kkdaiyaの映画、ミリタリー・ハイテク小説

このブログは、映画、ミリタリー・ハイテク小説の私的な感想を記したものです。

スターファイター 未亡人製造機と呼ばれたF-104

2019年08月18日 | 映画評価
アマゾンプライムビデオ
スターファイター 未亡人製造機と呼ばれたF-104
2016 Zeitsprung Pictures and RTL 

ドイツ映画です。F-104G Starfighterのドイツ空軍の運用と事故、未亡人らの起訴を扱った作品です。
ストーリーの内容や結末はともかく、F-104Gの飛行シーンは良くできていると思います。当時、航空雑誌によく墜落の記事が載っていたことを覚えています。しかし運用した機体のほぼ1/4が墜落したとは驚きました。F-4に変わられて余剰機体がNATO諸国に売却されて使われたこともありました。航空自衛隊の防空任務と全く違い、戦術爆撃任務でもしかすると核を搭載することもあるならば、当然低高度での飛行訓練となりF-104Gの能力一杯の運用をしたと思われます。飛行シーンでも基本低高度の画像が多くなっています。CGで作っているとのことですが迫力ある映像です。撮影では実機を2機程度使用していることが想像できます。F-104G主役の映画を始めてみたので満足です。NATOの維持(東側の侵攻阻止)に貢献した機体です。


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