「浅間山明鏡止水」あさまやま めいきょうしすい

「源氏物語絵巻・14玉鬘(たまかづら)」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

「源氏物語絵巻・14玉鬘(たまかづら)」~写真と短歌で綴る世界文化紀行
 
24年1月7日日曜日NHK大河ドラマ「光る君へ」が始まりました。そこで源氏物語や紫式部日記・紫式部集に興味を持ちました。それらには和歌(巻名歌等)が沢山ありますが、その和歌の返歌を口語短歌と絵巻でブログ掲載をと思いつきました。返歌は源氏物語の内容や進行に合わせてではなく、短歌に沿った言葉・単語や自然・地名からヒントをもらい詠もうと思っています。そして源氏物語は絵巻もあります。平安時代から現在まで数多くの絵師が時代の華やかな景色を描いていますので合わせてご紹介したいと思っています。



源氏物語巻名歌・14玉鬘(たまかづら)
歌の背景
光源氏三十五歳。夕顔の遺児玉鬘は乳母と筑紫へ下っていたが、後に玉鬘と乳母達は上洛し、初瀬に参詣していたところ、右近に再会。それがきっかけで源氏に引き取られる。

「恋ひわたる 身はそれなれど 玉かづら いかなる筋を 尋ね来つらむ」 光源氏



返歌
「夕顔の 忘れがたみ 玉かづら 深いえにしに 思いを馳せる」



今は亡き、若き日の源氏の恋人、夕顔の忘れ形見玉鬘は、かねてより行方を捜していた 源氏に引き取られ、六条院へ養女として移り住む事となる。たちまち玉鬘は若い公達の間で評判となり、ことに、風流な螢兵部卿宮と、無粋な鬚黒の右大将が熱心に求婚する。源氏もその美しさに惹かれていたので嬉しさ半分、寂しさ半分であったが、玉鬘の幸せを願う事に変りなく、冷泉帝の尚侍として出仕させようとした矢先、右大将に強引に奪われてしまう。病気の妻と別れ、三人の内二人の子供を手元に置く右大将のその事情を知った玉鬘は、不器用だが誠実で優しい右大将をこの時初めて理解することができた。

参照
https://angel-zaidan.org/genji_kanmeika/kanmeika-01/
https://intojapanwaraku.com/rock/culture-rock/2493/#toc-24
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「源氏物語絵巻・巻名歌返歌」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事