ケバル川のほとり日本でも

在日4Kの気ままなブログ。

キュリー祭と廃線跡からの一週間

2024-07-28 18:44:19 | 日記

今週の仕事も無地に終わりました! 感謝です😊

もうこの前の日曜日になってしまった話から。

朝は倉吉にある教会へ向かう途中、いつもの「青山剛昌ふるさと館」は夏休みもあってか朝から大勢の人が並んでいました。

鳥取に来てからは、ここにある道の駅でトイレ休憩をしてから教会に向かうのが日曜日のパターンになりました。

車のナンバーを見ると、親御さんも休みの週末だからでしょうか、朝から関東や四国、九州からも来ていました。

たぶんお泊まりで、そして帰りは長距離運転なんでしょうかね。がんばれー✊‼

そして、日曜礼拝の後は一階のロビーでしばしの歓談を楽しみました。お一人のご婦人の方が、「今日の午後はどちらへ」と。

「昨日は梨の博物館に行って夕方まで涼みましたけど、今日は特に決まっていないです。」と応えると、その方が周りの方々に「キムさんに何処かおすすめの食事の店は無いですかね…」と。

皆さん色んな意見を出してくださいました。それぞれの主張が一つ分かったのは、鳥取中部のソウルフード牛骨ラーメンでも(全国区のラーメン店がほんの少し入り込んでいる以外、牛骨ラーメン店ばかり)好き嫌いはあるようでした。

食事の店ではないのですが、一人の方が「関金の廃線跡へ行ってみては?」と言われたので、今日はそこへ行ってみることにしました。

「旧国鉄倉吉線廃線跡」は、観光案内所の真裏から、もう廃線の痕跡は残っておりました。真裏の階段には枕木が使われていました。

徒歩で1キロ程歩くとポスターなどに載っていた美しい竹林に着きました。道中はかなり暑かったです。

しかし、竹林に入ると涼しくなり、見慣れない美しい景色をゆっくり楽しむことが出来ました。🛤️

帰りは、観光案内所で近くの温泉を幾つか教えてもらいました。

その中でも、作りは質素であっても地元の人が通うような関金温泉の共同浴場「関の湯」へと向かうことにしました。源泉掛け流しだそうです。

入浴料金は200円! お風呂は約1.5㎡の小さな浴槽が一つあるのと風呂桶が5~6個あるだけ。蛇口が無ければ椅子も無い。(まだ人がいないうちならと撮影のOKを頂きました)

蛇口も桶も無いので、湯船のすぐ横にあぐらをかいて、桶で浴槽から直接お湯をすくっては、それで全身を洗い流していくスタイルです。

以前、近くの三朝(みささ)温泉の株湯に行った時は、温度が大変熱く、何回も掛け湯をしてようやく肩まで浴槽に浸かることが出来き、1分しか入ることが出来なかったです。

しかしこの関の湯は43度。大きな秒針付きの時計があったので、秒針を一生懸命目で追いながら3分間浸かることが出来ました!🕠️

やはり、新参者はすぐに分かるのですね。地元の常連さんが声をかけてくださいました。

ここのお湯は飲むことも出来るそうで、コーヒーなんかもここのお湯を再度沸かして入れると特別に美味しいそうだとか。

早速手ですくって飲むと無味無臭。なんの癖も無かったです。

お風呂場に入っていた時間は短かったですが、それでも汗が引かないので、脱衣場で扇風機にあたっていると、地元の方が、「隆の勝が勝ったので、照ノ富士との優勝決定戦にもつれ込んだ!」と言いながら入って来ました。

そうだ、今日は名古屋場所、愛知県体育館最後の千秋楽だった!

