Think Globally, Act Regionally:『言葉の背景、カルチャーからの解放、日本人はどこへ往く』

身のまわりに見受けられるようになった「グローバル化」と生きる上での大事な「こころの健康」。さまざまな観点から考えます。

第59回「ポジティブ心理学者推薦の映画館1軒目」Amazon Prime Videoで週末を(改訂版)

2020-05-01 13:11:13 | ■ことばの背景(英語、中国語、日本語の備

☆第59回「ポジティブ心理学者推薦の映画館1軒目」Amazon Prime Videoで週末を(改訂版)☆

久々のブログです。なんと、5年ぶりです。新型コロナで、休みは、日本でビデオを見ています。最近はまっているのが、「ポジティブ心理学」です。人生でよい方向に向かうことについて科学的に研究する学問(クリストファー・ピーターソン)だそうです。

ライアン・ニーミック博士(Ryan Niemiec, Psy.D. 米国オハイオ州の非営利団体VIA Institute on Character所長)の「ポジティブ心理学ニュース」サイトで推薦されているムービーをもとに、2020年5月1日現在、Amazonプライムビデオ見放題(プライム会員無料)になっていて、わたしが見てよかった映画を紹介しましょう。

【とっておきの強み】Signature Strengths

1.『ダイバージェント』Divergent(全三作見放題)2014年米国SFアクション映画

最終戦争から150年後の近未来。全人類は、たった一度の適正検査により性格別に5つの属性―【勇敢。たじろがないdauntless】、【高潔。誠実candor】、【平和。友好amity】、【無欲abnegation】、【博学。博識なerudite】に振り分けられ、そこで一生過ごすことが義務づけられていた。トリスはそのいずれにも属さないと判定されるが、判定を偽り【勇敢】へ加入。厳しい訓練を続けタフな戦士へと成長していく。【異なる者divergent】として命を狙われるトリスは、その管理システムの裏にいる真の敵に立ち向かう!

2.『博士と彼女のセオリー』The Theory of Everything  2014年英国製作の伝記映画

エディ・レッドメインが、著名な科学者スティーヴン・ホーキング博士を演じ、称賛を浴びた。かつては若く健康で活動的だったスティーヴン。21歳の時、彼はケンブリッジ大学の学生であるジェーン・ワイルド(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い恋に落ちるが、時を同じくして余命宣告を受ける。ジェーンの献身的な支えを受け、スティーヴンは意欲的に研究に打ち込む。その内容は彼にとってまさに貴重なもの、時間についてだった。2人は力を合わせて絶望的な状況に立ち向かい、誰にも想像できなかった偉業を成し遂げる。

3.『大統領の執事の涙』The Butler 2013年米国歴史ドラマ映画 
綿花畑の奴隷として生まれたセシル・ゲインズ(フォレスト・ウィテカー)は、見習いからホテルのボーイとなり、遂には、ホワイトハウスの執事にスカウトされる。キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争...、アメリカが大きく揺れ動いていた時代。揺れ動くアメリカと時代に翻弄される家族の物語を描く 。公民権運動で自由のために闘った勇敢な男性と女性に捧げられた映画。
この映画の後に、下の【マインドフルネス】1.『グローリー/明日への行進』を見ると、アフリカ系アメリカ人の公民権運動の歴史がよ~く分かります。

【ポジティブな関係】Positive Relationships

1.『エブリシング』Everything, Everything 2017年米国青春映画

知的で好奇心旺盛な18歳のマデリン。彼女は病気のために、衛生管理された家の外へ出ることを許されない。そんな彼女が隣に住むオリーと知り合い、2人は恋に落ちていく。

【マインドフルネス】(Mindfulness: 今この瞬間の体験に注意を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ気づいていく状態のこと)

1.『グローリー/明日への行進』Selma 2014年米歴史ドラマ映画

1964年ノーベル平和賞を受賞したキング牧師は、翌65年、黒人の選挙権を求める525人の同志と共に、アラバマ州セルマから州都モンゴメリーまで80キロのデモ行進を始めるが、そこに待ち構えていたのは白人の州警察と民兵隊だった。次々と黒人たちが殴り倒されていくニュース映像が全国に流れ、テレビの前の全米7000万人が衝撃を受ける。
「肌の色など関係ない。人は皆平等だと信じるならば共に行進しよう」キング牧師の呼びかけに、全国から続々と人々が集まってくる。翌日、黒人と白人、男と女、大人と子供がしっかりと腕を組み、彼らは再び歩き始めた──。

しばらく、ポジティブ映画の話題を続けていきます。

※クリストファー・ピーターソンによると、ポジティブな特性として「強みとしての徳目(人生での行動原則)」を6つあげています:知恵、勇気、人間性、正義、節制と超越性です。

ライアン・ニーミック博士の「ポジティブ心理学ニュース」サイトのムービー(英語)

『世界でひとつだけの幸せ―ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生』"Authentic Happiness" マーティン・セリグマン Martin E. P. Seligman

『ポジティブ心理学入門: 「よい生き方」を科学的に考える方法』"A Primer in Positive Psychology" クリストファー・ピーターソン Christopher Peterson

『ポジティブ心理学入門 幸せを呼ぶ生き方』島井哲志  (Japanese 日本語)"An Introduction to Positive Psychology - A way of life to attract happiness" Satoshi Shimai


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