麦の“おかげさまで”

プチ庭のこと、パッチワーク・キルトのことや
 日々の何気ないことを綴っています。

 

盲導犬

2006-07-26 | いのり
最寄駅のホームで盲導犬と一緒のご婦人を見かけたの。
TVでは最近よく盲導犬や介助犬が放映されるけど
実際に見るのは初めて。
さりげなく同じ車両に乗り込み
またまた、さりげなく(笑)隣に座って...

このように働いてる最中は
むやみに犬に話しかけちゃいけないのよね。
で、静かに様子を見てたんだけどーーー
ご婦人にお断りして写真撮らせていただきました。

        

ワンちゃんは、ちらっとこちらを見ただけで
じっとおとなしくご主人様の足元に寄り添って・・・。
   
    

ご婦人の話によると、盲導犬は
当市では2頭、隣の松戸市で3頭、市川では5頭
千葉県全体では23頭位が働いているとのこと。
これだけじゃ、全然足りないのよ、と言ってらした。

せっかく盲導犬を受け入れても犬の世話をしきれず、
挫折する人も少なくないのだとか。
いくら訓練を受けたとはいえ、相手は動物ですものね
毎日の生活となると
不都合なことあっても仕方ないのかもしれません。
「TVに写るのは、しょせんTV用なのよ」とか
「まだまだ、世間に理解されなくて」とも...

日本国内では約950頭で
7000~8000人の視覚障害の方が
盲導犬を希望しているのだとか。
ちなみに米国では1万頭、
盲導犬事業の先進国英国で5000頭が活躍しているそう。
この数字だけ見ても、いかに日本は立ち遅れているか・・・。

「この子に出会えて幸せなの」と言い
電車を降りていきました。

「お気をつけて...ティアラちゃんも元気でね」

「盲導犬育成の募金箱」
コンビ二やスーパーにあるのを思い出しました。