そんな話しをすると、番台の方がチャンネルを笑点から大相撲中継に変えてくれました😊

私が、「家はこの名古屋場所から近いんですよね。と言っても車で10分位はかかるけるど」と話すと、そこにいた人がすかさず「北区ですか?」と。

なんと、その方は四十代まで名古屋の緑区に住んでいたとそうで。特にその方にとっては懐かしい、まさかの名古屋の話で花が咲きました🌸

そして、その方が「今日はきゅうりー祭が三朝温泉でありますよ」と。

私の理解が備わっていなかったからか、「きゅうりー祭🥒!?」と聞きとってしまったけれど、もう一度聞き直すと『キューリー祭』だそうだ。

どうも、ここの関金温泉や三朝温泉な泉質はラドンだそうで(ラジウムが空気に触れて気化するとラドンという物質に化わるらしい)、キューリー婦人と関係が深いフランスな何処かと三朝温泉の地区とは姉妹都市提携を結んでいるそうです。

昨夜は、大山の納涼花火大会と遭遇して、一人見てきたばかりだけど、せっかくなので行ってみることにしました。

恋谷橋には大勢の人たちが橋の欄干の下や道路の縁石に座り込んで埋めつくしていました。

またお祭りの出し物があったからでしょうか、何組か全身仮装している集団ともすれ違いました。

昨日の大山の一つの漁港で行われていた花火大会も、町内の花火大会の感があって良かったです。

ここは温泉街なので沢山の観光客もこの祭をお目当てに泊まりで来ていたんでしょうね。大変賑わっていました。

川の両側には山。山あいの真っ只中での花火大会は初めてでした。

耳をつんざく轟音が、更にこだまして聞こえてきて「ばん🎆…ばん…ばん…」と迫力満点でした。

もし発射する角度が誤って山に直撃したり、落ちてくる火の粉で火事にならないものかとも心配しました。

欲を言えば、お友達や家族が一緒だったら、もっと良かったのにな。

そんな風にして始まった一週間も無地に終わって、明日は現場の元請けさんと二人で送別会。米子に来て行きつけの韓国料理店で。(最近は平日の夜は食べず、週末だけの楽しみにしている)

出会って一時を同じ場所で過ごし、すぐの別れで残念だけれど、よいお別れをして、心から前途を祝福して送り出してあげたいです👋😊 

70億の中で出会えたこと…。この頃、人と人とのめぐり逢いは奇跡なんだと思えます。

"主があなたを祝福し、あなたを守られますように。
主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。
主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』"
民数記 6章 24〜26節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 


納涼dayだった一日

2024-07-27 23:00:48 | 日記

なんか今日は一日を振り返ってみると、思いもよらずしてとても納涼を実感出来た一日でした。

 

朝は倉吉の教会で小さな集まりに参加した後は、こちらでお世話になっている方に、北条砂丘のうどん屋さんに連れていってもらって、冷たいぶっかけうどんと熱々の天ぷらを御馳走になりました。会話も薬味の一つですね。とっても美味しかったです!

そして午後、梨好きの私にとって、旬の秋頃には訪れてみたいと思っていた、梨の博物館「エースパックなしっこ館」に行ってみました。外は危険な暑さだったので夕方までそこで涼みました。

 

特に、シアター「梨の来た道」の館内は、一回の上映が15分ほどですが、冷房がよく効いており途中で何度も眠ってしまい、3回繰り返し見て、ようやく全体の内容が掴めました。😴

梨のソフトクリームは、若干シャーベット感があり、この時期にはとてもさっぱりと食べやすいソフトクリームでした。

 

梨の食べ比べもあり、館内では涼しく過ごすことが出来、入場料が三百円なら、暑さのなか涼をとるのには最高の場所でした。隣にはジャグジー付きのプールもありました。

 

帰り道の夕食は、現場に燃料配達に来られる人から教えてもらった、鳥取のソウルフードである牛骨ラーメンの老舗「香味徳」の本店に行ってみました。

 

鳥取にいながらにして、お店のテレビでは地元開催で愛知県体育館最後の「大相撲名古屋場所」。夏は納涼相撲大会なんてのもあったりしますよね。

 

名古屋場所と言ったら、昔は真夏の暑さをしのぐため、会場に氷柱があったりもしたそうですね。

 

