じいくれふの部屋

じいくれふのGはト音記号(G-clef)のG。音楽教室は現在無料塾に。シニア世代になり、新たな活動模索中

八郎

2013年10月07日 | 音楽劇

「八郎」は以前4年生の国語の教科書に載っていました。350_4834001148



八郎潟が干拓され大きく姿を変えたこと、

また減反でこの干拓も失敗だったのでは??という声もあること、

教科書から消えたのはいろいろな理由があるのでしょう。




でもこのお話は子どもたちに是非読んでもらいたいなあと今でも思います。



村の人たちを助けたい、泣いてる子どもの力になりたい、そのために海に沈んでいく八郎。



「わかったあ! おらが、なしていままで、おっきくおっきくなりたかったか!
おらは、こうしておっきくおっきくなって、こうして、みんなのためになりたかったなだ、んでねが、わらしこ!」


八郎の叫びは私たちの胸の奥に響きます。





新任の頃に他の先生方ととりくんで

今回もう一度やってみたいので

と宮城の先生から楽譜のオーダーをいただきました。


この八郎の音楽を作る前に320pxogapeninsulaakijplandsat

秋田、八郎潟の干拓地に行きました。

寒風山にものぼったのですが

本当に名前の通り風が強く寒い。



広大であったろう湖。




八郎の大きさ

どう表現すればいいかなと考えました。Th



歌だけではなく

和太鼓を初めてとりいれました。

横笛の代わりにリコーダーも使っています。


教科書からは消え

機会は少なくなりましたが



それでも時々取り組みたいので楽譜送ってくださいとメールいただくと

本当に嬉しいです。