じいくれふの部屋

じいくれふのGはト音記号(G-clef)のG。音楽教室は現在無料塾に。シニア世代になり、新たな活動模索中

募金

2011年03月20日 | 日記・エッセイ・コラム

_047_1土曜日駅前でダンナの勤務する中学校の生徒会で、募金活動をしたそうです。



中学生たちが一生懸命やっているので道行く人たちの反応もとてもよかったそう。



前の日には、

「生徒会で募金するというので、職場の若い先生が、

『これちゃんとしたところにいくんでしょうね』と2万円募金してくれた。」

と話していました。

赤ちゃんが生まれたばっかりで一馬力の若い先生だそうです。


イチロー1億円、ダルビッシュ5000万円・・・、

有名なスポーツ選手や芸能人の寄付にくらべたらささやかでも

私たち普通の人間したら、日々の暮らしにとっては大きな額です。


自分にできることを

一生懸命する。


それは募金だけでなく、

日々の仕事や人とのかかわりの中でもしなければならないこと。



何もできないと思わないで。

自分が支えられ励まされているように、

家族、友人、様々な関わりの中で、仕事の中で、

たった一人・・・幸せにできるか?

なにがしかの力になれるか?






人という字

のごとく・・・ですね。

「シンドラーのリスト」の中にあった場面、

一人を救える者が・・

のセリフを思い出します。



ラストで、シンドラーは、

もっと多くの人を救えたのに

自分はそうしなかったと泣き崩れる場面があります。







車を提供すれば10人。

ナチスの金のバッヂで二人。

それなのに自分はそうしなかったと。







そんな彼にイザックは、

「あなたは1,100人も救ったじゃないですか」

そして、

「一人を救える者が、世界を救うことができる。」

とユダヤの聖書の言葉にありますと彼を慰めます。





たとえにしたら変かもしれませんが、





東京マラソンで

貧血で座り込んだダンナに

1本のペットボトルのお茶をくれた女性も

目の前の一人を救ってくれた。

そしてそこにつながる私や

応援してくれた人の喜びにもつながった。




一生懸命人のことを思い

何か行動する





ふだんどんなに自分勝手な人間でも

人のことを思い行動するときが

きっとあるんだと思います。





大学時代を仙台で過ごしたダンナ。

やっと一人からメールが返ってきたそうです。

せめて連絡が取れるようになることを祈ります。