本日の結びの一番は、照ノ富士と、隆の勝の取組み。

隆の勝が立ち会いの激しい激突の直後、すかさず横綱への喉輪で横綱の上半身が上がったところをそのまま寄り切り。

 

隆の勝が大金星をあげたので、優勝決定は明日の千秋楽まで持ち越しになって面白くなりましたね。

名古屋場所で沢山の座布団が舞う様子も、なんだか納涼を感じる夏の風物詩の一つのような気がします。

 

そして、そこからホテルへの帰り道、納涼花火大会に遭遇しました。「大山納涼花火大会」でした。

美保湾、大山町の漁港の漁船が連なる場所での花火大会は、まさに納涼祭りなんでしょうね。

 

なんだか、今日はとっても夏と納涼を実感した一日になりました。ブログを書いているうちに日付も変わってしまいました。

 

周りの皆々様も、今年の夏もどうかどうか危険な暑さから守られますように。

 

"私は山に向かって目を上げる。私の助けはどこから来るのか。

私の助けは主から来る。天地を造られたお方から。

主はあなたの足をよろけさせずあなたを守る方はまどろむこともない。

見よイスラエルを守る方はまどろむこともなく眠ることもない。

主はあなたを守る方。主はあなたの右手をおおう陰。

昼も日があなたを打つことはなく夜も月があなたを打つことはない。

主はすべてのわざわいからあなたを守りあなたのたましいを守られる。

主はあなたを行くにも帰るにも今よりとこしえまでも守られる。"

詩篇 121篇 1〜8節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

 

 

 

 

 


突然の雷雨にて

2024-07-25 21:29:24 | 日記

今週も明日出勤したらもうお休みです。年々一週間が早く感じられます。

 

4月に入社されたばかりの現場の監督さんが、先月から現場に入ってもう別の会社に転職されるとのこと。この現場を離れるまで、この監督さんと一緒に働けると思っていたので少し淋しいです。海外へ行って設計専門のお仕事に就かれるそうです。

 

私にとっては、せっかくこんなゼネコンさんに就職して…、よく分からないけれど栄転なんでしょうかね。

今週の月曜日は、その監督さんに朝一番に見つけた蝉を手で握り隠したまま「餞別のプレゼント!」と言って手渡したら、「ジジジー」と蝉がタイミングよく鳴いてくれたので、監督さんは「わわわわぁ」と言って最大級のリアクションで驚いてくれました。

 

和気あいあいと働いております。

 

少し前その監督さんが現場のデーターをPCに入力していた時、バッタさん? がヘルメットに居座っていた写真です。

 

そういえば、まだ家の子供達が幼い頃、よく帰宅前の玄関先で昆虫を見つけては家の中で放つと、家族みんなから怒られ、よく顰蹙を買ったもんですが…。

 

私のせいで子供達は昆虫が苦手になったのかも。でも今の人達は昆虫が苦手な人が多いですよね。

今日の午後、ここから激しい雷雨になり現場も早くに退散しました。雷が間近で落ちていたので、もしクレーンに落雷したら、近くにいる職人が一番危ないので、退散するのが一番です。

 

車が止めてある現場詰所に走っていくだけで全身がずぶ濡れになりました。

 

しかし、高速道路から現場に出入りする車輌の交通整理をするガードマンさんは、持ち場を離れられずカッパも着ず、激しい雷雨のなか仕事を続けておられたので、改めて大変なお仕事だな、と思いました。

 

大山は、日本海から近い所にあるので、天候が荒れやすいのですかね。ここ最近、夜間はよくゲリラ豪雨もあったみたいなので、この夏の現場の天候も気になるところです。⛈️

 

おかげで現場を出たあとは、帰り道ゆっくり写真を撮ってから帰りました。

『米子米』。なんだか米だらけですね。

 

今朝の通勤中に聖書チャンネルから教えられ、心に残った聖句です。

 

"キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのために、あなたがたも召されて一つのからだとなったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。

キリストのことばが、あなたがたのうちに豊かに住むようにしなさい。知恵を尽くして互いに教え、忠告し合い、詩と賛美と霊の歌により、感謝をもって心から神に向かって歌いなさい。

