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神戸市会 決算特別委員会(住宅都市局)で、都心の再整備等について、代表質疑を行いました。2015.10.2

2015年10月21日 15時55分47秒 | おーいブログ

 10月2日の神戸市会決算特別委員会(住宅都市局)で、民主こうべ政策議員団を代表して、住宅都市局長はじめ当局幹部に対し代表質疑を行いました。以下、質疑の要旨を掲載します。

Q1.三宮周辺地区の再整備について(大井としひろ)

この9月3日に神戸の都心の未来の姿[将来ビジョン]が発表された。このビジョンの中で、「神戸らしさ」ということで、神戸らしい、瀬戸内海と六甲山に囲まれた美しいまちを守り育て、都心の魅力と景観の維持・向上を図るため、建築物の高さなどの規制・誘導に取り組んでいくことが示された。

一方、玄関口となるエリアでは、商業・業務機能の集積を促進し、都市の魅力と風格を感じさせる「顔」づくりをめざすとともに、商業・業務機能と居住エリアが共存するエリアについても、都心の魅力とにぎわいの維持・向上につながるような都心居住を促進するということであるが、仮に業務機能のみを集積すると、週末には人がいなくなり大変寂しい空間になってしまう。また、住宅機能のみとなった場合にも、にぎわいに欠ける空間となってしまうわけである。

元県知事の貝原氏がよく言っていたのは、パリのシャンゼリゼ通りに立つ建物の1階部分には、喫茶店やレストランやいろんなお店があって、その上層部に住居部分があるということである。貝原氏は元町あたりにお住まいであったため、元町界隈にはそういう雰囲気があり、1階部分は喫茶店やレストランが入っており、自分は上層に住んでいた。普段お客さんが来ても、上に上がるのではなく、下で用を済ますことができるということで、大変住みやすい良いまちだと常々言っていた。

そういう住みやすいまちづくりというのをぜひ取り入れていただき、三宮地区の再整備にあたっては、都心居住に対する需要が一定程度あるなかで、景観の観点から高さの規制・誘導での制限のみでなく、歩く際の目線となる1階部分の景観についても配慮していただき、にぎわいのあるまちづくりの形成を図っていくべきではないかと考えるが、そのあたりのご見解を問う。

A.(住宅都市局長)

三宮の再整備構想の中で、景観をいかに作っていくのかについては非常に大事だということで、そういった項目についても重点的に書かせていただいた。ご指摘いただいた景観の面でも、ひとつは建物の高さをどうしていくかということがある。これについては、神戸の特色である六甲山の山並みを背景として広がる市街地景観の保全をしていくという取り組みとして、景観法や都市景観条例の規定に基づき、高さの規制の基準を平成22年7月から施行しているところである。

 また、1階部分のにぎわいという点については、ビジョンを作る際にいろいろと議論があった。特に近年は都心居住が進んでいるが、都心の真ん中でマンションができて、その1階がマンションの玄関だということになれば、にぎわいとしてどうなのかといった議論もあった。そういう議論を踏まえ、やはり玄関口となるエリアについては、商業・業務機能を集積することで、都市の魅力と風格を感じさせる「顔」づくりをめざす。

一方、商業・業務機能と居住機能が共存するエリアについては、都心の魅力とにぎわいづくりの維持・向上につながるような都心居住の在り方も考えていかないといけないということで、バランスをとっていくことが非常に重要ではないかと考えている。バランスをとりつつ、にぎわいを出していくということであるが、ご指摘のとおり、歩く人の視界に入りやすいにぎわいづくりは非常に重要であると考えている。これまでも三宮駅周辺で地区計画を作っているが、その計画では1階又は1・2階で住宅の用途規制をし、地域主体でにぎわい施設を誘導するという取り組みが行われたところである。

将来ビジョンにおいても、低層部に店舗やギャラリー等のにぎわいを生む施設を誘致することで、非日常的な空間を創出するということが書かれている。また、三宮周辺地区については、道路を人と公共交通優先の空間とする、建物の低層部について内部のにぎわいが見えるようなデザインにする、活気溢れる駅前空間を形成する。こういうことを方針として掲げているところである。こうしたことを具体化していくために、今後検討していく景観デザインコードの中でも、こういった内容を盛り込んでいきたいと考えている。今後については、市民・事業者・行政が神戸らしい、海と山に囲まれた景観の維持、都心の魅力、にぎわい向上という将来像を共有し、民間開発のプロジェクトも計画調整しながら、デザイン都市神戸の玄関口にふさわしい景観形成に取り組んでいきたい。

(再質問)(大井としひろ)

 今の話によると、人はどんどん三宮・中央区に集まってきているということであるが、私の住んでいる須磨はご存知のように消滅可能性都市ということで、どんどん人口が減っている。中央区では若い方だけでなく、高齢者の方々もどんどん移り住んできている。先程の貝原氏の話ではないが、そういう便利なところで、高齢者にとっては車も必要ない、下に降りれば食べ物も自由に食べられる、歩いてどこへでも行けるということで、どんどん移り住んでこられる。そういった高齢者の方に対するアイデアは何か考えているのか。

A.(計画部長)

ビジョンや三宮再整備基本構想の中では、人に優しい空間を作っていこうということを考えている。それはまさしく、人というのは若者、高齢者違わず、誰にでも優しいということで考えており、特に空間づくりの中では、例えば、緑陰の歩き方やベンチを配置して佇める空間を作っていくといったことをビジョンや基本構想に盛り込んでいる。そういうことが、人と公共交通中心のまちにつながっていくという姿を描いている。

(再質問)(大井としひろ)

 三宮周辺の再整備基本構想では、既存の駅の改札口は原状のままということで想定されている。以前矢田前市長にも久元市長にも質問したとおり、JR・阪急の高架が築造から70年以上経っており、老朽化していることもあって、高架の安全対策という意味では大変な課題となっていると思われる。頭上からコンクリート片が落ちてきたという話もよく聞く。

この高架の対策は最終的にはJR・阪急が行うことになるのだろうが、神戸市としても考えていかなければならない問題だと思う。今後この安全対策を進めることになると、阪神電鉄の連続立体交差事業のように長期に渡って工事が行われることになるが、三宮の中心街で果たしてそんなことができるのか、ましてや三宮のど真ん中で20年も30年も工事が続けられるのか。

そういったことを考えると、いろいろなやり方を考え、やり方を工夫しないといけない。以前にも本会議で取り上げたが、東急線が走っている東京の渋谷では、地上2階の駅が一夜にして地下5階の駅にすり替わった。これは8年間地下に1.5㎞前後のトンネルを掘り、車両を地下に入れたことで可能となった。

ストラム工法というが、7年か8年か10年かわからないが、地下にトンネルを掘って高架の車輌を地下に入れるということをすれば、20年間三宮周辺が工事で立ち行かなくなることはないと思うが、そういったことは考えているのか。

A.(計画部長)

三宮再整備基本構想や将来ビジョンを作る前提の話として、JR・阪急が地下化することをどう取り扱うのかという質問であったかと思う。昔は地下化という話もあったという風に記憶しているが、地下化するだけで長期の年月がかかってしまうということもあって、現在のビジョンや再整備基本構想については、現状の時点の改札や駅の形で考えている。ご指摘のとおり、それだけで20年かかってしまうと、ビジョン等を作る前提条件が変わってしまうことになる。

また、三宮駅を地下にしてはどうかという質問があったが、駅を地下化することに伴って、線路自体を下げていく必要がある。一夜にして地下鉄になったという渋谷~代官山間のストラム工法というのも承知しているが、線路を下げる作業がかなり大変である。現在ある三宮の高架を地下駅にすると、20m以上線路を下げないといけないことになるが、かなりの長い区間に渡って影響が及ぶ。線路の前後部、おそらく元町駅あたりまで影響が及んでくるのではないかと考えられる。そういうことを考えると、大規模で長期的な事業ということでそれはビジョンや基本構想の前提にはしていないということである。

 さらに、JRの高架は年月が経っているので老朽化しているということであるが、耐震などの安全性については問題ないということを聞いている。ただ、構造物であるため経年変化は生じてくるので、今後は長く使っていくための長寿命化の工事をしていかなければならないということで進めていくという話を聞いている。JRとしては、駅の地下化といったことは考えていないということである。そうであっても、工事によって、地上部の回遊性やにぎわいに影響が出ることはもちろん考えられるので、そういったことの影響がないように、あるいは周辺の回遊性やにぎわいを妨げないような取り組みを我々としても考えていきたい。

(再質問)(大井としひろ)

阪神電鉄連続立体交差の工事はどれくらいの期間がかかっているのか教えていただきたい。

A.(市街地整備部長)

平成3年から着手しており、現在で24年ほど。さらにこれから6年ほどかかるので、約30年程度の事業期間となる。

(再質問)(大井としひろ)

大石のあたりで30年かかる。三宮のど真ん中で30年工事するということになると大変なことになる。それを考えると、もともと神戸市は阪急もJRも地下で入ってきてほしいというのは、議会でもお願いしていた。最終的に入ってきたのは阪神電鉄だけで、その当時JRは旅は車窓からみて初めて列車の旅であると譲らず、高架デッキで入ってきた。それを見て、阪急も同じように入ってきたと聞いている。

