映画「オデッセイ」 2016/2/17 新宿バルト9
大ヒット公開中?の映画「オデッセイ」。火星に取り残されてしまった宇宙飛行士ワトニーが、絶体絶命の状況下にもめげずに科学の力で生き残り、彼の生存を知ったNASAの人々や帰還途中のクルーがも科学の力で彼を地球に連れ戻すストーリーです。見終わったあと思ったのはいかにもアメリカ的映画で、監督リドリースコットもたいしたことがなくなったと再認識させられました(プロメテウスで味噌付けています)。
原作『The Martian』はアメリカで大ヒット。日本でも2014年に早川書房から『火星の人』という邦題で出版されているそうです。原作は読んでいないので映画の初頭にタイトル『The Martian』をみたときなぜ邦題が「オデッセイ」なのかと思いました。いつもの邦題に関するトラブルであまり感心しませんでした。結果的に映画の価値を下げているように思いました。これに関しては記事があります(http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20160224/E1456242327055.html)。
映画内容は2時間すこしという長さを忘れるほどドキドキハラハラさせてくれるもので、面白かったと思います。火星から帰還して母船でキャプチャーするところなどご都合的なところもあります。軽い映画であったように思います。原作を見てみたいと思います。