四季がある日本には、冬にしか出会えない感動的な冬景色、「冬の絶景」があります。雪化粧した「白川郷」や「銀山温泉」の幻想的な佇まい、雪吊りが施された「兼六園」の風情ある美しさ。「樹氷」や「流氷」などダイナミックな冬の大自然。その土地で暮らす人々のぬくもりを感じる冬まつりなどの風景も心を打ちます。そんな「冬の絶景」に、この冬あなたも会いに行ってみませんか?
北海道「オホーツクの流氷」
口語短歌
「流氷が海を一面埋め尽くし 比類なきもの圧巻の景色」
大自然が生み出す壮大な冬の絶景「流氷」。毎年2月中旬~3月上旬頃、日本では北海道の網走市や紋別市などのオホーツク海沿岸で見られます。はるか遠く、ロシアのアムール川から流れ着いた「流氷」が海を覆い尽くす様は圧巻の一言。「おーろら」や「ガリンコ号II」などの観光砕氷船に乗れば、間近で「流氷」を見ることができます。
北海道千歳「支笏湖氷濤まつり」
口語短歌
「さまざまな氷のオブジェ立ち並び 支笏湖ブルー幻想的に」
北海道・千歳市にある支笏湖は約32000年前の火山活動によって生じたカルデラ湖。この湖で開催される「千歳・支笏湖氷濤まつり」は、北海道を代表する冬の祭典です。支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付けて凍らせた大小多数の氷のオブジェが立ち並び、昼間は支笏湖ブルーと呼ばれるナチュラルブルーに、夜にはさまざまな色合いにライトアップ。幻想的な世界が広がります。氷のすべり台や苔の洞門のオブジェは特に人気です。
秋田県「横手の雪まつり・かまくら」
口語短歌
「かまくらは寒さの中にぬくもりが 冬の絶景今に伝える」
秋田県横手市の「かまくら」は、およそ450年の伝統を誇る水神様をまつる小正月行事。例年2月に開催され、祭り期間中は市内にかまくらが80基ほど設けられ、中をのぞくと子供たちが「入ってたんせ」と甘酒・お餅でおもてなしをしてくれます。また、数多くのミニかまくらも作られ、その点灯風景は感動的。寒さの中にもぬくもりを感じる東北の「冬の絶景」に心があたたまります。
蔵王「樹氷」
口語短歌
「樹氷原眼下に広がるその姿 スノーモンスター圧巻の景色」
モコモコとしたその姿から「スノーモンスター」とも呼ばれる「樹氷」。宮城県と山形県の県境にある蔵王連峰は、独特な気象条件により、1月~3月上旬にかけて世界有数の大きさを誇る「樹氷」を見ることができます。おすすめは山形県側にある「蔵王ロープウェイ」に乗り、上から見る眺め。眼下に広がる樹氷原と白銀の山々は圧巻です。
参照
ttps://travel.rakuten.co.jp/mytrip/amazing/winter-scenery
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