2022年度版・薔薇の花「ルドゥーテ」~モネの色彩と「Rose Library」(11)
2022-07-19 05:28:55
モネの色彩「軽井沢レイクガーデン」2022年6月25日現在
四季折々に語りかけるナチュラルガーデン(6月20日~7月10日薔薇祭り)
イングリッシュローズ、フレンチローズ中心に約400種類のバラと宿根草約300種類を植栽
「フレンチローズガーデン」
フレンチローズを中心とし、クレマチスとバラのバーゴラが魅力のエリア
「ラビリンスローズガーデン」
宿根草とバラの競演が楽しめる、石に囲まれたウッドランド内のエリア
「フレグランスローズパス」
日本最大級の長さを誇るバラの小径で香り豊かなバラを存分に楽しめるエリア
「イングリッシュローズガーデン」
イングリッシュローズを中心に160種600株の英国系バラが楽しめるエリア
クロード・モネ(Claude Monet, 1840年11月14日 - 1926年12月5日)
印象派を代表するフランスの画家。
1840年フランス生まれの印象派、クロード・モネ。彼は「印象派」を生み出すきっかけとなった作品「印象・日の出」を描いた人物である。17歳のときパリに出て風景画制作に没頭していた時、ルノアールやセザンヌ等と出会い、1874年に彼らとともに開催した展覧会に彼が出品した作品「印象・日の出」によって、印象派が確立された。モネは「光のモネ」と言われるだけあって、同じ題材でも、1日のうちに光の加減などで見え方、写り方が違ってくるため光の効果を永延と研究し、描き続けた画家としても有名。
「日本にあるモネの作品一覧」
「ヴェトゥイユ、水びたしの草原」
口語短歌
「静謐な 安定感が 漂うも 深い情感 愛情示す」
カミーユの死から2年ほどが経ち、絶望と悔恨、また経済的貧窮からも脱しつつあった時期に描かれた作品です。 空や水辺の色彩、また葉の落ちた木の造形には、かつてモネが描いたような、圧倒的な光の充溢や躍動的な生命感は抑えられています。
ウィルデンシュタイン作品番号 w. 639
制作年1881年
技法・素材 油彩・キャンパス
サイズ縦×61.7cm×74cm
所蔵先 笠間日動美術館
参照
http://www.nichido-museum.or.jp/
※ウィルデンシュタイン作品番号(英語: Wildenstein Index Number)は、ダニエル・ウィルデンシュタインおよびその一族・会社が編纂したクロード・モネ、エドゥアール・マネ、ポール・ゴーギャンといった画家のカタログ・レゾネ(総作品目録)において付された作品番号。作品の真贋査定に使われることが多い。
「ルドゥーテ」2022年6月25日に撮影
18世紀のフランスで宮廷画家としても活躍した植物画家・ピエール=ジョセフ・ルドゥーテとその名を冠したバラ「ルドゥーテ」を紹介します。
口語短歌
「薔薇の画家 敬意表して 作られた 白とピンクの 優美な姿」
バラの画家に敬意を表して、育種家のデビッド・オースチンの手で「ルドゥーテ」という名前のバラがつくられたのは1992年のことです。イングリッシュローズの銘花「メアリー・ローズ」の枝変わりで、白と淡いピンクのグラデーションが優美です。やや早咲きで、ロゼット咲きの花はバラの季節の到来を告げるかのように開き始め、四季咲きなので、繰り返しその花姿を見せてくれます。
品種名 ルドュテ
分類と系統 イングリッシュローズ
原名 Redoute
咲く時期 繰り返し咲き
花形 ロゼッタ咲き
花色 ソフトピンク
花径 中輪
香り 強香
作出年1992年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス
参照
http://roseroserose.hanabie.com/zukan-ru01/redoute.html
https://gardenstory.jp/stories/3558
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