 今、新幹線の新神戸のあたりを見るとトンネルで、なかなか車窓という雰囲気ではない。これから始まるリニア新幹線もトンネルだらけで、そういう時代になってくる。やはりJRも、特に阪急は相互乗り入れということで地下に入ることはやぶさかではないと思う。

30年間あそこで工事をして果たしてどうなるのか。長寿命化とおっしゃったが、あの高架はそんなに寿命は持たないと思う。そういうことを考えると、やはり地下に入って今の間にトンネルを掘り、一気に地下に車両を入れる。そうすると上にはたくさんの空間が出来る。これをどうしようかと考えられるわけで、私の意見については神戸市としては誘導していくつもりはないのかお尋ねしたい。

A.(計画部長)

現在聞いているJRの長寿命化については、阪神連続立体ほど期間もかかる、工事ヤードをたくさんとってやらなければいけないということは聞いていない。それがどれくらいかかるのかということも今後確認していきたい。

 ただ先ほど申し上げたが、地下化するというのは駅1つを地下化するのではなく、線路自身長い区間を下げていくことになるので、それ自身も非常に大きな工事になり、膨大な事業費もかかる。それについては、現時点で優先してやっていくという考えはない。

 

(再質問)(大井としひろ)

 阪神電鉄が連続立体交差になっている。阪神電鉄は立体交差にして、地下に入っているのではないか。

A.(市街地整備部長)

今現在、芦屋市境から魚崎まで、地上にある線を高架にしようとしている。それからさらに西へ行き、春日野道の手前から地下へ降りていき、三宮駅については地下、西の方まで地下という状況である。

(再質問)(大井としひろ)

 言っていることとやっていることが逆である。阪神はそのようにしている。全然出来るわけで、三宮の都心の開発をするときに、どういうかたちで進めるのが1番いいかというと、この高架は老朽化しており、阪急もJRもまさに老朽化している。あれをなんとかしないといくら素晴らしい建物を作っても、それはいかがなものかということになる。全体的にさらんぱんにして、新しいものを考えていく時に、こういう方法もあるという提案は神戸市は当然提案するべきである。

先日、久元市長はJRの壁は高いと言われたが、JRというのはいまだに国鉄という意識が強いようで、地方の声をなかなか聞いてもらえない部分もある。私たちは須磨のエレベーターをつけるのに経験したからよくわかるが、それは言っていかないといけない。最終的には神戸のまちのためになることだと思う。もう1度お聞きしたい。

A.(局長)

地下化については、技術的にも事業費的にも厳しいということはあるが、長いタームで都市の構造を考えれば、委員ご提案の地下化をしていくことも1つの選択肢ではあろうかと思う。具体的な検討をすぐにしていく段階には至っていないと思うが、長期的な視点で神戸の都心をどう考えていくかについては、検討をしていくことが必要ではないかと思う。

(再質問)(大井としひろ)

 2001年に大深度地下法が制定され、地下空間が公共の事業で使えるようになった。神戸市も水道のトンネルは、この大深度地下法で作っている。実はこの大深度地下、例えば地表から40m、建物の支持基盤から10m、その下の部分は、公共が開発する場合には土地も一切収容することなく、すべて使える空間が地下には広がっている。こういう地下を活用する、近畿圏では京都や大阪、兵庫県、奈良と神戸も使えるようにはなっているのだが、そういうアイディアはお考えになったことはあるのか。

A.(局長)

鉄道を地下化する際に、大深度の活用が可能かということについては、検討したことがないので、そのことについては可能かどうか今の段階では話ができない。しかし、例えば検討されている名古屋から東京間のリニアについては、まさに大深度地下法を適用してやっていると聞いている。部分的に駅部、特に名古屋駅のところは、現在のJRと直行するようなかたちでリニアが入ってくるのだが、それについては駅の前後1キロくらいの間は収用をかけて、上を全部撤去するやり方であると聞いている。それがそのまま三宮に当てはまるというわけではないが、そういった法的な制約もあるということでそんなことも含めて検討する必要があると考えている。

(再質問)(大井としひろ)

 阪急の相互直通運転について、阪急の社長は神戸の未来を考えるにあたり検討すべき事項であると前向きに考えているようであるが、阪急相互直通運転に関して阪急と協議を行っているのか。

また阪急相互直通運転については、今後の状況に応じて、神戸の都心の未来の姿(将来ビジョン)や三宮周辺地区の再整備基本構想に反映していくようなことがあるのか、伺いたい。

A.(計画部長)

以前から阪急の社長さんから、前向きにこういったことをしてはどうかというような発言をいただいている。我々としても、どういったことを構想として考えているのか、昨年度構想についてご説明いただいた。内容については、こういうところで接続したらどうかというようなまだアイデアレベルのものだと考えている。それをすると、どれくらい神戸に効果があって、どんなデメリットがあって、事業費がいくらかというとこまで踏み込んだものではない。ただそれをすると、神戸の旅客動向などが大きく変わることになる。例えば、地下鉄沿線への影響、他の鉄道沿線に与える影響、そういった費用も含めて検討していく課題はたくさんあるかと思う。

将来ビジョンや再整備基本構想への位置付けであるかが、阪急相互直通運転の検討内容が経済的なものもあり、技術的なものもあるので、すぐに結論を出してやる、やらないの判断がなかなかできないところである。ただ検討を進めて相互直通運転の方向性が出れば、将来ビジョンや再整備基本構想にどのように盛り込むかを検討していく。

(再質問)(大井としひろ)

阪急が地下で直通運転で入ってこれるのであればJRも入ってこれる。そのあたりはJRにもよく話していただきたい。

阪急の相互乗り入れについては、なにも三宮で入らなくてもいいのではないかと思う。以前交通局のOBの方に、高速神戸のあたりでは壁一枚隔てたぐらいで阪神と地下鉄が並行して走っているところがあるという話を聞いたことがある。そういう形で相互乗り入れが実現すれば、西神の方が皆お客さんを持って行かれるというようなことではなく、皆さんが便利になり、大阪で働いている方も西神、須磨あたりが全部通勤圏になる。そういうことを考えると、いろいろな意味でデメリットもあるだろうが、たくさんのメリットもあると思うので、この問題についてはぜひ前向きに考えていただきたい。私自身、阪神電車で板宿から通天閣まで行ったときは驚いて、阪神、阪急、地下鉄、JR全部が乗り入れていて大阪はすごいなと感心して帰ってきたことがある。やはり神戸でもいろいろなところが乗り入れていただき、大阪まで便利に行けるようになれば、逆に大阪の方々もニュータウンに移り住んでいただけることにもつながるのでぜひよろしくお願いしたい。

話題を変えるが、京都において、四条通りで京都市長が歩道を広げられて、車道を2車線にして大渋滞になり、様々な物議を醸して再び元通りの車線に戻したということがあったと聞いた。十分なシミュレーションをされたとは思うが、いざやってみれば(うまくいかない)ということもあるので、京都の方から神戸ではああいうことになってはいけないと先日言われたので発言しておく。

三宮の周辺について、私も本会議の場で久元市長に、人が主体のまちづくりをしてほしいと、できることなら大きなフラワーロードの車線を減らしてほしいということも申し上げたが、三宮のあたりは商店街があり、商売人のまちでもある。このあたりで商売される業者の車やトラックについては、優先順位では上の方にあげておいてもらわないと、京都の四条通りのようなことになりかねないと思っているがいかがか。

A.(計画部長)

ビジョンや基本構想の中でも、人に優しい空間を作っていくということを謳っている。ビジョンとは直接関係ないが、昨年元町の大丸周辺で歩道を広げて車道を狭めるという交通社会実験を実施した。そこで出た課題がまさに荷捌きの車である。これについては、車道を狭めても毎日の商売に影響するものであるので、そういったことをどうするかといったことを解決しなければ、車道を狭めるというのは難しいことがわかった。他にも観光バスが停車するということも課題として考えている。こうした社会実験の結果を受けて、どういう風にすればスムーズに人と公共交通に優しい空間を作っていけるかということを検討している。四条河原町の事例も研究し、今後も検討を進めていきたい。

(再質問)(大井としひろ)

神戸の都心の未来の姿ということで、将来ビジョンや三宮周辺地区の再整備基本構想の合同報告会において、委員の方から今後これらを進める上で、体制等についての意見があったと聞いている。

ビジョンや構想の作成にあたっては、関係局とも連携し、住宅都市局が中心となってリードしてきたと思うが、その実現となると住宅都市局のリードですべてが進むとは考えにくい。スピード感をもって各種事業を実現していくにあたり、今後の住宅都市局の役割をどのように考えているのかお聞きしたい。

A.(局長)

ご指摘のとおり、9月3日の合同報告会で委員の方からは、良い案ができたがこれをいかに推進していくのかということが大事で、その意味において、その推進をどのようにチェックしていくのか、あるいは計画にある程度柔軟性を持たせて、新しい施策の議論を継続し、新たな案が出てくればそれを反映することも必要であるといった意見をいただいた。

今後ビジョンや基本構想を推進していくのは、もちろん住宅都市局が中心となるが、経済や商業など関係する部局もあるので、庁内で一丸となって推進体制を作ってビジョン・構想が実現するように積極的に取り組んでいきたい。

2.計画的開発団地のリノベーションについて(大井としひろ)

