「浅間山明鏡止水」あさまやま めいきょうしすい

「フレンチローズとエコルド・パリ⑦」~エドガー・ドガ

「フレンチローズとエコルド・パリ⑦」~エドガー・ドガ


23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズガーデンとエコルド・パリとは何の因果関係はありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリスユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。


「エコルド・パリ」とは~

1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。


「エルミーヌ・ダヴィド」1886年~1970年
パリ生まれ。エコール・デ・ボザールに次いでアカデミー・ジュリアンに通い、版画や象牙による細密画などを学び、1905年に画壇にデビュー。1907年にパスキンと出会い、渡米後の1918年に結婚。1920年アメリカ国籍を取得。その後モンマルトルに居を構えました。1930年にパスキンが悲劇的な最期を遂げた後も数多くの展覧会へ出品、個展も開催しました。版画付の挿絵本文化が花開いた19世紀末から20世紀にかけてのパリで、挿絵画家として飛躍。油彩画では、緑を主調としてパリやその近郊の風景などを描きました。当時数少ない女性芸術家の一人です。


「エルミーヌ・ダヴィド」
「挿絵本文化の花咲くパリ画壇 個展も開くパスキン夫人」



「セルピーニ通り」
参照
http://www.museum-kiyosu.jp/archive/ecopari/artist/

23年7月17日撮影

フレンチローズ「エドガー・ドガ」
花の中心が金色、赤と淡いピンクのセミダブルのバラ。強健で病気に強く初心者向けだが横に広がるので地植え向き。フランス生まれの印象派画家に由来するネーミング。スゴイ名前を背負わされてますね…トゲが少なめで強健、育てやすい品種。樹形がコンパクトで、地植え(庭植え)以外に鉢植えにも向いてそうです。名前は、同名のフランスの印象派画家、イレール・ジェルマン・エドガー・ドガにちなみます。なお彼はエコルドパリ派でなく印象派画家になります。
品種名 エドガー・ドガ
咲き方 四季咲き
花色  赤色と黄色の絞りから赤色と淡いピンクの絞りへ
香り  微香~中香ティとスパイス香
作出年 1994年
作出者 デルバール社
作出国 フランス


参照
https://botanist99.net/?p=3523
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