「浅間山明鏡止水」あさまやま めいきょうしすい

「フレンチローズとエコルド・パリ⑫」~ローズジネルジック

「フレンチローズとエコルド・パリ⑫」~ローズジネルジック


23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズガーデンとエコルド・パリとは何の因果関係はありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリスユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。


「エコルド・パリ」とは~

1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。


「フアン・グリス」1887年~1927年
パリでは同じスペイン出身のピカソと出会い、1908年にはピカソを通じて、ジョルジュ・ブラック、ギヨーム・アポリネール、アンドレ・サルモン、そしてマックス・ジャコブと知り合い、活動を始めました。キュビスムの絵画を始めるのは1911年以降のことです。この間グリスはピカソやブラックの制作を冷静に見つめ、そこに提起される造形的問題と可能性を研究して、キュビスムの新しい方向性を模索し始めました。ここで絵画は、客観的事実から出発するのではなく、画家の創意から出発する創造的なものとなりました。この作品はまさにこの時期、1912年末から14年までの間に制作されたもので、パピエ・コレやトロンプ= ルイユといった手法が使用され、現実の再構成としての画面がつくられました。



「フアン・グリス」
「新しい方向目指し模索する 造形的なキュビスム絵画」



「新聞と開かれた本」1913年
参照
https://www.artizon.museum/collection/category/detail/165

23年7月17日撮影

フレンチローズ「ローズジネルジック」
資生堂とデルバールのコラボレーションで誕生。繊細なモーブ色のフリルが優雅に重なり、類いまれな美しさと香りに高貴な気品が漂う。この薔薇に導かれて、クレ・ド・ポー ボーテのオードパルファム”ローズシネルジック”が生まれた。エモーションブルーは2013年度より品種名がローズシネルジックに変更となりました。ローズシナクティフは「ローズシナクティフ」と命名される前は、ローズシネルジックという名で流通していました。その前はエモーションブルーという品種名でした。
品種名 ローズジネルジック
咲き方 四季咲き
花色  赤紫
香り  強香 
作出年 1999年
作出者 デルバール社
作出国 フランス


参照
https://roseraie.jp/barazukan/rose-synactif/
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