本会議の場でも少しお話ししたが、大都市の行財政制度に関する特別委員会に参考人として一橋大学の副学長である辻先生に来ていただき、大都市の抱える問題についてお聞かせいただいた。そのときに人口問題に関する話が出たのだが、やはり神戸市のような政令市が勝ち残っていき、そういうところに高齢者も含めどんどん人が集まってくる、人口密度が濃いほど福祉行政などいろいろな施策が展開できるということであった。

私の方から、須磨は消滅可能性都市でどんどん人口が減っているという話をすると、全然大丈夫、須磨や周辺のニュータウンはまだまだ価値があり、まだまだ人が押し寄せてくると言われた。ただ、間引くところは間引かないといけないとも言われていた。先ほどもあったように、高齢者の方ばかりが集まってくるとなかなかその中に若い人が入るというのは難しい。

先日の有識者会議のレポートをみると、両親が住んでいるところに、その子どもが移り住んでくるようなケースが一定割合いるということであった。そういうことを踏まえると、ニュータウンに若い人が入ってもらえるようなスペースや間取りを工夫していく必要がある。若い人にデザインしていただいてるとは思うが、まだまだ足りない。うまく工夫すればニュータウンのあたりにもまだまだ若い人に住んでもらえると聞いているが、そのあたりの見解について聞きたい。

A.(局長)

須磨ニュータウンについては、ご指摘のように辻副学長の見識もそのとおりだと思うが、ニュータウンというのは都市基盤がしっかりと整っているということがある。道路が整備され、広々とした公園もあり、中心の商業施設も充実している。そういうことからすれば、消滅などというのはとんでもないことで、そういった基盤が維持され、快適な居住空間が確保されているので、あとは、いかに住宅に若い人に入ってきてもらうかというところが、人口をできる限り維持していくというなかで非常に重要な問題だろうと考えている。

そういう意味で、高倉台においても中層住宅の再生を主眼において、地域の方もそういったことを今後検討していこうと議論されているところである。現在のところ中層住宅は、5階建てのエレベーターのない階段室型の住居が多いということで非常に使い勝手が悪く、人が出て行くということがあるが、そういったところについても様々な形でリノベーションをする、若いデザイナーの方にデザインしてもらうなどして、若手の方に住んでいただけるような中層住宅を作っていけば、若い人を呼び込む可能性は十分出てくるのではないかと考えている。我々としても可能なことを展開していきたい。

 

(再質問)(大井としひろ)

高倉台のワークショップには結構入らせていただいて、皆さんと一緒にやり取りをさせていただいており、いろいろなアイデア、お声が出ている。ただ、一番大きなところで言うと、中層の住宅をどうするか、といったことだ。

私は中を上手くやれば若い人に移り住んでいただけると思っているが、中層を一度さらんぱんにして、大きな高層の新しいマンションに作り替えてほしい、上に新しく入られた方の資金で建替えられるのではないか、といったことを仰った方がいたが、コンサルの方ははっきりと「そんなものでは出来ない。今おられる方々にも2,000万円程度のお金は出してもらわないとできない」言われたので、皆さんしゅんとなったが、そういったことも含めて議論をしていけばいいのではないか。一度久元市長に高倉台の土地を買っていただき、そこをスポーツ施設に作り替えていただいて、その費用で高層の建物を建てるのはどうかと申し上げたが、そんなアイデアはどうか。

A.(局長)

確かに今現在の状況を考えたときに、用途容積が決まっており、その容積のなかで一定の容積を満たすようなかたちで建物が出来ているので、容積に余裕があれば新しい建物を建てて、その上の部分を売却し、建替え費用に変えていくことが可能であるが、今現在の段階では難しいと思う。これを実現するには、新しい制度やあるいは民間のノウハウや活力を導入していくことが必要だと思う。

 (再質問)(大井としひろ)

 今ニュータウンでURの建物は歯抜けのように空いている。これをなんとかするよう、神戸市はURのみなさんといろいろな協議会など話し合いをしていると思うが、そのあたりの話がどうなっているのかお聞きしたい。

A.(計画部長)

URとはニュータウンのリノベーションだけでなく、いろいろな場面でご一緒するので、URが展開している事業も紹介してもらっている。URも賃貸住宅の空き室を非常に気にしており、例えば無印良品と組んだリノベーションをして、若者に入っていただくようなことをしている。我々も勉強させていただきながら、いろいろな仕掛けを考えていきたい。

(要望)(大井としひろ)

 是非、三宮の元町あたりで1階部分に喫茶店やレストランがあるように、例えばニュータウンにそんなものがあってもいいかななど、今まで考えたことがないようなことをいろいろ工夫されて、若い人たちに入ってきていただいて、商売して、おじいちゃんと話す。いろいろ考えればいろんなアイディアがまだまだ出てくる。そうすることによって、ニュータウンにもう1度若い人たちが移り住み、そして子供たちがワイワイとにぎやかになる。

局長がおっしゃったように、公園や施設は完備し充実しているので、是非そういうまちづくりを住宅都市局が中心になって進めていただきたい。以上

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神戸市会決算特別委員会(みなと総局)で、須磨海岸の健全化について質疑を行いました。2015.9.30

2015年10月21日 15時21分48秒 | おーいブログ

9月30日の神戸市会決算特別委員会(みなと総局)で、民主こうべ政策議員団を代表して、みなと総局長はじめ当局幹部に対し代表質疑を行いました。以下、質疑の要旨を掲載します。 

.須磨海岸の健全化(大井としひろ)

 今年の海水浴シーズンは天候にも恵まれ,70万人の大台を回復し,喜ばしいことだと思うが,地元の議員としては,地元の方々から,「この須磨海岸では今年,毎週のようにパトカーが出て,喧嘩の大騒ぎが毎週のようにあった。何とかならないか。」というような声を聞いたり,私もちょこちょこ須磨海岸を歩いたが,入れ墨やタトゥーという次元ではなく上半身入れ墨だらけの人が堂々と泳いでいる。ああいう状況ではやはり,一般の方々が須磨海岸で泳ぎたいとか行きたいという状況にはないのではないかと考えている。

地元の議員は毎週,花火パトロールと言って,夏の間は地元の自治会のみなさんや海の家や須磨区役所や色んな防災関係者も入っていただいて,パトロールをするが,たまたま私が行ったときには警察の制服の方がいなかったこともあったのだと思うが,酔った連中が威圧するようにパトロール中の人たちに,襲い掛かるとは言わないが,そんな雰囲気の中でパトロールされていた。こういうところは,局長はどうお考えか。警察とはどういう調整をされているのか伺いたい。

A.(みなと総局長)

須磨海岸の花火パトロールだが,地元の方々,近隣住民の方々,我々も一緒に行っているが,議員の方々にもご参加いただき,大変ありがたく思っている。

啓発については取り組んでいるが,花火の注意については,条例制定当初の平成20年度からは,当時1,300件を超える指導があったが,昨年度は221件まで減少して,効果は少し見られている。また平成23年の条例改正時に健全化の取組みとして追加した,入れ墨については,当時800件近い指導をしたが,なかなか減らずに平成27年度は250件を少し超えるほどで,減少はしているものの,まだまだという状況になっている。これらの取り組みについては,減少しているからいいのではなくて,心を引き締めてやっていきたいと思っている。

特に,警察との連携は当然不可欠だと思っており,平成20年度に条例を策定した段階から,警察とも密に,いろんな事をさせていただいている。

例えば,平成20年度には警察OBを本市嘱託職員として採用し,須磨海岸の中央詰所に配置している。これはやはり警察OBのノウハウを生かしてもらうとともに,海の家の従業者を対象に講習会も実施し,犯罪の抑止力となるよう,防犯カメラの位置の指導など,様々な対策に警察の方々の知恵を借りている。

日頃から所轄の須磨警察署をはじめ,兵庫県警本部と情報の共有図っているが,マナーが良くなってこないのは私も実感している。現在昼間については,臨時警察官詰所を設置し,須磨署の方に常駐していただいており,今年は期間中に延べ456人の須磨署の職員に従事いただいている。今春,神戸市警察部長が代わられたので,4月に会いに行き,須磨海岸をはじめ色んなみなと総局のイベントに対し協力をお願いしてきている。特に須磨署については夏の期間中かなりの負担をおかけするが,巡回警備のさらなる強化をお願いしており,さらに連携は密にしていきたいと思っている。

今年度,入れ墨についてはまだ多い件数があるので,来年度からも須磨署に色んな事をお願いし,特にマナーについては,警察の協力も得ながら,きっちりと取り組んでいきたい。

(再質問1)(大井としひろ)

警察とはいろいろやり取りがあって,件数なども聞いたが,先日の本会議での副市長とのやり取りで,「だいぶ健全化は進んでいるというか,前よりはましだ」というような答弁があったが,私たちは全然そうは思っていない。どんどん悪くなっていると思っている。例えば,パトカーの出動件数が何件あったかご存知か。

A.(局長)

パトカーの出動件数は今手元にないが,喧嘩等が十数件あったという報告は受けている。

(再質問2)(大井としひろ)

喧嘩が十数件と言うが,地元の方々は毎週のようにあって,毎週のようにパトカーが来ていたと言っていた。それぐらい頻繁に,小競り合いではなく,ひどい喧嘩があったと思っているが,局長はご存知か。どういうものがあったのかご報告いただけるか。

A.(局長)

