「浅間山明鏡止水」あさまやま めいきょうしすい

2022年度版軽井沢レイクガーデン薔薇祭り一番花特集イングリシュローズ編①

2022年6月25日より「軽井沢レイクガーデン薔薇祭り」の特集をやって来ました。今年は昨日の「ジ・アレキサンドラ・ローズ」71作品をもって終了しました。そこで本日木曜日より23日日曜日までイングリシュローズ、フレンチローズの撮影分を一挙公開したいと思います。存分にお楽しみください。いよいよこれから秋本番紅葉の季節となりますね。大いに紅葉を楽しみたいと思います。

「2022年度版軽井沢レイクガーデン・Rose Library」イングリッシュローズ編①
「グラミス・キャッスル」2022年6月25日撮影1
口語短歌
「マクベスの お城の名前 グラミスは 微かに香る ミルラの匂い」


咲き始めはアイボリー色で開くと白色となります。1輪もしくは数輪の房で咲き花首は細いが上を向いて咲きます。枝は細立ちで大小のトゲが多いです、初期生育はやや遅いが株に力が付いてくるとよく伸びます。冬季剪定では樹高の1/2位を目安に切り戻します。日本の気候でも完全四季咲き性なので適切な量の追肥を行います。鉢栽培にも向きます。
品種名 グラミス・キャッスル
分類と系統 スラブ
原名  Glamis Castle
咲く時期 四季咲き
花形 カップ咲き
花色 アイボリー色
花径 8cm
樹形 半横張り
香り 中香
樹勢 普通
特徴 鉢植え・花壇
作出年1992年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス

参照
https://www.komatsugarden-online.com/shopdetail/000000001168/

「ラジオ・タイムズ」2022年6月25日撮影2
口語短歌
「佇まい オールドローズも うつむきで 芳香強く 魅力溢れる」



非常に整ったロゼット咲き、強いダマスクの香りから今でも人気が高いです。ドゲが多く枝が暴れるが適切な剪定でコンパクトにも出来ます。芳香が特徴的な中輪花。返り咲き性で、ややうつむきがきに花をつけます。クラシカルな佇まいと、オールドローズのような雰囲気が魅力的なバラ。樹形は横張りで、細い枝は長く伸びます。1994年にイギリスのデビッド・オースチンが育種した薔薇で、「ラジオ・タイムズ」誌の創刊70周年を記念して命名されました。
品種名 ラジオ・タイムズ
分類と系統 イングリッシュローズ
原名  Radio Times
咲く時期 返り咲き
花形 ロゼッタ咲き
花色 ピンク
花径 中輪
樹形 横張性
香り 強く香る
作出年1994年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス

参照
https://www.komatsugarden-online.com/shopdetail/000000001168/

「ティージング・ジョージア」2022年6月25日撮影3
口語短歌
「素晴らしい ティーローズの香り 強健に 育ちながらも 優美さ残る」



美しさと有用性の両方を持った、上品な黄色のバラです。中心はリッチな深みのあるイエロー、花びらは外側に向かってだんだんと反り返り、淡いイエローになっていくカップ咲きです。素晴らしいティーローズの香りは中香から強香です。強健に育ちつつも優美さが残り、バランスのとれたシュラブとして、また、つるバラとしても育てることができます。病気になりにくく、耐寒性も十分あり、数々の賞を受賞しています。ドイツのメディア界で名の高いメイヤー夫妻(妻の名はジョージア)に因んで名前が付けられました。
品種名 ティージング・ジョージア
分類と系統 シュラブローズ
原名  Teasing Georgia
咲く時期 返り咲き
花形 ロゼッタ咲き
花色 黄色
花径 中大輪
樹形 つる樹形 
香り 強香
樹勢 強い
耐病性 強い
耐寒性 普通 耐暑性 強い
作出年1998年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス

参照
https://www.baranoie.com/shopdetail/000000003204/

「クロッカス・ローズ」2022年6月25日撮影4
口語短歌
「柔らかな ダリアのような 花形で 満開時には 見ごたえありも」



花色は明るいアプリコット色で、カップ咲きから咲き進むとロゼット咲きになります。樹高が低い横張り性で、繰り返しよく咲きます。 寒い地域では、ボタンアイをのぞかせることも。淡いティーの香り。花つきが良く、満開時は見ごたえがあります。強すぎないアプリコット色が他の花色との相性も良く、丈夫で育てやすいバラです。小さめな花びらがびっしりと詰まってまるでダリアのような花形です。柔らかな印象のバラは?と聞かれたら、クロッカスローズを思い浮かべます。
品種名 クロッカス・ローズ
分類と系統 イングリッシュローズ
原名  Crocus Rose (Ausquest)
咲く時期 四季咲き
花形 カップ咲き
花色 アプリコット~クリーム色
花径 中輪
樹形 シュラブ
香り 強く香る
作出年2000年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス

参照
https://www.shiroikoibitopark.jp/garden/CrocusRose.html

「ゴールデン・セレブレーション」2022年6月25日撮影5
口語短歌
「大輪で 山吹色の 強健種 育てやすさは 圧巻の薔薇」



返り咲き、大輪咲き、つる性です。山吹色の大輪カップ咲き。花は大型で重いのでうつむくように咲きます。ティーローズの香りにフルーティーな香りを加えたような芳香です。見上げるようなアーチや壁面、フェンスに仕立てると圧巻です。とっても育てやすく、強健な性質で、半日陰でも生育がいいです。年数をかけて大株に育てたい品種です。2000年バラ賞受賞
品種名 ゴールデン・セレブレーション
分類と系統 シュラブローズ
原名  Golden Celebration
咲く時期 返り咲き
花形 ロマンチック系 カップ咲き
花色 黄色
花径 中大輪
樹形 シュラブ樹形 普通タイプ
香り 強香
樹勢 強い
育てやすさ 耐病性強い
育成環境 耐暑・強、耐寒・普通
特徴 おすすめ(鉢・地植え・アーチ)
作出年1992年 作出者デビッド・オースティン 作出国イギリス

参照
https://www.baranoie.com/shopdetail/000000004649/

「2022年度版軽井沢レイクガーデン・Rose Library」イングリッシュローズ編②
「エル・ディ・ブレスウエスト」2022年6月25日撮影7
口語短歌
「大輪の 眺めて目立つ 深紅色 ロゼッタ咲きで 目にも鮮やか」



軽やかな香りから始まり、花が熟すにつれてうっとりするようなオールドローズの香りへと変化していきます。イングリッシュローズの中でもっとも明るいクリムゾン色で、ガーデン越しに遠目から眺めても目を引きます。近縁種であるメアリー・ローズの良いところをたくさん引き継いでいて、耐寒性・耐暑性が強いなど庭植えに向いた特長を持っています。
最初は大輪のカップ咲きで、開いていくうちに幅が広く美しいロゼット咲きになり、次から次へとたくさんの花をつけます。デビッド・オーチンの義父にあたる、レオナルド・ダッドリー・ブレスウェイトの名に因んで名づけられました。

品種名 エル・ディ・ブレスウエスト
分類と系統 シュラブ
原名  L D Braithwaite
咲く時期 返り咲き
花形 八重・多弁
花色 赤・クリムゾン
花径 大輪
香り 中香
作出年1988年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス

参照
https://shinomiya-rose.com/i/2-81010

「ピーチ・ブラッサム」2022年6月25日撮影8
口語短歌
「花びらが 薄くて淡い 可憐さは 金のシベとの 対比美し」



薄くて淡いピンクの花びらが重なっている可憐なバラです。咲き進むとピンクが薄くなってきれいです。花ににあったフルーツ香がします。秋には実ローズヒップが楽しめます。桜色の花びらは中心に向かって白くグラデーションがかかります。金のシベとの対比が美しい、透明感のある花です。優しげな半八重の浅いカップ咲きの花からは良い香りが漂います。
四季咲き性が強く、絶え間なく咲いています。

品種名 ピーチ・ブラッサム
分類と系統 イングリッシュローズ
原名  Peach Blossom
咲く時期 四季咲き
花形 半八重咲き
花色 淡いピンク
花径 8cm、中輪
樹形 直立性
香り 中香
作出年1990年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス

参照
http://roseroserose.hanabie.com/zukan-hi01/peach_blossom.html

「シャルロット」2022年6月25日撮影9
口語短歌
「シャルロット 気品あふれる カップ咲き 四季咲き優れ 強健なバラ」



濃厚なティーローズの良い香りがする、極めて健康的で強健なバラです。ふっくらとしたつぼみが徐々に開いて、気品あふれるオープンカップ咲きになります。ソフトイエローの中輪の花は他のどんな色とも調和し、上向きで、コンパクトによく茂り、どこから見ても素敵なバラです。四季咲き性に優れ次から次へと咲き茂り、総合的にもっとも美しい黄色のイングリッシュローズのひとつと言えるでしょう。フォーマルな花だんの手前に植えるのに向いています。 このバラがリリースされて間もなく生まれた、デビッド・オースチンの孫娘にささげられました。
品種名 シャルロットオースチン
分類と系統 シュラブ
原名  Charlotte Austin
咲く時期 返り咲き
花形 八重・多弁
花色 黄色
花径 中大輪
香り 中~強香
作出年1993年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス

参照
https://shinomiya-rose.com/i/2-81024

「ルドゥーテ」2022年6月25日に撮影10
18世紀のフランスで宮廷画家としても活躍した植物画家・ピエール=ジョセフ・ルドゥーテとその名を冠したバラ「ルドゥーテ」を紹介します。


口語短歌
「薔薇の画家 敬意表して 作られた 白とピンクの 優美な姿」



バラの画家に敬意を表して、育種家のデビッド・オースチンの手で「ルドゥーテ」という名前のバラがつくられたのは1992年のことです。イングリッシュローズの銘花「メアリー・ローズ」の枝変わりで、白と淡いピンクのグラデーションが優美です。やや早咲きで、ロゼット咲きの花はバラの季節の到来を告げるかのように開き始め、四季咲きなので、繰り返しその花姿を見せてくれます。
品種名 ルドゥーテ
分類と系統 イングリッシュローズ
原名  Redoute
咲く時期 繰り返し咲き
花形 ロゼッタ咲き
花色 ソフトピンク
花径 中輪
香り 強香
作出年1992年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス

参照
http://roseroserose.hanabie.com/zukan-ru01/redoute.html
https://gardenstory.jp/stories/3558

「2022年度版軽井沢レイクガーデン・Rose Library」イングリッシュローズ編③
「ザ・ダーク・レディ」2022年6月25日撮影11
口語短歌
「大輪で 赤紫の ボタンアイ 花名と違う 美しきレディ」



ザ ダークレディの特徴は、同じ赤紫色系の仲間の中では最も大輪サイズの品種です。もうひとつはボタン・アイという花形で、ロゼット咲きの花弁は少しずつ盛り上がり、弁芯の近くの花弁がさらに内側に巻き込むようにして、ボタンのような形になります。これは、オールドローズやイングリッシュローズなどのクラシカルな品種だけにみられる特徴です。
品種名 ザ・ダーク・レディ
分類と系統 イングリッシュローズ
原名  The Dark Lady
咲く時期 返り咲き
花形 ロゼッタ咲き
花色 濃いピンク
花径 11cm、大輪
樹形 半横張性
香り 強香
作出年1991年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス

参照
http://roseroserose.hanabie.com/zukan-sa01/the_darklady.html

「アライブ」2022年6月25日撮影12
口語短歌
「一茎に 一輪咲かせ 見事さを 愛でて楽しむ 四季咲き薔薇も」




心を浮き立たせるような明るいピンクの花と、夢のような芳香を持ったハイブリットティーローズです。そのすばらしい香りは、フランス・グラースの調香師から、レモンヴァーベナとアプリコットのフレッシュな香りを持つ「フルーティー・ノート」の香りと表現されました。
2009年フランス国立園芸協会新品種バラ国際コンクール金賞受賞。ドイツADR受賞。
他にも世界各地のコンクールにて金賞、芳香賞など合計8つ受賞。

品種名 アライブ
分類と系統 
原名  Rosaceae Rosa ’Alive’
咲く時期 四季咲き
花形 クオーターロゼッタ咲
花色 ピンク
花径 大輪12cm
香り 強香
栽培用途 鉢植え・プランター・庭植え向き
耐病性 普通
育てやすさ 育てやすい、日照条件・日なた、耐暑性・やや弱し
作出年2009年 作出者メイアン社 作出国フランス

参照
https://item.rakuten.co.jp/hana-online/rose_kei_alive/

「シャリファ・アスマ」2022年6月25日撮影13
口語短歌
「フルーティな 香り一面に 広がり 名前の由来 王女にちなむ」




淡桃色の花は中心部は濃い色となり3~5輪の房咲きでカップ咲きからロゼット咲きとなる。
花首強く上を向いて咲きとても強いフルーツ香がある。葉は濃い緑色でしわが多くゴワゴワとしている。樹形は半横張り性で株のまとまりはよい。冬季剪定で樹高の1/2位を目安に切り戻すと良い。乾燥時にはハダニに注意が必要。花名はオマーン王国の王女にちなむ。

