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つけぎ おうつり

2015-07-24 09:29:52 | book/ words

ふとしたことから検索したので

メモします




最近では近所付き合いも希薄になり、地域に住んでいる方の顔も知らない

という話も珍しくありませんが



昔はお祝い事のあったときに自分の家や地域で赤飯などを蒸かし、それをご近所や知人に配る風習なんてのもありました


その容器を返す時になかに何か入れるのが
「つけぎ」や「おうつり」だそうです



※もっとも 現在では気を遣わないように重箱などは使用せず、使い捨てのプラスチック容器に入っていたりしますが





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「つけぎ」 とは「火付け木」とも言い、ヒノキや松の薄い板に硫黄を塗ったもので、火を他へ移す際に使われました。

この硫黄(イオウ)を祝う(イワウ)という言葉にかけて、マッチがお返しに用いられたという説があります。
また、生活必需品でありながら、安価で手に入るため、互いに気を遣わずに済んだという面もあったようです。
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「おうつり」御移り。贈り物を受け取った際、お返しとして半紙やマッチなどを器に入れて返す物のこと。
この半紙を「うつりがみ」と言う。「おため」より丁寧で、釣り合いをとる「お釣り」と同じ語源。
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昔はマッチで火をつけていたので、何処の家庭にもありましたし
貰って困るものでもありません

イオウ⇒イワウは ちょっとこじつけかもしれませんが


借りたもの(頂いたもの)をそのまま返さない というのは


日本人の美徳 かもしれませんね










「初発心時 便成正覚」

2014-08-19 16:46:38 | book/ words
華厳経(禅宗)の言葉だそうです

以下、引用

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仏教の世界で「悟りを求める心をはじめて生ずるとき、それがそのまま最高の仏の悟りに結びつく」という意味だそうでであるが、発心(ほっしん)とは「あることをしようと思い立つ」という意味で、正覚(しょうかく)とは「真理を体得した仏の悟り」という意味である。お坊さんが修行する時に使われる言葉である。

 この言葉を実社会人に当てはめると、「『さぁ、やるぞ』と本気でやる気を起こした時に初めて、何事もいずれ必ずうまく行くものだ」あるいは「『さぁ、やるぞ』と発起(ほっき)した時、何事も既に成ったようなものである」という意味になる。即ち、逆に言えば「本気で本人が自覚しなければ、成るものも成らない」ということである。

 人を動かし、事を成し遂げる極意である。「やれ、やれ」、「しろ、しろ」と命令を下すのは簡単だが、それだけで人に自覚を促し発起させることは極めて難しい。人が自覚し発起するために何を成さなければならないか、よく考えなければならない。それは、今風の言葉で言えば、啓蒙と共感ということになる。そして、焦らず、人が自覚し発起するまで、じっとがまんして待たなければならない。そうすれば、有限である人間が修行あるいは稽古という無限の世界に在ることになり、無限の力を発揮することになる。


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「やらされてる」という意識では
 何もできない ということですね。。。





顔晴る!!

2013-11-05 14:07:20 | book/ words
                                           ※画像は「まいぷれ(広島市)」より借用


↑この読みは「かおはる」!?


いぇいぇ違います!「がんばる」と読みます!

震災後に この文字を見かけた方も多いと思います



頑張る と違うの?

ということで少し調べてみると。。。


「がんばる」の語源はいくつかあるようです

※「頑張る」は江戸時代から見られる語で、漢字は当て字のようです。


眼張る…「目をつける」「見張る」といった意味から「一定の場所から動かない」という意味に転じた説。しっかりと対象を見つめること。
我張る…自分の考えを押し通す意味の「我を張る」(がをはる)が転じた説。たとえば東北地方の方言「けっぱる」は「気張る」から、「じょっぱり」は「情張り」からであるため意味も近い。


そして、最近見かける

顔晴る…何かに向けて頑張る!というアクションの状態をいうのではなく、努力した結果が報われて、顔が晴れる。みんなの顔が晴れるように一生懸命になること。



頑張る は「頑な(かたくな)に意地や気合を張る」という感じで、少しきつい印象がありますが
顔晴る は「顔を晴れやかにする」ということもあり、もっと結果に大らかでやわらかいイメージがあります!




今回のことで言えば。。。楽天イーグルスの皆さん

東北のみんなのために、ほんとに顔晴りましたね!!!



悲願の日本一、おめでとうございます♪



ぎっちょ は酒飲み!?

2013-10-21 11:53:10 | book/ words

※ここで言う「ぎっちょ」とは、単純に「左利き」のことです


さて、この言葉はどういうことなのでしょうか?

左利きに酒飲みが多い!! ということ!?



いやいや違います(笑)



いろいろ諸説ありますが



大工さんは左手にノミ、右手に槌(またはトンカチ)を持ちます

ここから転じて 「ノミ手=飲み手」


つまり、左手が得意(飲むのが得意)なのだから


左利き(左党)というわけです★




酒飲みには辛党の人が多いので、甘いもの好きな人を反対に「右利き」といいます





ちなみにボクは、甘い物もイケルので「両利き」になりますね♪笑




※武士は常に刀を抜けるよう右手は空けておき、酒は左手で飲んでいた ことから由来する という説もあります



さてあなたは左利き?それとも右利き?

「お疲れ様」と「ご苦労様」の違い

2013-10-09 19:05:17 | book/ words

以前に聞いていたのですが

前日「ご苦労様でした」と言われ、ふと思い出しました


現在のビジネスマナーでは

ご苦労様:目上→目下、部下

お疲れ様:目下→目上、上司

と言われておりますが、ホントにそうなんでしょうか。。。




少し調べてみると

本来の「ご苦労様」は、【公的な役目(=仕事等)に対する感謝とねぎらいの言葉】である

言葉通りに解釈すれば、ご苦労様」は文字どおり「さぞかしご苦労されたことでしょう」という意味。これに対し「お疲れ様」は文字どおり「さぞかしお疲れになったでしょう」という意味。ここでいう「苦労」は主に精神的なもの、「疲労」は主に肉体的なもの。これがスタートラインです。

参考URL http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2001575.html



言葉は時代と共に変化するものですが、そのまま鵜呑みにせず
自分なりの解釈を加え使っていきたいものですね



※ビジネス上は「お疲れ様」を使っておけば無難ですねw


ちなみに、配達の人には

ボクは「ありがとさま」や「お世話様です」を使ってます