ピッコロビーネk&kのぶどう栽培日記

ピッコロビーネとはイタリア語で“小さなブドウ畑”
新しい栽培方法を探求し、おいしいぶどうつくりにチャレンジしてます。

第2農園の収穫がそろそろできそうです。

2021-08-03 | 日記

第2農園には現在7つの品種を栽培しています。

BKシードレス、マスカサーティーン、マニキュアフィンガー、ピオーネ、シャインマスカット、昭平紅、ナガノパープルです。

このうち、マスカサーティーンの成熟が早く、本日(8月3日)の糖度が、高いもので17度で、色も黄色味がかってきました。

こんな感じです。

どの品種も一応糖度18度以上になれば収穫できますが、わが園では19度以上を目標にしてるので

マスカは今週末にいくつか収穫できるのではないかと思ってます。

その他の品種も糖度や熟れ具合を調べてみました。

シャインマスカット(マスカとよく似てますが、シャインの果皮は陶器ぽいつやがあり、いくぶんマスカット香が強め。)

シャインは15~16度であと1週間後くらいから少しずつ収穫できそうです。

ナガノパープル

これも15~16度です。

まだ、果軸の付け根がやや紫色で、付け根まで黒くなれば糖度も上がると思います。

昭平紅(しょうへいこう)

本来、全体的に薄紅色になるはずですが、先だけわずがに色づいてます。

色がきれいにつかないのは今年一気に頑張って房を付けすぎたせいだと反省。

糖度も14度くらいなので、色が薄くても糖度は十分上がるまで待ちたいので、収穫は2週間程度先になりそうです。

ピオーネ

品種がちがうのでは・・・と思うくらいきれいな「紅色」になってます。

本来は黒紫色の品種ですが、夜温が高いこの場所で作っているせいでしょうか?

もう少しは黒っぽくなると思います。

糖度は16度あるので、色はやや薄くても糖度は十分上がりそうな予感です。

ピオーネも今後、2週間程度でしょうか。

BKシードレス

色は黒っぽくなってきました。

糖度は15~16度です。

糖度調査で1粒食べてみました。昨年は味が薄めでやや物足りない感じだったのが、今年コクが感じられ果肉の端切れも良くなって

「この品種結構うまい!」とちょっと見直しました。

これはもう10日くらいで収穫初めでしょうか。

マニュキュアフィンガー

指先の爪にマニキュアを塗ったように細長い果粒の先がピンクがかった紅色になります。

地の色も黄色味に見えてもう収穫できそうですが、まだまだ酸味が強く糖度も低いです。

この品種が一番遅くなりそうで、いつ頃かまだ判断が付きません。

・・・・

ということで、どれもなんとか育ってます。

早い品種で今週末から、その他はお盆くらいから収穫できそうですよ。

 

 

 

 


がんばった紫玉も限界でした。

2021-08-03 | 日記

ぜんかいの記事「 いろいろな障害が起こってます。」で紹介した癌にかかてしまった紫玉は、

成熟を迎えたかと思うとあっという間に実が柔らかくなり始め、これでは一週間も持たないと判断して8月1日に全部収穫しました。

昨年、過去最高の出来栄えだったのが最後の頑張りだったのか、頑張らせたのがいけなかったのか・・・

我が家の紫玉を楽しみにしていただいてる方もいて、今年はお届けできず申し訳なく思ってます。

この紫玉、おつかれさまでした。

来年からは、3年目の新たな紫玉にバトンタッチです。