呑みながら考えた~
智に働けば角が立つ、情に棹差せば流される、
意地を通せば窮屈だ、とかくに人の世は住みにくい!
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない、やはり向こう三軒両隣に
ちらちらするただの人である。
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい、あれば人でなしの国に
行くばかりだ。
人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越す国のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどかくつろげて、
束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。
ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る、あらゆる芸術の士は
人の世をのどかにし、人の心を豊かにするがゆえに尊い!
これはみんなよくご存知の文豪 夏目漱石の”草枕”の出だしです。
最近つくづく漱石さんに同感だなー(笑)あらゆる芸術は尊い!セカンドビジネスは昔志した画家になるか、小説家がいいかなー(笑)
今夜も呑みながら考えよう!