詳細には聞いていないが,状況の報告は受けている。

(再質問3)(大井としひろ)

そういうことで副市長にどういう報告をされたのかわからないが,副市長は本会議場でましになったと言われたが,全然なっていない。局長も状況は把握されていない。それは問題だ。今の須磨海岸がどういう状態か。例えばJR須磨駅から海岸に降りる階段は,一般の方は怖くて降りられないと思う。そんな状況はお分かりか。

A.(局長)

ちょうど我々の養浜事業の中止をしていたJR須磨駅周辺区間は,砂浜が狭いということもあり,従来から今の場所で海の家を展開していただいている。今年度は駅前の避難ができるよう少し改善はしたが,混雑度合いはかなり厳しい状況だというのは理解している。

(再質問4)(大井としひろ)

混雑とかそういう次元の話ではない。一般の市民がJR須磨駅の南側の階段を下りて須磨海岸に行くのは相当勇気がいると思う。それぐらい海岸が荒れている。そのことは局長には知っておいてもらい,上の方にも伝えてもらわないと,悪の温床とは言わないが,一度とんでもない覚せい剤の事件があったが,いずれもっととんでもない事件が起こる可能性がある。最近は例の山口組の抗争があるが,地元の方々は須磨海岸でも抗争がおこるのではないかと言っていた。そんな状況にあるというのはご存知か。

A.(局長)

委員が現場で間近に見ているような状況は,私は見ていないが,厳しい状況だという報告は受けている。

(再質問5)(大井としひろ)

先日の本会議でも,海の家全面撤去というのも言ったが,それぐらい思い切ったことも考えてもらわないと,須磨海岸は本当に夏の間だけ悪の温床のようになってしまって,私たち地元に住む市民にとっても情けない話だが,近寄れない。そんな海岸にはしたくない。

開港150年はあと2年,最終的には3年あるのかな。その期間の中で須磨海岸のこの辺りを見直していただくことはできないか。

A.(局長)

平成14年度から休止していた須磨養浜事業を,やっと今年度から再開し,JR須磨駅前の区間については,近々工事も出件し,まずは遠浅にする工事に入っていく。合わせて,平成29年が開港150年というタイミングなので,須磨海岸については関係局である建設局(うしろの海浜公園所管),産業振興局の3局で,現在須磨海岸の新しい全体計画のあり方を検討している。ご指摘のJR須磨駅前については,遠浅化が完成したら,浜もだいぶ広がるので,色んな取り組みができる場所になると思っている。

また,JR須磨駅前は須磨海岸にとっては唯一公共施設が接続しているアクセスポイントとなっているので,高潮対策も含めて防災上の観点からも少し手を入れなければならないと考えている。

須磨海岸についても養浜事業を休止していた間は色んな投資ができていないので,できたら全体のマスタープランを作ったうえで,新たなインフラの整備に取り掛かりたい。インフラの整備に入らなければ,なかなかいろんな整備に取り組めないので,ぜひともこれは進めていきたい。

また,9月27日に実施した須磨海岸の清掃に委員や須磨海岸を美しくする協議会の皆様にも来ていただいたが,その会長ともいろいろな話をしており,須磨海岸のマスタープランを神戸市が勝手に作るのではなく,特に地域の皆様の意見を十分に聞いたうえで,実際に業務もされている漁業組合の意見も聞き,そして海の家の皆様の意見も聞いたうえで新たな計画を立てていきたいと思うので,その中でご指摘のような見直しも入れていきたいと考えている。 

(再質問6)(大井としひろ)

今日の神戸新聞だったか,県が,三宮での呼び込みを条例で規制するとあった。神戸市でも矢田市長をはじめ常々言われていたが,もっとひどいところはどこかご存知か。

須磨海岸だ。

須磨海岸を歩いたら,とんでもない呼び込みがある。それだけでも歩けない。ましてやあの階段を下りてその向こうへ行くと,たくさんいる。そういう人たちは須磨の海岸へ来てほしくない。私たち地元の議員も地元の人たちもみんなそう思っている。ああいう輩の連中に来られることは望まないし,どんどん規制してそういう人たちが来ないような仕組みにしていかないといけない。その一番の効果があるのは,海の家を撤去することだ。海の家でも百歩譲ってドルフィンコーストをやっていた水族園の方の東側の海の家の方々はまだ健全な感じはしたが,特にJR須磨駅前のところというのは,何とかしてもらわないといけない。

先ほどもクリーン作戦の話が出たが,5千人来られた。西側で2千人,東側で3千人と新聞には書いていたが,たくさんの方に何にもない砂浜でクリーン作戦をしていただき,弁当を広げたりしていただいた。ああいう海岸が望むところだ。須磨の海岸は海水浴場なので,更衣が必要なのは確かなのでそういう海の家は必要だと思うが,お酒を提供したり,客引きしたり,訳のわからん連中が寄ってくるような海の家は必要ないと思う。

ましてや最近見ていると,すごく大がかりの,砂の中に基礎が入っているようなとんでもない海の家になってきて,ああいう造りのものも神戸市は許可しているのか。どこまで海の家の建物に対して規制をしているのか。 

A.(局長)

まず海の家だが,須磨海岸は昭和32年頃に海岸法ができ,兵庫県から港湾管理者に引き継いでいる。その頃,昭和の経済の発展期に入った中ごろから,当時は地元の方々が海の家を展開されていたというのが,現在まで60年近く続いている。

我々も,海の家に関してこのままでは,ということもあり,今年度から,海の家について公募の形を取り,外部の弁護士や公認会計士に入っていただいた選定委員会を設けて,きちっとまずはどういう事業計画か審査している。そういう取り組みを,60年近く経ってスタートを切りなおしたということでご理解いただきたい。

また,建物に関しては昨年の台風でも少し被害があったこともあり,今年度からきっちりと建築確認の手続きをとっていただくこととしており,建物の構造については住宅都市局の審査も入っている。

基礎については認めておらず,これについては終了後すぐ撤去させた。撤去しない場合,来年は許可しないという厳しい措置を取らせていただいたので,これについては現在クリアしている。我々も,毎日建設状況を見に行っているわけではなかったため,来年度はしっかり行き,建設途中に違反するようなことがあれば,即刻退店という取り扱いをしようと考えている。

そういう意味で,今年度から海の家の出店に関しては厳格に行っており,来年度以降も取り組んでいきたい。

(再質問7)(大井としひろ)

例えばルミナリエが2年前に店を全部見直して,NPOや一般の方々の公募のような形で健全化を図り,ルミナリエの店はだいぶ雰囲気が変わったと思っているが,NPOや一般の方々にやっていただくという考えはないか。

A.(局長)

60年近く続いている事業であるので,すぐにとはいかないが,今年度から海の家の出店については厳格にし,なおかつ公募の形を取っており,少し間口を広げながら進めたいと思っている。

(再質問8)(大井としひろ)

海岸の西側の方について,開港150年に向けて遠浅の海岸をこれから整備するということは,家族連れの方々に来ていただいて海辺で海水浴を楽しんでいただくということをお考えだと思うが,JR須磨駅から下へは降りていけない。あの雰囲気では絶対に無理だ。はっきり言っておく。そういう状況を一般の家族の方々が降りていけるように改善していただかないといけない。

そのためには,先日のクリーン作戦で久元市長,局長もお越しいただいた須磨海岸中央広場から西側は自然のゾーンにし,そこで地引網や潮干狩り,マリンスポーツもいいのかなと思う。

クリーン作戦の日は海の家も撤去され,何もない状況だったので,見晴らしもよく素晴らしい中で天気も良く,家族連れの方々に自然を満喫していただき,きれいな海岸にしていただいたが,ああいう感じの海岸を夏場も作り出す,醸し出すということは考えてもらえないか。

A.(局長)

海の家の全体の配置をどう,ということについては,なかなか歴史もあるので少しお時間をいただきたいが,養浜事業を再開するということは,養浜だけではなく,現在皆様にもご利用いただいているプロムナード,それから夜間は防犯上厳しいエリアになるので,防犯カメラの設置等のあり方,夜間景観のあり方など,トータルの見直しをする計画を立てたいと考えている。

そのなかでJR須磨駅前については,唯一の公共交通アクセスのポイントであるということと,高潮でJR須磨駅がやられるとなかなか厳しいので,それに対する防護の方法も観点に入れながら,JR須磨駅前には力を入れていろんな検討を進めたいと思っている。

なおかつ,自然にというのは,養浜事業はどうしても人工的に遠浅海岸を作るので,それらしい感じにはなると思うが,逆に言うと,我々が望むような本当の遠浅海岸が整備できたら,須磨海岸のあり方も見直せると思っているので,その中でソフトの対策も考えていきたい。

 

(再質問9)(大井としひろ)

歴史があると言うが,私が小さい時,遊びに行った40年前から,神戸市民になって須磨の海岸にはよく走りに行っていたが,昔の海の家というのは,ああいう,大阪やあの辺の輩が来るような,そんな海の家ではなかったと思う。家族連れでくるような海の家だったと思う。どういう歴史があるのか教えていただきたい。

A.(局長)

海の家の歴史というのは,昭和30年代に我々が県から引き継ぐ前から既に,県で海の家の事業はされていた。私も神戸生まれなので,須磨の海岸で泳いでいた頃からお世話になっている。

