ゴールデンウィーク前、クレーンの整備をしていた時に、キャタピラー内側のとある隙間に、キセキレイの巣と卵が６個あるのを発見しました。近づくと親鳥は少し離れた所から心配そうに見守っていました。安全な場所に移してあげても逆にカラスなどに襲われるし、親鳥の知らない所に勝手に移さないほうが良いとも思い、巣はそのまま無事を願って連休に入りました。
連休明けの今日、作業開始前に覗いて見ると６個の卵が無事に孵化していました🐣
スマホのシャッター音に反応して(親鳥が餌を持って来たと思うのか)一斉に大きな口を開ける姿には、なんとも愛おしくなりました。
現場の同い年のOさんも全く同じ思いで、作業前にどうしようかと相談したところ、へたに移動しても外敵に襲われるのでやはり見守ることに。ただ、前進後進で移動する際、振動で落ちてしまっても全く気付かないのが心配なので極めてゆっくり移動する事に。巣のことも孵化したことも今日初めて知った職長さんも、その件には全く賛成してくれたので感謝でした。
今日の作業中は、親鳥が一日中餌を運んでいたのでしょう。卵の時以上にクレーンの下を何度も潜ったり飛び立ったりしていました。
あとは無事に巣立ってくれることを願うばかりです。
旧約聖書の次のみことばを思い出しました。
"わたしはあなたの神主である。わたしがあなたをエジプトの地から連れ上った。あなたの口を大きく開けよ。わたしがそれを満たそう。"
詩篇 81篇 10節 聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
こちらのみことばも
"神は、海の巨獣と、水に群がりうごめくすべての生き物を種類ごとに、また翼のあるすべての鳥を種類ごとに創造された。神はそれを良しと見られた。神はそれらを祝福して、「生めよ。増えよ。海の水に満ちよ。鳥は地の上に増えよ」と仰せられた。"
創世記 1章 21〜22節 聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
