懐かしのすだれ

節電のためか、よしず・すだれの販売が5倍超になっているらしい（NHKニュースより）。すだれってなんだか懐かしい感じ。立て直す前の実家は、夏はいつも玄関のドアが開けっ放しになっててすだれがかかってたことを思い出した。すだれのむこうに見える暑そうな道路と、薄暗くしんとした家の中。夏はよくスイカ食べたし、お盆の親戚が集まるときには必ず蟹売りのおじさんから蟹買ってたっけ。あとは、かつおのたたき。かつおをさくで買ってきて、にんにくと一緒に強火で焼き目をつけて、たっぷりの野菜といっしょに盛り付ける。子どものときはカキ氷機もあって、カルピスかけて食べるのが好きだったな。玄関入ってすぐある「座敷」で、よくおばあちゃんといっしょに座ってたっけ。縫い物したり、本読んだり、なんかチマチマしたことをよくやってた気がする。「すだれ」から思い出した夏の風景。なつかしいなぁ。