Ｊリーグ秋春制移行のメリットって何？

秋春制のメリットとそれに対する私の反論を考えてみた。
①外国人選手の獲得。
②日本人選手の海外移籍がしやすくなる。
③日本代表の強化試合を組みやすくなる。
④真夏にくそ暑いときに試合しなくて済む。
⑤秋春制に移行すると何か巨額な利権が舞い込んでくる。
他になにかメリットはありますでしょうかね。
では、私なりの反論です。
①の反論
欧州選手、欧州で活躍している選手を獲得するなら確かにメリットはあるかもしれないが、Jリーグの外国人選手はほとんどブラジル人である。
ブラジルは日本と同じ春秋制。あんまりメリットはないと思う。
②の反論
これは確かにあるだろうけど、いったい何人の日本人選手が欧州に移籍できるの？
ほんの一部の選手のために秋春制にするのは馬鹿げていると思う。
③の反論
そりゃ、欧州リーグに合わせてAマッチデーは組まれているからね。
日本で試合を組む場合、シーズン中に極東にベストメンバーで派遣してくれる欧州強豪国がいるとは思えない。
それに海外組の招集はしやすくなるだろうが、日本までの移動距離・時間は今までと変わりない（当たり前だ）。
ま、欧州での試合はしやすくなるわね。。。。。
④の反論
犬飼会長は「サッカーは夏にやるものではない。選手も動けないし」と発言しているらしいがW杯の開催は夏だぞ。
それに夏休みの観客動員は無くなる。
その分を冬休みの観客動員で補えると思っているのであれば大間違いだと思う。
寒い中での観客数は絶対に少ない。
むしろ夏の時期の過密日程を止めれば選手も動けるはず。
7月、8月の開催は試合間隔を1週間以上空けるとかを守れれば、選手の負担もかなり減るはずだ。
⑤はどんな利権が絡んでくるのか想像できないんでわからん。
ま、こんなところでしょうか。
気になるのは共同通信の記事に「犬飼会長は１０年のシーズンを同年７月に閉幕するワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会後にスタートさせる意向。『日本協会とＪリーグでプロジェクトを組み、かなり進んでいる。問題はたくさんあるが、手はあると思う。解決していけばいい』と話した」と書いていること。
「南アフリカW後に秋春制をスタートさせる」ってことは時間的なことを考えると、今年中に決定し、概要を発表するってことだよね。
一旦、06年度の秋春制移行を諦めてからも、模索し、議論していたってことか。。。。。。
「問題はたくさんあるが、手はあると思う。解決していけばいい」
いったいどんな「手」があるというのか？
また、その「手」で「解決」できるのか？
あと一番気になるのは「日本協会とＪリーグでプロジェクトを組み、かなり進んでいる」って書いてあること。
これって、もしかして、アルビをはじめとした北国のクラブもこれに関わっていて、秋春制移行に同調しているんじゃないかってこと。
まさかね。。。。。。。。。
鬼武チェアマンは「当初は10年までにできないと思っていた。10年になるのか14年になるのか、やらない方がいいのかも含めて考えていきたい」とコメントしている。
「やらない方がいい」でお願いします。。。。。