青王我の横着日記とか

 小説版の序章を含めたADVゲーム、「ENDLESS MAZE」の製作日誌。
 でもたぶんただのにっき。

思ったより電波さんではなかった

2006-03-03 04:08:20 | 横着日記
 誰がってそりゃ私です。青王我です。

 他の人は知りませんが、私の場合ネタは天から降ってきます。
むしろ落ちてきます。
早く拾い集めないとどこかへ流れて行ってしまいます。
夜のほうがその傾向が強いようでついつい夜更かししてしまいます。
いつぞやにも書いた気がしますが、寝不足だと更にトリップしてきます。
そうやって築いたネタは既に数十、もしかしたら百超えてるかもしれません。
早く書かないとなあ…

 そういえば、皆さんはどんな夢を見ますかね?
もちろん寝たときに見るアレです。
中には「私は見たことない」という人もいるでしょう。
いつだったか夢について語っていた番組があったので今日はそれを話題に書いてみます。

 まず、人によって差が出る夢の内容について。
1.内容の自由度
 夢が進行して行くに当たって自分が自由に動けるか否か。
割と自由に動いている気がしても、次の展開はある程度予測が付くため自由とは言えないですな。
訓練すれば無意識に「不可能である」と考えていることも可能になるらしい。
空を飛んだり勝てるはずのない相手に勝ったり。
2.色
 多くの人はモノクロらしいのだが、たまに総天然色のひともいるらしい。
3.視点
 大抵は自分主観。映画を見ているがごとく第三者の視点で見る場合もあるらしい。
4.声
 無音の人が多い模様。たまに声、音楽、物音が入る人もいるらしい。

 私はどうかというと、かなり夢の自由度が高い模様。
流石に訓練したわけではないので、頭で認識している範囲の物理法則は超えられないらしいけれども。
それ以外の要素は全て含まれています。
夢というのは今まで見たことのある風景を適当に再構築して出来るもので、
一見でたらめに見えるものも実は今までどこかで体験しているものなのです。
が、どうも私の場合は見たことがないよーな風景やシーンが多いのです。

 実は今まで見た夢を元にしたネタが大量に埋没しているのですが、
古来より(?)夢を原作にした作品に当たりはありません。
黒澤明やビートたけしといった大物映画監督も夢を題材にして映画を作っていますが成功はしていません。
というわけで親父殿にも「それはやめておけ」といわれているのですが、
もちろんやめる気は全くございません。

 もちろんそのまま使えば失敗するのは目に見える電波的内容ですが、
一工夫すれば立派なネタになりうるはず。
以前うちのメインサイト『青王我の癒え』に載せた『天空城』も夢が題材です。
爺様に見せたところ「使われたことがあるネタだからもう一工夫だな」といわれてしまいましたが、
小説家を志すきっかけとなった作品(※1)だけにお気に入りであります。
あれはおおまかに三枚のシーンを元に作られています。それは、
1.誰もいなくなった街にひとり佇む
2.蛙男と一緒に赤いスポーツカーに乗って宙に浮く古城に向かう
3.仲間三人と共に暗闇と雷鳴の中、謎の人物と対峙する
大分意味不明ですが、これは当時やっていたクロノトリガー(※2)でしょう。
当時はこの夢の内容をそのまま小説として書いて花丸を貰った記憶があります。
子供ながらにうれしかったなあ。初めてだったもの花丸。
これをどうにかして作品として再構成したものが『天空城』です。
まだ呼んでらっしゃらないのなら、是非とも『青王我の癒え』へお越し下さい。(宣伝

 最近ではダージュオブケルベロスのヴィンセントみたいな美青年と共に、
謎の建築物から抜け出すアクションものの夢も見ました。
エンディングには音楽が流れつつその青年の後日談風ナレーションが入って、
真面目な映画みたいなつくりでした。
つまり主人公(自分:ということは主人公ではない?)はどこにいってしまったんでしょう?
途中主人公らしき人物が男性から女性に変わってたり、
建築物も無人の洋館から謎の学校、お城の内部とか色々変貌してたんで、
そこらへんはやっぱり夢でしたが。

 これらの情報が本当なら私の夢はかなり変わり者であると言えるでしょう。
夢を小説のネタとして扱うに、もっと文章力の鍛錬を重ねなければ!

……

 思ったより電波な内容でした。


(※1):
小学校五年生の頃、初めて書いた小説。
見た夢をそのまま書いただけなので相当電波が入っていたと思われるが、
担当教師の方は花丸を書いてくだすった。感謝。
因みに媒体は日記帳。
1P200文字もないような奴に30P程であったと思われる。
再構成したものと違い、謎の人物の正体が分からないまま夢だったのだろうと〆られていた。
現在は行方不明。どこにあるか分からない。

(※2):
スクウェア(現スクウェア・エニックス)が出した名作RPG。
時空の狭間を通って幾人もの仲間、数々の事件に出会いながら世界を救う物語。
現在はPSで再販されている。

蛙男はカエルであろう。
他に、暗闇の中で対峙するボスや空を飛ぶ城などもろに影響を受けている。
またRPGの定番とも言える4人パーティもそれを裏付けている。
誰もいない街、という発想はどこから来たのか不明。