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つけぎ おうつり

2015-07-24 09:29:52 | book/ words

ふとしたことから検索したので

メモします




最近では近所付き合いも希薄になり、地域に住んでいる方の顔も知らない

という話も珍しくありませんが



昔はお祝い事のあったときに自分の家や地域で赤飯などを蒸かし、それをご近所や知人に配る風習なんてのもありました


その容器を返す時になかに何か入れるのが
「つけぎ」や「おうつり」だそうです



※もっとも 現在では気を遣わないように重箱などは使用せず、使い捨てのプラスチック容器に入っていたりしますが





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「つけぎ」 とは「火付け木」とも言い、ヒノキや松の薄い板に硫黄を塗ったもので、火を他へ移す際に使われました。

この硫黄(イオウ)を祝う(イワウ)という言葉にかけて、マッチがお返しに用いられたという説があります。
また、生活必需品でありながら、安価で手に入るため、互いに気を遣わずに済んだという面もあったようです。
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「おうつり」御移り。贈り物を受け取った際、お返しとして半紙やマッチなどを器に入れて返す物のこと。
この半紙を「うつりがみ」と言う。「おため」より丁寧で、釣り合いをとる「お釣り」と同じ語源。
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昔はマッチで火をつけていたので、何処の家庭にもありましたし
貰って困るものでもありません

イオウ⇒イワウは ちょっとこじつけかもしれませんが


借りたもの(頂いたもの)をそのまま返さない というのは


日本人の美徳 かもしれませんね