよろ!

(小児科の医者になりたかったけど 今から思うと なれなくてヨカッタ)

じゃ ほかにどこ? 理学部生物学科??

当時 相当ひねくれた化学の教員がいて 相談しに行ったら

「ツヅキよぉ いまじゃバイオが人気だろ?

   どいつも コイツも バイオ バイオ ってよ

      そんだけ周りにバイオ野郎がいてさ

         生き残れるのは たった一握りじゃね~か…

             オマエ その一握りに入れるか?」

「いやぁ 入れないですよ きっと たぶん…」

「じゃあよ 芸は身を助けるから 資格の取れる方のが 良いんじゃねぇの?」

そんなハナシをしてくれていました

コノ教員 パソコンなんて見たことない時代に

Macじゃなくて マッキントッシュ っていってた頃の

たぶん 教員の給与で数ヶ月分 くらいしたんじゃない?

ソレを職員室に持ち込んだくらいのひねくれ者なので

相当 疎まれたんじゃないかなぁ…

んふんふんふ… と笑う癖の持ち主で 年齢不詳…

当時から ワタシはマイノリティーでしたが

この 「資格の取れる方」というのは 強く残りました

でも 具体的になにがしたい? 進路 決まらない…

そしたら 彼女はさらりと 「私は獣医師になる!」と…

はぁ~ その手があったかぁ ワタシの率直な感想…

生物関係で 教員免許以外に資格が取れて

上手くすりゃ それで飯が喰える・・・

ひねくれ教員 (後に仲人を引き受けて頂きました) と

彼女 (現在も臨床獣医師として鋭意診療中) のひとことで

進路決定!

でも受験勉強 って どーすることなの?

だから 「一応」 予備校だけは行った

四谷校 目の前は 有名な鯛焼き 「わかば」…

行って 授業(?)聴かずに 校舎の屋上で 鯛焼き 喰ってた…

(良く言やぁ モラトリアム ってヤツ…
  
   悪く言やぁ ただサボってただけ
 
       受験勉強って なにすりゃ良いんだか 

           わかってないんだもの)


   


さて 時の流れは止まることなく

高校の卒業式の帰りも この道を歩いて帰った

天気の良い日でね… 春風がつよくて畑の土を巻き上げて

まわりが黄色くなるほどだった

ぽかぽかして 気持ちの良い日だったなぁ…

ワタシ 勉強しなかったから浪人決定 

彼女は一つ年下だったので これからが現役受験生

だから それで さよなら・・・

翌年 ワタシは一浪で彼女は現役で 大学へ進学… 

ワタシ 山口大学農学部獣医学科

彼女 ★★大学獣医学科 (個人情報) 

      コッチの方が 明らかに偏差値は上・・・



ココ ある意味 原点のひとつ 

ワタシの中で 大切な 場所・・・






そうそう…

イケセイで凄目された 星野道夫 の カレンダー

新宿紀伊國屋本店でも 聞いてみました



そしたら お若い女性店員さん

「長野道夫さんのモノは ウチでは入れてないんです」

とのこと

名前は知っていて 入れてない とのことだから

販売経路が 違うかなにか

所謂 諸般の事情があるのでしょう

ご本人は もう亡くなられていますから

手持ちのパイは 増えることなく減るばかり ですからね





今日は 小春日和のようです

楽しいこと うれしいこと たくさんありますように

長野の地震 皆様の事無きことを祈ります





 











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