確かに,今は商売気がかなり出てきて派手にもなっているので,景観に対しても今年度からかなり指導している。ただやはり須磨海岸では,シャワー,トイレ,休憩所の供給もしていただいているところもあるので,60年近くされている事業について,すぐ大きな転換をするということは視野に入れていない。

(再質問10)(大井としひろ)

大きな転換は視野に入れていないということだが,開港150年を機に大きく転換してほしい。だからしつこく言っている。

先日のクリーン作戦にお越しいただいた市長の挨拶を聞いていたか。家族連れの皆さんが楽しんでいただけるような海岸にしたいと言っていた。さすがに9月27日の日曜日はたくさんの方々が家族を連れてクリーン作戦に来ていただいていた。しかし,7月,8月のあのシーズンは,家族連れの方々が来られるような雰囲気ではない。70万人来たといっても,夏の2カ月間でカウントしているのだろうが,やはり1年中来ていただける海岸にしないといけない。

漁協の方にばかりに顔が向いている。橋の話や空港の話で,みなと総局の方々は漁協の皆さん方に頭が上がらないところもあるのだろう。だけど,そんな次元で物事を進めると,とんでもないああいう事になる。

その辺はもう一度開港150年を機に,須磨海岸をもっと健全化を進めていただき,家族連れで来ていただけるような海岸にできないか。できることなら中央広場から西側は自然のまま,今のままで夏場も通していただきたいと思っているがどうか。

A.(局長)

思いは委員と同じで進めているつもりだ。歴史もあるので,少しお時間をいただきたいというのが本音だ。

須磨海岸の全体の新しい計画を立てようと思っており,市長の言っているように,当然,安全・安心で,家族連れが楽しめる須磨海岸,このスタイルを目指して,いろんなインフラの整備計画,海の家も含めてソフト対策をやっていきたいと思っている。

開港150年の時にその計画を立てたいと思っている。そういう意味で,まずは地域の方々のご意見を十分くみ取ることからスタートしたいと思っている。先日佐々木会長にもお会いできたので,そういうお願いを地元の方にもしているところだ。思いは委員と同じであり,開港150年に向けてしっかり取り組んでいきたい。

(再質問11)(大井としひろ)

漁協もうまくやれば観光漁業ができるのではないかと思う。産業振興局にも農漁業の発展ということで,観光漁業についてもいろいろ考えていただいているが,須磨海岸については海苔の養殖の話くらいしか聞けていない。

須磨海岸であれば観光漁業という形で遠浅のところは潮干狩りができるし,今でも漁師の皆さんが海賊船を走らせ底引き網をやっている。地引網もやっていることは聞いているが,春から秋まで毎週日曜日にやってもらえば,すごい数の人に来ていただくことができる。そして,子どもたちやその家族もリピーターとなる。

そして,地引網はそれなりの収入となる。私が労働組合の役員をしていたとき,いろいろな形で加古川,姫路,的形,大塩などに行き地引網をさせてもらっていたが,結構なお金を払っていた。15年~20年前に初めてやったが,いまだに続いている。そして,今ではリピーターもたくさんおり,抽選でないと参加できなくなっている。現地集合現地解散だがたくさんの人が来ている。それを須磨の海岸でやったらどうか,と聞くとぜひやって欲しいと言われた。そう考えると,毎週やればたくさんの人に来ていただける。

また,海外の人は地引網の風景は見たことがないと思うので,外国の人にも来てもらえるようになる。また,宝探しのようなことをして商品をあげる,とれた魚を水族園の方々に説明していただくなど,すれば子どもたちも楽しめる。そして地引網が終わった後は水族園に行っていただき,その後シーパル須磨でお風呂に入ってもらうなど,あの辺の方と話していくといろんなアイデアが出てくる。海の家も連携すれば,いろんな事ができるのではないかと思う。

夏だけでなく,年間を通じて考えてもらいたい。例えば,須磨浦公園は全山縦走のスタート地点となっている。これを逆に,高取山から横尾山を抜け,一の谷を抜け須磨海岸に降りてきてもらえればすばらしいトレッキングコースになる。そのようなPRをすれば,冬も須磨海岸を楽しんでもらえると思うが,このようなアイデアはどうか。

A.(局長)

委員が言うようなことも含めて須磨海岸の全体計画を考えていきたいと思う。特に須磨の回遊性の向上に関しては須磨の観光協会も須磨区役所も頑張っていきたいと言っている。ただ,全体の計画がリンクしていないのも実態ではある。このようなことも考え,須磨海岸の計画をたてていきたい。

地引網の方だが,漁協などに尋ねると,年に10回が限度であると聞いている。遠浅海岸が完成すれば,アサリの養殖もやりたいと漁協からは聞いている。そうなれば潮干狩りもできるし,地引網のやり方も変わってくると思う。その意味ではいろいろな取り組みはこれからもできると思う。

そういったことも含めたソフト計画も,須磨海岸の全体計画の中で検討していきたいと考えているので,まさに委員の言っている方向と,私たちの想いは同じ方向を向いていると思う。

 

(再質問12)(大井としひろ)

私は,毎週日曜の朝,須磨海浜公園のラジオ体操に行っている。あそこは建設局のゾーンになるので,みなと総局が直接に管轄するところではないと思うが,たくさんのお年寄りが来られて良い雰囲気を醸し出しており,最高の朝を迎えられる。

須磨海岸はやはり癒し系である。どんどん須磨海岸に人が入ってくる流れが欲しい。例えば神戸マラソンを走る方々は,県外の方も含め,下調べでコースを走る。結構な数の人が走っている。マラソンのときはそのコースを走れば良いが,普段の練習のときは須磨海岸に誘導し,須磨海岸の風光明媚な中を走っていただき,明石大橋を目指してもらいたい。走ってもらえれば,また来たくなるだろう。須磨水族園の駐車場との間あたりからしか入っていけないとは思うが,あのあたりから,歩道,ランニングロードを色分けするなどいろいろなアイデアを出してほしい。できればサイクリングロードも欲しい。そのような,須磨海岸に導くような考えはないのか。

また,須磨区は須磨楽歩という案内ボードがたっていて,いろんな案内がある。須磨区とも連携し,須磨海岸に入っていくような案内をしていただきたい。

例えば,500m間隔に線を引くであるとか,ポールを立てるであるとか,奥須磨公園にあるようなハイキングロードの標識のようなものをたてるなどをすれば,たくさんの人に集まってもらえる。このような提案はどうか。

A.(局長)

須磨海岸の事業化が今年度からであり,まだまだ予算規模が少ないのでこれからのことになるが,ランニングコースの整備や須磨は観光資源が多いので, 周辺の人をいざなってくるような仕掛けづくりをやりたいと考えている。

委員ご提案の須磨の中の街歩きをどんどんやり,須磨海岸に来ていただきたい。また,そこで健康増進の活動をやっていただきたい。海岸の中では,マラソンコースなり,距離表を置き健康を見ながら運動をしていただくといった仕掛けづくりに取り組んでいきたいと考えている。

その意味では,全体計画を考える際,そのようなことも含めて考えていきたいので,実際に事業を起こすときにはいろいろ協力をお願いしたい。

 (再質問13)(大井としひろ)

写真(車が写っている写真)を見ていただきたい。

9月27日に須磨海岸でクリーン作戦が行われ,5千人の一般市民のボランティアの方々に来ていただいたメインの中央広場の様子だ。そこに,大阪の「なにわナンバー」の車が堂々と入ってきた。これが許せない。

一時許可証という許可証を約400台に出していると聞いたが,この一時許可というのはどういう一時許可なのか教えて欲しい。

A.(局長)

通行許可を与えるのが2種類ある。須磨海岸側からしか自宅にいけない人や,当然,警察・ガス・電気の供給処理業者には通行許可を出しており,これで大体400台だ。

一時通行許可というのは,海の家や,夏の間ライフセーバー,海岸管理のネット管理業者等に一時通行許可証を出している。海の家1軒あたり3台くらいの一時許可を出している。従来は不法侵入が絶えなかったので,現在は許可を出す前に免許証や車検証,本人確認ができる書類を提出させたうえ,東西のゲートで照合するといったように厳格化に取り組んでいる。

(再質問14)(大井としひろ)

この車は「なにわナンバー」である。「なにわナンバー」であるということは地域の人でないことは一目瞭然である。5千人おられるところを我が物顔で入ってきた。まだ(写真の)向こうに行こうとしていたが,道にずらっと並んでいる人を押しのけて入ってきた。こんな車に入ってきてもらう必要はない。この車は一時許可証であったのを私は見た。

須磨海岸に車が入ってくること自体が考えられない。歴史があるというならあるのだろう。漁協の皆様や漁師の皆さんは、海苔のことなどでトラックが必要なのだろう。そういう方々は入ってもらってよいと思う。ただ,「なにわナンバー」のこのような車が堂々と一日中置かれているのは許せない。一時というのは最高でも30分である。30分経ったらすぐに出ていくようにするべきである。さらに,そのような車もすべて海浜公園の駐車場に置くべきである。夏場置くスペースが無いというならそこを2階建てなり3階建てにすればよい。そうすれば,津波が来た時でも退避場所にもなる。そういうことも考えて,このような車は徹底的に排除してほしい。

A.(局長)

委員ご指摘のその車はライフセーバーの車であった。これに対しては相手が特定できているので厳重に注意を行った。この方の許可は出来たら取り消したいという方向で動いている。