品種名 シャリファ・アスマ
分類と系統 シュラブ
原名  Sharifa Asma
咲く時期 四季咲き
花形 ロゼッタ咲き
花色 淡桃色
花径 10cm
香り 強香
作出年1989年 作出者イギリス 作出国デビッド・オースチン

参照
https://www.komatsugarden-online.com/shopdetail/000000001185/

「セプタードアイル」2022年6月25日撮影14
口語短歌
「パワフルな 優れた香り 持つ薔薇は シェークスピアの セリフに由来」




カップ咲きの花を数え切れないほどつけ、その奥に雄しべをのぞかせる可愛らしいバラです。ソフトピンクからだんだん淡いピンクへと、外側に向かって濃淡が出ます。枝はまっすぐに伸び、花が葉の真上の位置で支えられるように咲く感じです。また、このチャーミングなバラは頼もしいほど丈夫で耐寒性も十分あります。成長が旺盛で、暖かい地方では夏季の剪定が必要になるでしょう。剪定はコンパクトでよく茂った株を作り、返り咲きを促進する働きがあります。このパワフルなミルラ香は、優れた香りを持つバラに贈られる、王立バラ協会のヘンリー・エドランド賞を受賞しています。
シェークスピアの「リチャード2世」のセリフ:「この歴代の王座、この王権に統治される島・・・銀色の海に浮かぶ宝石」に由来したバラで、セプタード・アイルとは「王が治める島」という意味合いです。

品種名 セプタードアイル
分類と系統 イングリッシュローズ
原名  Scepter'd Isle
咲く時期 返り咲き
花形 八重・多弁
花色 ライトオインク
花径 中輪
香り 強香
作出年1996年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス

参照
https://item.rakuten.co.jp/roseshop/122-1304020107-055/

「ジュード・ジ・オブスキュア」2022年6月25日撮影15
口語短歌
「白ワイン 思わせる香り 強健で 最高級の 名花の一つ」




もっとも優雅な姿のイングリッシュローズのひとつと言えるでしょう。内側に向かってカーブを描いたような花びらはゴブレット型をした大輪になります。花びらの内側は黄色に少し茶色が混ざったような心地よいバフイエロー、外側は淡いイエローです。強健で病気にもなりにくく、暖かい地域ではつるバラのようにも育てられます。時おり強烈なシトラス香の混じったグアバと、甘口の白ワインを思わせる香りで、姿、強健さからも最高級の名花のひとつです。トーマス・ハーディの小説の主人公ジュードから名前が付けられました。

品種名 ジュード・ジ・オブスキュア
分類と系統 イングリッシュローズ
原名  Jude the Obscure
咲く時期 返り咲き
花形 ゴブレッド型
花色 内側バフイイエロー、外側ソフトイエロー
花径 大輪
香り 強香
作出年1995年 作出者デビッド・オースチン 作出国イギリス

参照
https://item.rakuten.co.jp/roseshop/122-1304041107-047/

コメント一覧

knsw0805
さわさん、こんばんは。
嫁さんと一緒に行ったのですが、お休みどころで待たせて撮りましたので大忙しだったです(笑)今年は快晴で頑張って撮れました。
金・土・日曜日と続きます。コメントありがとうございました。
さわやか♪
こんばんは
たくさんの今年のバラの花 堪能しました♪
撮影の日は相当忙しかったのではないですか?
カメラもkenさんも頭の先から足の先まで薔薇の香りに染まりませんでしたか?
獲物を狙う鋭い目 優しいまなざしを向けての撮影風景、
薔薇との会話がなんだか聞こえてきそうです

今年は去年と違って雨は大丈夫だったのですよね?
花の撮影には天気が影響しますからね
たくさんの写真アップ ありがとうございます
コメントは控えていますが 毎日楽しませていただいています
(*^-^*)
knsw0805
@fumiel-shima Shimaさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。嬉しく思います。打ち上げ花火のスターマインのごとく今年撮影分を最後にドーンと打ち上げて見ました。日曜日まで続きます(笑)
fumiel-shima
kenさん、こんにちは。

どのバラも私たちに色々な勇気を与えてくれるように力強く咲いている・・という感じがしますね。
「バラ」というイメージと共にこのバラたちからは「薔薇」を強く感じました。
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