ことばであれ行いであれ、何かをするときには、主イエスによって父なる神に感謝し、すべてを主イエスの名において行いなさい。"

コロサイ人への手紙 3章 15〜17節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

「聖書チャンネルBRIDGE」のアドレスです。

https://www.seishobridge.com/?gclid=CjwKCAiAs6-sBhBmEiwA1Nl8s4JnZWQAPpfSL1129kQ-hCj4EOiob3-ynM3HIT-uXDFMDSoX5rOX_BoCP_oQAvD_BwE

 

今は星野富弘さんの特集番組とかもアップされています。

 

日々守られ感謝。また週末も今から楽しみです。😊

祈りつつ。🤲

 


米子美人説!?

2024-07-20 01:11:07 | 日記

今週の仕事も無事に終わりました。😊

写真は今朝の米子市内から撮った大山です。⛰️

仕事を終えて蒜山の現場を少し早めに出て来れたので、名古屋到着は23時頃。やっぱり地元に着くと一安心します。

 

近所にある銭湯は、わりに遅くまで営業しているので助かります。サウナはしっかり熱く、タオルも気軽に借りられ、シャンプー、ボディーソープは無料で備え付け、お風呂上がりの乳液なんかも何種類もあったり、駄菓子やコインランドリーもあり、手ぶらで行けて昔ながらの銭湯にしてはサービス抜群だと思います。

入るなり流れていたテレビを見ると、松本若菜さんが。鳥取の米子出身だったんですね😲

今週の鳥取の米子道の車線拡張工事を終え、いま車で長距離を走って帰ってきて、地元の銭湯に入ってテレビで見た女優さんが米子の人でビックリ。

 

そういえば、現場の同い年の職人Oさんと「米子は綺麗な人が多い」で意見が一致したことを思い出す。

 

同じ年生まれの番台の店主さんと、そんな話や仕事の話しもしながら、お風呂も入れずに、しばし番台でテレビに釘付け…。

 

そんな調子で、地元名古屋人の「どえりゃあ」なんて言葉を聞くと、さらに一安心。もう閉店も近くなったので烏の行水。💨

 

この銭湯のお気に入りは、ジャグジー薬草風呂。これだけはしっかり浸かって、急いで全身を洗ってさっぱりしました。😊今日はワイン風呂でした🍷

 

明日は、お会いしたかった埼玉の方達と会うことが出来、また明後日は(今週は父の召天記念日)でもあったので、父が晩年お世話になっていた教会の方達にも会いに行ってご挨拶。

 

そしてまた米子に戻って働いて、盆休みまではもう一息です。👷‍♂️🏗️⛰️

 

 

 

 

 


とんだ大山登山だっけれど…😥

2024-07-15 20:48:53 | 日記

上の写真は、いつも仕事帰り立ち寄る米子自動車道下り大山パーキングから撮った大山です。

 

今年の3月から大山の麓で、毎日この山を眺めながら作業してきて、いつかは中国地方最高峰の大山に登ってみたい、と思っていました。

 

そして先週末の金曜日、梅雨の最中でも翌日の土曜日は一日天気が良い予報なので早起きして登る事にしました。

一般的な登山道という、夏山登山道から登りました。

 

実は、先に申し上げますが登山のブログとして投稿するのには、あまりにも恥ずかしい限りの内容です。

 

しかし、それでも私にとっては大きな一つの想い出、記念になったので綴らせて頂きます。

山頂までほとんど階段のように整備されておりましたが、普段仕事では一日座りっぱなし、終業後に多少のランニングをしていても、己の体力の無さを痛感しました。

それでも山頂までは無地にたどり着きました。やはり日常とかけ離れた景色や風景に出会えるのは素晴らしいですね☺

 

しかし、この前回の秋山登山で使用した杖(山を登りながら見つけた杖です。全体重をかけてもしっかりしている)が無かったら自力で無事に下山出来なかったと思います(私のなかでは「神の杖」ならぬ「民の杖」と思い愛着を持っています)。

