☆第59回「ポジティブ心理学者推薦の映画館1軒目」Amazon Prime Videoで週末を(改訂版)☆
久々のブログです。なんと、5年ぶりです。新型コロナで、休みは、日本でビデオを見ています。最近はまっているのが、「ポジティブ心理学」です。人生でよい方向に向かうことについて科学的に研究する学問(クリストファー・ピーターソン)だそうです。
ライアン・ニーミック博士(Ryan Niemiec, Psy.D. 米国オハイオ州の非営利団体VIA Institute on Character所長)の「ポジティブ心理学ニュース」サイトで推薦されているムービーをもとに、2020年5月1日現在、Amazonプライムビデオ見放題(プライム会員無料)になっていて、わたしが見てよかった映画を紹介しましょう。
【とっておきの強み】Signature Strengths
1.『ダイバージェント』Divergent(全三作見放題)2014年米国SFアクション映画
最終戦争から150年後の近未来。全人類は、たった一度の適正検査により性格別に5つの属性―【勇敢。たじろがないdauntless】、【高潔。誠実candor】、【平和。友好amity】、【無欲abnegation】、【博学。博識なerudite】に振り分けられ、そこで一生過ごすことが義務づけられていた。トリスはそのいずれにも属さないと判定されるが、判定を偽り【勇敢】へ加入。厳しい訓練を続けタフな戦士へと成長していく。【異なる者divergent】として命を狙われるトリスは、その管理システムの裏にいる真の敵に立ち向かう!
2.『博士と彼女のセオリー』The Theory of Everything 2014年英国製作の伝記映画
エディ・レッドメインが、著名な科学者スティーヴン・ホーキング博士を演じ、称賛を浴びた。かつては若く健康で活動的だったスティーヴン。21歳の時、彼はケンブリッジ大学の学生であるジェーン・ワイルド(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い恋に落ちるが、時を同じくして余命宣告を受ける。ジェーンの献身的な支えを受け、スティーヴンは意欲的に研究に打ち込む。その内容は彼にとってまさに貴重なもの、時間についてだった。2人は力を合わせて絶望的な状況に立ち向かい、誰にも想像できなかった偉業を成し遂げる。
【ポジティブな関係】Positive Relationships
1.『エブリシング』Everything, Everything 2017年米国青春映画
知的で好奇心旺盛な18歳のマデリン。彼女は病気のために、衛生管理された家の外へ出ることを許されない。そんな彼女が隣に住むオリーと知り合い、2人は恋に落ちていく。
【マインドフルネス】(Mindfulness: 今この瞬間の体験に注意を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ気づいていく状態のこと)
1.『グローリー/明日への行進』Selma 2014年米歴史ドラマ映画
1964年ノーベル平和賞を受賞したキング牧師は、翌65年、黒人の選挙権を求める525人の同志と共に、アラバマ州セルマから州都モンゴメリーまで80キロのデモ行進を始めるが、そこに待ち構えていたのは白人の州警察と民兵隊だった。次々と黒人たちが殴り倒されていくニュース映像が全国に流れ、テレビの前の全米7000万人が衝撃を受ける。
「肌の色など関係ない。人は皆平等だと信じるならば共に行進しよう」キング牧師の呼びかけに、全国から続々と人々が集まってくる。翌日、黒人と白人、男と女、大人と子供がしっかりと腕を組み、彼らは再び歩き始めた──。
しばらく、ポジティブ映画の話題を続けていきます。
※クリストファー・ピーターソンによると、ポジティブな特性として「強みとしての徳目(人生での行動原則)」を6つあげています:知恵、勇気、人間性、正義、節制と超越性です。
☆ライアン・ニーミック博士の「ポジティブ心理学ニュース」サイトのムービー(英語)
☆『世界でひとつだけの幸せ―ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生』"Authentic Happiness" マーティン・セリグマン Martin E. P. Seligman
☆『ポジティブ心理学入門: 「よい生き方」を科学的に考える方法』"A Primer in Positive Psychology" クリストファー・ピーターソン Christopher Peterson
☆『ポジティブ心理学入門 幸せを呼ぶ生き方』島井哲志 (Japanese 日本語)"An Introduction to Positive Psychology - A way of life to attract happiness" Satoshi Shimai