金沢戦は楽しかった。
まあ、勝ったから言えるんだけど。
前半はどちらかと言えば金沢に押されてた。
そんな中でも右サイドを突破してクロスを新太が押し込んで先制した。
苦しい中でもゴールを決められるようになったのかと思った。
前節の勢いが持続していると感じた。
だが、直後にCKから失点して、何で?って落胆した。
これはいつものパターンでズルズルと失点してしまうのか。。。
選手たちは踏ん張った。
失点からボロボロと崩れなかった。
特に大武が愛媛戦、岐阜戦、金沢戦と調子が上がってきた。
マサルはカウエとのコンビで再生してきた。
右SBの川口は狙われていたものの、怯むことなく果敢に戦っていた。
やっとチーム全体として前を向いて戦えるようになってきた。
後半はあともうちょっとってのが多く地団駄踏んでた。
片渕監督は至恩を起用してきた。
まさかこの重要な場面でユースの至恩を起用してくるとは思わなかった。
至恩は交代直後から私たちを沸かせるプレーを見せてくれた。
90分過ぎてバスに乗るために私はコンコースの端で見てた。
このまま引分けかって、負けよりはいいかって思ってた。
そしたら至恩がやってくれた。
カウエも上手かったんだけどね、至恩が相手選手交わしてシュート打ってサイドネットに突き刺さって。
まさか至恩が決めるとは思わなかった。
もう狂喜乱舞した。
見ず知らずの周りの方とハイタッチし抱き合った。
至恩はおじさんおばさんを狂喜乱舞させる脅威の高校生だ(笑)。
将来、至恩は日本を背負うようなすごい選手になるだろう。
そのとき「俺は至恩の初ゴールを見てるんだよ。そのとき彼は高校生だったんだよ」って自慢できる。
「新潟のメッシ」と呼ばれてるらしいが、私は「新潟の至恩」だよって自慢したい。
スワンはサイコーの雰囲気だったが、私は最終新幹線に乗車するため、試合終了と同時にバス乗り場へ小走りしていた。
2週連続で楽しかったが、勝利のバンザイができなかったこと、勝利のなんともいえない笑顔に溢れたスワンの雰囲気を味わえなかったことが残念だった。