委員ご指摘のように,なかなかうまく指導できていないところもあるので,さらに厳格化していきたい。

例えば,今検討しているのは,交通安全はもちろんのことだが,駐車や交通マナーが一番大切なので,臨時通行許可車両に対して,警察と連携しながら安全講習会を開催し,参加しないものには許可を与えない,一度違反をした者は,副市長も言っていたが,即刻退場してもらい二度と許可を与えない,というように厳正に対応していきたい。

駐車スペースに関しては,全体計画の中でどの場所が良いのか決め,そこに集約していきたい。そのような取り組みを約束させていただく。

(要望)(大井としひろ)

車はぜひ締め出してほしい。漁師さんや釣り客の車は仕方ないが,海の家など一時許可証で入り,朝から晩まで置いているのはおかしい。毎回見るたびにずらっとあちこちに車が置かれている。普通,須磨海岸以外でこのような状況はない。

須磨海岸の健全化に取り組み,もっと神戸市民の方に来ていただけるような海岸にすれば,クリーン作戦のときのように5千人規模で来ていただける。長い目で見れば,100万人とかに回復すると思う。変に商売気を出したややこしい連中が大阪からどっと押し寄せて来て,いずれとんでもない事件を起こしかねないので,開港150年の機会に健全化に取り組んでいただきたい。

これからもこの話はさせていただく。以上

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神戸市会本会議にて、代表質疑を行いました。⑷ニュータウンについて 2015.9.25代表質疑

2015年10月21日 12時52分15秒 | おーいブログ

9月25日の神戸市会本会議場で、民主こうべ政策議員団を代表して、久元市長以下執行部に対し代表質疑を行いました。以下、質疑の要旨を掲載します。 

Q6.ニュータウンの再生について(大井としひろ)

 昨年、「日本創成会議」が、30年後には若い女性が半減する街として神戸市須磨区を地方の過疎の町と同列で「消滅可能性都市」として指摘した。

また、昨年の夏に久元市長の肝いりで立ち上げられた「今後の神戸市の人口動態に関する有識者会議」が、この7月に報告書をまとめた。この報告書を拝見すると、須磨ニュータウン周辺の人口動向や人口構造を分析し、「人口の減少、高齢化が進み、高校卒業時に特に男性が多く転出し、家族と同居する20~30歳代の未婚女性が多い」と、分析・整理されている。

人口の推移では、2010年を100とした場合、2040年に須磨区は、77.3と急速に人口が減少するとも推計されている。

また、親世帯との「近居・同居」を理由としてニュータウンにUターン・転入する若者世帯が一定の率で存在することも確認された。そして、今回の意識調査で須磨区の生活環境の評価は、決して低いものでなく、子供の遊び場、教育環境など子育て環境に関する満足度は高く、良好な住みやすい地域として、高く評価されているとも報告された。

須磨ニュータウンでは、高齢化、少子化、人口減少が急速に進んでいるが、40年経ったオールドニュータウンに若い人たちが住みたいと思っていただける住空間を提供し、また、保育園等の教育環境や公園、病院等の再整備など若い人たちが安心して子育てができる住環境の整備を行政や民間企業、地域、NPO等が一体となって取り組めば、再び人は戻ってくるのではと考えるが、ご見解を伺いたい。

A.(久元市長)

ニュータウンのオールドタウン化については、平成25年度より庁内の横断的な検討体制を立ち上げ、計画的開発団地の現状分析や施策メニューなどの検討を進めている。

リノベーション施策は、住宅、交通、商業、福祉など多岐の分野にわたり、ハード施策からソフト施策にまたがる。現在須磨区では、高倉台団地、名谷団地、落合団地の3団地について具体的な取り組みを進めている。例えば、名谷団地においては、リノベーションに先行的に取り組む事業の一つとして、名谷南センターリニューアル事業に取り組んでおり、主として子育て世代をターゲットとする住宅供給を含むリニューアルを行っている。

このように各団地での取り組みを行っているが、団地再生の取り組みは行政だけで進められるものではないため、ご指摘のとおり、行政、地域、NPO、民間事業者等が一体となって取り組んでいくことが重要である。

このような取り組みを進めていくことで若年層の定住に寄与すると考えており、市としても地域の意向を充分に踏まえ、具体的な取り組みが実現するよう、関係者と連携しながら全力で取り組んでいきたいと考えている。

(要望)(大井としひろ)

ニュータウンの関係については、何度も、久元市長にも矢田市長にもお話をさせていただいてきているが、須磨のニュータウンは、上手に活用すればまだまだ人が入っていただけると思う。

今、どんどん空き家が増えているが、集合住宅の内装を若い人たちが住みたいと思うような空間に上手にすれば、入っていただけるということを、須磨の民間のマンションオーナーから聞いた。EVが無く階段だけでも、駅から近く、若い人たちが住みたいような間取りに作り替えれば、たくさんの方が入っているということも聞いている。

神戸市の市営住宅も、いろいろ工夫をしているようだが、若いデザイナーを起用したり、コンペを行ったりして、若い人が提案するようなつくりの建物を作れば、若い人がまだまだ移り住んでいただけると思うので、よろしくお願いしたい。

高倉台では中層の集合住宅が結構ある。高倉台では、ワーキンググループでいろいろな話をする中で、中層の住宅を高層に作り替え、今入っている人も、新しい人も住めるようなつくりにして欲しいというような話も出ている。なかなか難しいとは思うが、ぜひそういったことも考えてもらい、どんどん人口が減っているこの状況をストップし、若い人たちも高齢者も、現役世代も、小さな子供もみんなが安心して暮らせるニュータウンに作り替えていただきたい。そのために、思い切った施策も組み入れて、ニュータウンに人が来る仕組みを考えていただくことをお願いする。

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神戸市会本会議にて、代表質疑を行いました。⑶学校給食について 2015.9.25代表質疑

2015年10月21日 11時11分50秒 | おーいブログ

9月25日の神戸市会本会議場で、民主こうべ政策議員団を代表して、久元市長以下執行部に対し代表質疑を行いました。以下、質疑の要旨を掲載します。

Q5.学校給食について(大井としひろ)

給食も大切な学びの時間でもある。子どもたちにとっても一番楽しみな時間でもある。安全でおいしければよいというものではなく、大切な教育の場でもある。昨年11月から一部の中学校でデリバリー方式による中学校給食が開始されたが、昨年の冬の喫食率が,40.9%、夏休み前の7月の喫食率が46%と、スタート時の56.9%から喫食率がだんだんと下がってきている。本年11月から神戸市内の全中学校で給食がはじまるが、今後,喫食率の向上に向けてどのように取り組んでいくのか,見解を伺いたい。

※:この代表質疑の時点では、中学校給食に異物混入があったことが明らかになっていませんでした。 

A.(雪村教育長)

 給食の利用率は,現在までのところ平均すると約46%、最新の9月の利用率は44.5%となっている。

 利用率を上げる取り組みであるが、まずは、献立の工夫が大事だと考えている。現在、週に1回程度を目安に汁物やベジタブルカレーを提供している。これらは湿温蔵庫で保管し、温かいまま提供することでおいしい給食の提供に努めている。これに加えて、新メニューとして、ハッシュドビーフを現在製作中で今後提供していく予定である。

献立の作成に当たっては,安全・安心はもとより,季節料理,行事食,郷土料理や小学校での人気メニューを取りいれるなど,様々な工夫を凝らしているところである。また,毎月配布している献立表に加えて,給食の目標や食育などについて理解を深めていただくために,その月のおすすめの献立を詳しく紹介する「給食だより」を発行している。

生徒に対して,直接,食の重要性についてはたらきかけるために、教育委員会の管理栄養士が学校に出向いて特別授業を実施している。さらに,保護者においても,給食の内容や味について,理解を深めていただく機会として,2月から,実施校で試食会を開催している。加えて,今年度からは,残りの未実施校についても,保護者の方に導入前に給食を食べていただけるよう,試食会を開始したところである。

今後の予定も含めて,試食会は82校中65校で75回,参加人数は約2,500人を予定している。試食会では,参加者からアンケートで意見を頂戴しており,1学期までの集計では,約7割が「中学校給食を利用したいと思う」と回答している。その理由には「栄養のバランスが良い」「おいしかったから」などが挙げられている。このような試食会は,家庭でも保護者と子供が,給食について話し合う機会が増えるきっかけにもなると思われる。

今後も,このような試食会をはじめ,管理栄養士による特別授業もできるだけ開催し,給食について積極的にPRするとともに,そのような機会を捉えて,保護者から様々なご意見を頂戴しながら,改善できるものは改善していきたいと考えており,より充実した給食を実現できるよう努力してまいりたいと考えている。

 

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神戸市会本会議にて、代表質疑を行いました。⑵神戸レガッタ&アスレチッククラブについて

2015年10月21日 10時50分57秒 | おーいブログ
9月25日の神戸市会本会議場で、民主こうべ政策議員団を代表して、久元市長以下執行部に対し代表質疑を行いました。以下、質疑の要旨を掲載します。
 

4.神戸レガッタ&アスレチッククラブについて(大井としひろ) 

