ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

今年最後のおしごと

2016年12月30日 12時44分35秒 | 雑仕事
例年、暮れの30日には餅つきをしています。
餅つきと言っても、杵や臼でつくのではありません。家庭用餅つき機で行うのです。
我が家で使っている餅つき機は次のもの。


この機械は実に便利です。
餅米をいれるだけで、米を蒸して、捏ねてくれて出来上がりを知らせてくれます。
一升の餅がつき上がるのに約45分かかります。前日にお米を研いで、水に浸しておき、30分ほどザルにあげて水切りをしておきます。
それを器械に入れて、スイッチをオンするだけで良いのです。

この器械での餅つきで気を付けることは、洗米を前日に行い、水に浸しておく時間を充分にとる事、水切りも充分に行う事ぐらいです。
そして、お米は新米を使う事です。いつかの年に前年の餅米が余っていたのでそれを使って、失敗したことがありました。コメの吸水が不完全で出来上がりの餅に粒粒が多く残ったことがあったのです。
以上のことさえ気を付ければ、ほとんど失敗することはありません。

お供えの餅と切り餅にするものを作りました。



後は夕方まで乾燥させておけば完成です。
私は、家事労働はほとんど家人任せなのですが、餅つきだけは自分でやっております。
これはかなり前からの我が家の伝統なのです。
昔は餅つきは屋外で釜にお湯を沸騰させ、蒸篭で蒸して、そして杵と臼でついていました。
これは男の仕事だったのです。
今ではそれは餅つき機にとって代わりましたが、作業をするのが男であるのだけは変わっておりません。
私の孫は全員、女子なので我が家の伝統はいずれ、変わっていくのでしょう。

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