福島の「バンダグ・リトレッド福島ファクトリー」
に山形県内のタイヤショップの皆さんと見学に行ってきました
これは『再生タイヤ』といって、使用した後のタイヤにトレッドゴム(路面と接地する部分)を貼りなおし
再利用するための工場です
(主にトラックやバス用のサイズが作られています)
『撮影禁止』
だったので、画像はありませんが。。。。
↑は、「受け入れ検査」時に 目視ではわかりにくい釘穴を発見するための装置。
タイヤ内部に小さな釘等が残っていると、青白くビリビリと光ります。(ちょっと感動)
再生タイヤは近年特に注目されていますが
欧州や北米では大きなウエイトを占める商品です
その「再生タイヤの製法」は大きく分けて2つあります
コールド(プリキュア方式)とホット(リモールド方式)と呼ばれる2つです。
コールドは100℃に満たない温度で加硫します。
台タイヤに板状のトレッド(地面と接する面)を貼り付ける製法です。
特長としましては、台タイヤへの負荷が少ないので
2度目以降の再利用も可能です(現在は規制により、再生タイヤへは一度きり)
デメリットは加硫時間が長くかかり、生産能力はホット方式の1/4です。
ホットは150℃の温度で加硫します。
台タイヤにいくつかの種類の生ゴムを巻きつけ、その後 釜型に入れ熱を加え加硫します。
※仙台に、この方式の「ブリヂストンBRM(株)」の工場があります
撮影禁止でしたが、下記のURLに画像が掲載されていました
【参考URL】
バンダグ・リトレッド工場