国際観光都市神戸の国際スポーツ交流の窓口でもある神戸レガッタ&アスレチッククラブは、今から145年前、神戸外国人居留地内に設立された。サッカーをはじめ、ゴルフ、ラグビー、クリケット、レガッタ、テニス、ボクシング、フェンシングなど、西欧発祥の多くのスポーツを神戸から日本全国に広める役割を果たしてきた。

また、演劇や音楽会、ダンスパーティなども開催されてきた。現在の東遊園地にあったこのレクリエーショングラウンドは、1962年に磯上公園へ移転するまで、およそ90年間、神戸はもちろん、関西におけるスポーツのメッカとなっていた。

当クラブも磯上公園に移転後53年が経ち、施設の老朽化が進んでいる。神戸市と長い間培ってきた諸外国との国際交流に資する見地から、誠意ある対応で、建物やグラウンドのリニューアル等の後押しをすることが、開港150年を迎えた神戸市のできうる真の国際交流だと考えるが、見解を伺いたい。

A.(玉田副市長)

神戸レガッタ&アスレチッククラブは、明治3年に設立されて以降、日本における近代スポーツの発展・普及に貢献されてきた団体である。地域住民との間では、スポーツによる交流のほか、文化交流も行っており、市民が外国文化に触れ、国際理解を深める場を提供してこられている。また、外国人が暮らしやすいまちづくりにも寄与していただいていると考えており、外国人学校同様、外国・外資系企業の誘致にも重要な役割を果たしている。そういったことから、国際都市神戸として活性化が期待されるところである。

 これまでも、市としては機会を捉えてクラブのPRを行うとともに、クラブがテニス教室などの新しい取り組みを行う際には、関係部局とクラブの間で協議を行い、できるだけ支援をしている。

当クラブは一般社団法人であり、建物等のリニューアルについては、会員の中でも色々な意見があると聞いている。今後、クラブの総意としての方向性がまとまれば、国際都市神戸にとっての、倶楽部の意義を十分に勘案し、具体的な計画策定の段階から、関係部局が連携して対応していきたいと考えている。

 【要望】(大井としひろ)

 クラブとして総意がまとまれば、神戸市も応援していくとのことなので、クラブの皆さんには是非まとまっていただき、当クラブが再び神戸のスポーツの情報発信拠点となるよう、我々も後押しをしていきたい。

また、現在進められている、三宮周辺地区の再整備基本構想では、神戸らしさが議論になっている。このクラブは神戸らしさの象徴ではないか。この再整備基本構想では、外国人同士が交流できる拠点を作ると提案されているようだが、当クラブはまさに外国人のハブとしての役割を果たす施設になるかと思う。

大変老朽化が進んでおり、7年前にオールブラックスのメンバーがこの施設を訪れた時も、体育館のガラスが割れていて、大変恥ずかしい思いをしたのを覚えている。その時は、オールブラックスの伝説的選手であるジョナ・ロムー選手も来られていたが、こういったことは市長が呼んでもなかなか来ていただけなくても、当クラブが呼べば来てもらえる。2019年にはラグビーワールドカップも開催される。これから、このクラブを色々な意味でうまく使っていただきたい。

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神戸市会本会議にて、代表質疑を行いました。⑴神戸の港について 2015.9.25代表質疑

2015年10月21日 09時58分35秒 | おーいブログ

9月25日の神戸市会本会議場で、民主こうべ政策議員団を代表して、久元市長以下執行部に対し代表質疑を行いました。以下、質疑の要旨を掲載します。

Q1.(大井としひろ)阪神国際港湾株式会社について 

日本の歴史が大きく動いた幕末。アメリカ東インド艦隊ペリー率いる蒸気船4隻が1853年浦賀にやってきました。いわゆる黒船来航です。それから5年後の安政5年,1858年に幕府が諸外国と結んだ日米修好通商条約により,日本は長年に及んだ江戸幕府の鎖国政策に終止符を打ち,横浜・長崎・函館・新潟・兵庫は神戸の5港を開港することになりました。

しかし,時の政情不穏や,堺港との候補地の調整から,神戸港は横浜港に遅れること10年後の,慶応3年12月7日,新暦では1868年1月1日に開港となります。あれから150年が経とうとしています。神戸港も,阪神淡路大震災以前は世界で3本指に数えられる貨物量を誇っていましたが,現在では40番目にも入らない苦しい状況です。

そのような状況の中,国の戦略港湾として後押しを受け,大阪港と一体化し,阪神港として蘇ろうとしています。平成26年10月に神戸港と大阪港の埠頭会社が経営統合し,阪神国際港湾株式会社が設立された。平成26年12月には,阪神国際港湾株式会社に対して国が出資を行い,これにより国・港湾管理者・民間の協働体制が構築されたとお聞きします。

国の強力な支援のもと,どのような港湾施策が進められてきたのか,また,今後どのように取り組んでいくのか,ご見解をお伺いします。

 A.(久元市長)

平成26年1月に公表された,「国際コンテナ戦略港湾政策推進委員会最終とりまとめ」,に基づき戦略港湾施策を深化・加速させるため,平成26年度予算より本格的に集貨・創貨・競争力強化を柱に取り組みを進めている。港湾運営会社に対する国の出資は,昨年7月に施行された港湾法の改正により位置付けられている。その趣旨は,港湾管理者や民間との協働体制を構築し,広域集貨など全国的課題に対応するとともに,会社の財政基盤を強化し,コスト競争力を有するターミナル運営のための設備投資を促進させることが目的とされている。昨年12月には,阪神国際港湾株式会社に国が出資し,筆頭株主となり,国策である戦略港湾政策が具体化されたことで,神戸港の港湾業界からも評価をいただいている。

阪神港の戦略港湾政策について,国の予算は重点施策に適用される特別枠の中で確保されている。特に,高規格コンテナターミナルの整備に関する予算は,神戸港に重点的に配分されている。既にポートアイランド第2期や六甲アイランドでは,欧州基幹航路に10,000TEUを超える大型船が就航しており,ユーザーからも,高規格化に対する強い要請を受けていることから,順次,世界標準である水深16m岸壁,22列ガントリークレーンを備えた高規格コンテナターミナルの整備を進めている。

また,阪神国際港湾株式会社が実施している集貨事業については,これまでに例がない規模の国の予算がついている。これを活用して,神戸港への集貨について全力で取り組んでいる。さらに,国においては,平成25年度以降,釜山トランシップへ補助金を出している港湾管理者に対し,個別要請を継続的に行った。その結果,水島港,志布志港など瀬戸内・九州の9港において,神戸港を経由する内航フィーダー航路に対する助成を新たに始めた。さらに,釜山トランシップ貨物を助成の対象外とする港も出てきている。

今年度は,山口県下4港で,内航フィーダー航路に対する補助制度が開始されるなど,着実に成果が表れてきている。国は戦略港湾政策を深化・加速させるため,昨年11月に創貨ワーキンググループを立ち上げ,さらに,今月3日には,国が西日本各地の港湾管理者を招集し,「西日本国際コンテナ戦略港湾政策推進協議会」を発足させ,阪神港への集貨を促進していく体制を整えた。私も,国土交通省の港湾局には何度も足を運んでいるが,今後も国と一体となり,強力に,神戸港への集貨などの政策を推進していきたい。

(要望)(大井としひろ)

これからも国策港として阪神港の地位を高め,国からの助言も得ながら,西日本多くの港からの貨物を集める仕組みを進めていただきたい。

クルーズの視察で博多港に行ったが,博多港はコンテナの取扱いも距離的なものもあり,博多としては釜山に向いているということであった。極力神戸に目を向けてもらえるような活動を市長自ら国に出向き,国からの後押しを受け,国策港としての阪神港に日本の貨物は集めるというようなお願いをしていただきたい。そうして,神戸港の地位の確保,最大限の努力をお願いしたい。

 Q2.客船誘致について(大井としひろ)

この9月1日に産業港湾委員会で長崎,福岡に行政調査で伺った。

長崎港も神戸に追いつくよう頑張っている。特に,博多港は驚くべき大型客船の入港数で沸き返っていた。

26年度神戸港にはクルーズ客船が100隻入港していたが,博多港では今年度283隻が入港予定とのことである。これは,横浜港も抜いて,日本トップの予定である。来年度は300を超える入港の予定である。

先日神戸港に入港の予定であったが,台風のため入港できなかった世界最大級のクルーズ船,クァンタム・オブ・ザ・シーズ,16万総トン・4180人乗りが博多港では年内に20回入港予定とのことである。

博多港では,今年度の外国航路船舶乗降員数が,100万人から120万人まで伸びるとみている。

神戸港では,外国クルーズの乗降人員は,25年度で10万人程度とのことである。神戸港へのクルーズ船の入港数増加に向けたさらなる取り組みが必要と考える。今後の方針について,見解を伺いたい。

 A.(市長)

博多港に数多くの外国客船が入港していることは指摘のとおりである。一方,神戸港については,中国から神戸への寄港に関して,買物に加えて灘の酒蔵などの神戸観光や,神戸ビーフなどのグルメを楽しむ,神戸を拠点として京都や姫路への観光を楽しむという需要は根強くある。この掘り起しに努めているが,現在,九州地方のような寄港数の増加にはつながっていない。