 

登山するパーティーの皆さんが立派なストックを手にしている横をすれ違う時は、はじめは少々気恥ずかしい思いもあったけれど、すれ違う女性の方から「いいもん持ってますね」とか男性の方から「杖、格好いいですね」とか言われると、なんだかいい気になってしまいます。

 

異変を感じたのは、山頂で10時頃に早い昼食をとって後、下山し始めた直後です。

 

少しでも段差や勾配のある所に足を下ろして体重をかける時、両膝に痛みを感じました。

 

歩き始めると直ぐに痛みが酷くなっていくので、「これはまずい事になったな」と思いました。

 

どんどん痛みが増していくので、両方の杖を下の段につき、そしてその両杖に全体重を預けるようにして杖をついた段まで上手に両足をそっと下ろす。そのように膝に体重が極力かからないようにしながら下りて行きました。

 

日が暮れるまでになんとか下山出来れば、と思いながら下りて行きました。

 

しかし、それでもどんどん膝が痛くなり、5分下りてはお尻をついて5分は足を伸ばす。こんなペースで日暮れまでに下りられるのか、水も足りるのか心配になりました。

 

四時間くらいかけ四合目まで過ぎたあたりまで来た時でした。前から登ってきた三名の人達が、私の様子を見るなり「大丈夫ですか?」と。

 

鳥取県警山岳救助隊パトロールの方達でした。

 

「一緒に下山しましょうか?」と言われましたが、私は「この杖でこんな感じで下りて来ましたので大丈夫です」と。

 

私は正直世話にはなりたくないし(面倒な事にもなるかなと思った)、また、このままなんとか行ける、と思いましたが、押し問答を繰り返すうち、「もしも、更に転んで怪我をされては」と言われ、「ここは素直に助けて頂いたほうが無難だな」と思い、助けてもらう事にました。

 

三人の内、二名はそのまま登って行き、一人の方、Iさんが私に付き添って下山してくださいました。

 

その救助隊の Iさんは大きなザックを背負っておられましたが(応急手当一式やドリンク類などか)、更に私のザックまで背負ってくれました。

 

これだけでも相当楽になりました…。

 

そして、最初の休憩時に、名前、住所、登山歴等々を聞いてこられてはメモして、そして誕生日を言った時、「私と1日違いですね!」と。

 

私より二周りも若い方ですが、それからずっと話しながら下山しました。 

 

会話しながらだと会話に集中するからなのか痛みも半減した気分で歩けました。

 

道中、それでも私のペースで休憩する度、無線では「琴浦大山〇〇番、負傷者と何号目まで来ました」と、随時やり取りしていました。

 

職務上、私の状態を観察する為や元気を維持するためにも会話が必要だったのかもしれませんが、興味のある話はやはり楽しかったです。

 

あまり余計なことは話せないですが、鳥取県警に入ってから直ぐにこの部署に就く事になってからの十年や、いろんな事を話してくださいました。

 

鳥取県? 鳥取県警への就職なので、県外への移動は無いこと、富士山やその他のアルプスに登るには連休をとっていかなければ、職務では行けないこと。

 

また、「私のような者がいるために大変なお仕事ですね…」と話したら、「身体を鍛えられてお給料を頂いているんですから、有り難いです!」と。

 

とても立派な模範解答だな、と思いました。

 

私が少年の頃の思いは、バイクで検問を突破しようとして失敗して転倒した時、そのまま後ろの友達とも警察バスに引きずり込まれ、必要以上に○棒で袋〇〇きに合い、助けを求めて叫んだこともあったり等々、確かにそんな敵味方の一面もあったかもしれないが(それは昔の私達だったからこそ…)、今は素直にこのような方々がいて、私達の安全と日常も守られているんだ、と素直に実感出来た。

 

歩きながらも一部分だけでしたが、一つの御言葉を思い出しました。

 

