とこやの3階から。

日々思うことを、あれやこれやとつづっていこうと思います。毎日どんどん過ぎていくけど、ときどき振り返ってもみたいから。

せつない気持ち

2004-06-18 02:29:05 | つれづれ
きょうは前の会社の方々との飲み会でした。
ひさびさな人もいて楽しかったぁ~♪
みなさんホント相変わらずで、話してるの見てるだけでニヤけちゃった。
懐かしいというか、なごむというか。
部長とはやっぱり仕事の話をしました。
飲みの席で仕事の話?って嫌がる人もいるかもしれないね。
でも、あの部署の人とは会社にいるときもそうだったから、全然フツーです。
むしろ気になって自分から聞いちゃったくらい。
退職してまた別の仕事はじめるために学校に行くって言うと、
前の仕事がどうしても嫌だったとか、合わなかったとかって思うと思う。
私は、前の仕事、かなり好きだったよ。
その環境とかいっしょに仕事してる人たちとかも自分にあってたと思う。
なによりも楽しかったし。やりがいもあったし。
あんまり残業が続くとさすがに帰りたいと思ったけど、それほど苦にはならなかった。
ちょっとワーカホリック気味だったのかも。
忙しく仕事してる自分、わりと好きだったから。
その部署の立ち上げから携わることができたから
そのぶん思い入れが深いっていうのもあるかもしれないね。
もともとルーティン作業も好きなほうだし、
新たな仕事がはいってきても、それをいかに効率的にこなすかを考えるのも楽しかった。
(かなり控えめに言って)悪くない毎日だったよ。
あのままずっとあの仕事をするってのも、「悪くない」と思った。
容易に想像がついた。
でも、私は、そうすることを選ばなかった。
なんでかなって思う。
あの仕事を続けて、仮に10年経って…そう考えたときに、違和感があったのかもしれない。
そのときの自分のなかに。なんとなく、ムズムズする感覚があった。
「それはそれでいいけど、楽しそうだけど、でも…」っていう気持ちが。
問題は、その「でも」なんだと思う。
その「でも」を抱えて暮らしていく自分がいやだったのかもしれない。
なにか決定的なことって結局のところなかったんだと思う。
仕事は好きだった。楽しかった。
「でも」、ほかにやりたいことがあった。
初志貫徹なんてかっこいいことは全然言えなくて、
たぶんそんなに意志は強くなくて、
ただ、自分に正直でいたかった。
それで、動いちゃった。

仕事と、いっしょにその仕事をしていた人たちへの思いは、いまも変わらずあるってことにきょう気づかされて、ちょっと切なくなっちゃった。

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