しかし,中国での神戸寄港クルーズへの需要は,今後は高くなると予想している。中国の船社,チャータークルーズを実施する旅行会社に対して,直接訪問やセミナーの開催を通じて,神戸寄港を直接働きかけ,寄港の決定を実現させていきたい。加えて,訪日外国人客の利用が大幅に増加している関西国際空港を利用したフライ・アンド・クルーズで,神戸寄港クルーズを楽しめる商品の造成に取り組んでいきたい。

また,東南アジア各港と連携した客船誘致も重要であり,本市が加盟するアジア・クルーズ・ターミナル・アソシエーションの2017年の年次総会を誘致している。そこで,各港との共同プロモーションを強化していく。

さらに,今後は欧米ラグジュアリー船の誘致が有望である。ラグジュアリークラスの客船誘致や,それらによる瀬戸内クルーズの誘致に力を入れていく。今後とも,マイアミ,香港等での海外コンベンションの機会や,欧米船社を直接訪問し,神戸への具体的な寄港を働きかけ,寄港を確実なものとしていきたい。

加えて今年度は,他港と連携して平成28年2月頃に英国で共同セミナーを開催し,具体的な寄港回数の拡大などについて直接船社と交渉を行なう予定である。福岡と比較し,寄港客船数の状況が見劣りしているのは事実である。以上説明した取り組みをさらに強化し,客船誘致活動に積極的に取り組んでまいりたい。

(要望)(大井としひろ)

博多港では尖閣諸島の問題で一昨年は入港隻数が38隻であった。このように,まさにチャイナリスクを抱えている。チャイナリスクはこれからも起きる可能性がある。そうなると,世界最大級のクルーズ客船は新規に就航していくと聞いているが,中国景気の落ち込みによっては,なくなる可能性もある。そうなれば,この船の行き場がなくなることとなる。これからは,クイーン・エリザベス号が神戸から発着するようになるが,そのようなセールスをしていただきたい。

市長をはじめ,みなと総局の局長からトップダウンでこのような船会社にアプローチをかけ,神戸から大きな船が出ていくような仕組みを提案していただきたい。そのためには,行政だけではなく,旅行会社などと協力して行っていただきたい。

Q3.須磨海岸の健全化について(大井としひろ)

開港150年に向けて家族連れで安全・安心に楽しめるよう,遠浅海岸の整備やバリアフリー化を進め,高齢者や障がい者にも優しい須磨海岸の整備に取り組んでいると聞いている。今年の夏も終わったが,須磨海岸の状況は,私たち地元の住民から見ると違法行為や迷惑行為など目に余るものがあった。開港150年を機に家族連れでにぎわう須磨海岸にすべく,取り締まりの強化や海の家の全面禁止等思い切った健全化の取り組みを行い,抜本的に見直すべきと考えますが,ご見解をお伺いします。

 

A.(岡口副市長)

須磨海岸の健全化については,平成20年の「須磨海岸を守り育てる条例」の制定を皮切りに,「須磨海岸健全化に関する専門チーム」を警察や地元住民の代表者と共に組織して取り組んできた。

結果,花火等の規制,バーベキュー等の禁止に加え,入れ墨等の露出,指定場所以外での喫煙を禁止,さらには喫煙違反者に対して過料を科すこと,そして,昨年より海の家の中で強いアルコール濃度の酒類の販売の禁止などに取り組んできた。また,海の家は,県条例に基づき海水浴客に必要なサービスを提供している利便施設として親しまれてきた。

この海の家の出店に際して,今年度から,弁護士,公認会計士を含む選定委員会を開催し,事業者の出店資格や事業内容について,厳格に審査を行ったうえ,占用許可を与えることにした。

今シーズンの海水浴客数は2年ぶりに70万人台を超えた。その利用者へのアンケートでは「以前より須磨海岸が安心して利用できるようになった。」との評価をいただくなど,健全化の取組みが,確実に成果として表れつつあると実感している。引き続き,健全化の専門チームとともに当該年度の利用状況を総括し,次年度以降の必要な健全化策について議論をすすめたいと考えている。

(再質問1)(大井としひろ)

大分ましになったということだが,地元の方からすると毎週のようにパトカーが出て大変である。昔のように家族連れで,泳げる海岸にしていただきたい。

遠浅の海岸にするところは,JR須磨駅より西側の部分であると思う。現在JRの須磨駅から階段を降りたところは,家族連れでは降りていけないような雰囲気の海岸になってしまっている。このことについてはぜひ考えていただきたい。

特に気になっているのは,車である。一時許可証というものがあるが,400台近い一時許可証が出ていると聞いている。

砂浜に車が入っている海岸はそうそうない。須磨海岸にはすごい数の車が入っている。今週の日曜も,須磨海岸ではクリーン作戦があったがその横を大阪ナンバーの車が走っていくという状況がある。これについてどう考えるか伺いたい。

A.(岡口副市長)

須磨海岸の健全化については部長時代より大きな問題意識をもって取り組んでいる。当時,近くの小学校・中学校が夏休みに入ると須磨海岸には行くな,というような深刻な状況であった。そういった状況を踏まえ,家族が子供連れで安心してくることのできる須磨海岸を念頭において取り組んできた。

1点目のけんか騒ぎが多いということについても報告を受けている。これらについても,一つ一つ警察の状況も聞きながら取り組んでいる。残念ながら今年も十数件このようなトラブルが生じている。これらはやはり,砂場でのトラブルが原因であると聞いている。引き続き警察と協力しながら,このような事案に対応できるよう万全を期したい。

また,車に関してだが,海岸内への車両についても,かねてより要綱を定め,通行許可証の発行を厳格化し,通行許可の台数減少及び運用の適正化を行っている。

現在では,許可車は455台であるが,このうち286台は官公庁車である。近隣住民や漁業関係者等で169台であり,かなりの台数は減らしてきている。

ご指摘の問題となっているのは臨時的に通行を許可している車両であると思われる。臨時であるので,要件が終われば速やかに退出する必要があるが,長時間海岸内にいるという状況があると思われる。

このような,臨時通行許可車両については,車両進入ゲート前にて,職員が要件を聞取ったうえ,「この許可証は,あくまで海岸内の通行を許可しているものであり,用務終了後は速やかに退場する」よう注意・指導を行っている。

さらにそのような現状を踏まえ,注意・指導を厳格に行うとともに,違反事案については,即刻退出,または通行許可の取消しなど,さらに厳格に対応してまいりたい。

(要望)(大井としひろ)

一時というのは30分程度である。30分程度は荷物の出し入れ等をしても良いと思うが,それを超えるものは駐車場に入れ,須磨海岸に入れさせないということの徹底をお願いしたい。

(再質問2)(大井としひろ)

みなと総局の方々は夏だけ,7月,8月を中心に100万に来たであるや,70万人だとか,60万人来たであるとか言っている。そうではなく,1年中四季折々の須磨海岸を楽しめるような工夫を考えたことはあるのか。

例えば,春から夏,夏から秋は,海水浴,地引網漁,潮干狩り,魚釣りやジョギング,サイクリング,ビーチバレー,ハイキングなど。冬は鷹取山から須磨アルプスといわれる横尾山を通り,一の谷を越え,須磨海岸に入るトレッキングコースや,須磨は電線がないことから凧揚げ大会ができると考える。

1年中海岸に子供たちが来るといったことや須磨水族園にいろいろな方が来るというエリアに発展させるということは考えられないか。

また,産業振興局にも考えていただきたいが,観光漁業という形で春から秋まで,毎週土曜・日曜に地引網漁をできないか。毎週行えば,たくさんの人々に来ていただくことができ,そうすれば相当な金額が漁師の収入となる。

あそこには海釣り公園があるので,タイなどの魚もたくさんいる。それも網の中に入れればよい。そうすれば,子供たちが引っ張った網でたくさんの魚が獲れる。その魚を海岸で料理をし,魚の学校を開催,また,宝探しといったことを砂浜ですればよい。

20年ほど前から今も続いているが,姫路の奥の大塩という小さな砂浜で地引網漁をしている。ここでは大変好評で,2週間続け土曜日に地引網漁を行っている。リピーターがたくさんいて,抽選となっている行事が20年間続いている。

彼ら(大塩の漁師)に聞くと,ぜひ須磨でも行ってほしいということである。須磨であれば,近所に仲間もおり,電車やバスで行くことも可能で父親も楽しめるということである。

そのような観光漁業も考えられないかお答えいただきたい。

A.(岡口副市長)

観光漁業についての議員の指摘のようなことはかねてより聞いている。

地引網体験については,現在年に10回程度行われている。地元漁業者の方に聞くと年に10回が限度であると聞いている。どのように行っていくか今後考えていきたい。

また,先ほどの話にあった,遠浅海岸化により,アサリの生育の環境が整う。これができれば,地元漁業関係者からは,新たな観光漁業につながると期待をしていただいている。(市と漁業関係者が)協力しながら,取組みを進めていく。いずれにせよ,須磨海岸全体が,1年を通じて安全で,安心に楽しめる憩いを得るエリアとなるよう取り組みを進めていく。

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10月20日(火)のつぶやき

2015年10月21日 06時33分16秒 | おーいブログ

只今、神戸市役所です。10時から産業港湾常任委員会に出席していました。今年のルミナリエは、12月4日(金)から13日(日)10日間、屋根付きの回廊「ガレリアコペルタ」日本初公開、ルミナリエ通りの作品が短縮され270mから190mに。 pic.twitter.com/rbYq1G9t6H