"人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられているからです。
したがって、権威に反抗する者は、神の定めに逆らうのです。逆らう者は自分の身にさばきを招きます。
支配者を恐ろしいと思うのは、良い行いをするときではなく、悪を行うときです。権威を恐ろしいと思いたくなければ、善を行いなさい。そうすれば、権威から称賛されます。
彼はあなたに益を与えるための、神のしもべなのです。しかし、もしあなたが悪を行うなら、恐れなければなりません。彼は無意味に剣を帯びてはいないからです。彼は神のしもべであって、悪を行う人には怒りをもって報います。
ですから、怒りが恐ろしいからだけでなく、良心のためにも従うべきです。
同じ理由で、あなたがたは税金も納めるのです。彼らは神の公僕であり、その務めに専念しているのです。
すべての人に対して義務を果たしなさい。税金を納めるべき人には税金を納め、関税を納めるべき人には関税を納め、恐れるべき人を恐れ、敬うべき人を敬いなさい。
だれに対しても、何の借りもあってはいけません。ただし、互いに愛し合うことは別です。他の人を愛する者は、律法の要求を満たしているのです。
「姦淫してはならない。殺してはならない。盗んではならない。隣人のものを欲してはならない」という戒め、またほかのどんな戒めであっても、それらは、「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい」ということばに要約されるからです。
愛は隣人に対して悪を行いません。それゆえ、愛は律法の要求を満たすものです。"
ローマ人への手紙 13章 1〜10節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

少年の頃は、神が立てた権威など分からななかったばかりか、信仰をもってからも、さらに神の律法にはほど遠く、全く適わない罪人の自分の卑しい姿を教えられています。

 

自分ではどうすることも出来ない神の律法に適わない罪。ただイエス・キリストの十字架による贖(あがな)いのゆえに感謝します。

 

私は、その謙遜に立派な返答をされた方に「おまわりさんのような方々がおられるから、私達の生活が守られているんですね」、と心から思う事を言えました。

 

(おまわりさん、という言い方は、もしかして失礼な言い方だったのかな?)

 

かつての私が、こんな事を言える日が来るとは思いもしませんでした。

 

そのまま会話を続けると二合目まで来たあたりで、先にそのまま登って行かれた二名の方からか無線が入り、「九合目で負傷者②男性70代の方が足を痛めて歩けないでいます」との無線が入りました。

 

私達は、無事に駐車場の車の所までたどり着き、そのまま自分の車に乗って帰れるのを察してくださると、その方は直ぐに負傷者②の方の所に登って行かれました。

 

どんな体力仕事なんだろう! と感服いたしました。

 

また山岳救助隊の Iさんとの下山途中、半ばボランティアだそうですが、医師会のような方も大きなザックを背負っては登って来られ、救助隊の Iさんと挨拶を交わすと、そのまま登って行かれました。

 

こんな連休に、私のような者がいるために、見回ってくださっておられんだ。

 

その後、土曜日の夜と日曜日にかけて熱が出て体調を崩したので、もしかすると、そんな事も元々弱い膝に敏感に現れてしまったのかもしれなです。

 

Iさんも体調を崩しておられなければよいのに…。

 

大変世話をかけてしまいましたが、有り難う御座いました。

 

私にとって大山は、もう仕事中に遠くから眺めているのが、私にとっての一番の距離感だと思うことにします。今日のお昼休みの写真です。

眺めているだけの大山でも、なにか満ち足りるものを感じました。

 

念願になっていた大山登山は、とんだ大失態でしたが、それでも私にとっては生涯忘れられない経験と想い出の一つになりそうです。

 

最後に、この事を妻に報告したら、「いつも周りの人達に迷惑ばかりかけて!」と、言いつつ呆れつつも、優しく叱ってくれました。

 

これからも家族や周りの人たちを悲しませることはないように、体調に異変を感じた時は無理をせず、慎み深い行動をとるように気をつけます。

 

それでも思わず生涯忘れられない想い出を作ることが出来て感謝でした。

写真は翌々日ご褒美に(なんの!)食べたハンバーグ大山丼です😊